釧路市男女平等参画審議会(令和5年度第5回 令和6年2月15日開催)

ページ番号1014127  更新日 2024年3月21日

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会議名

令和5年度 第5回 釧路市男女平等参画審議会会議録

開催日時及び場所

令和6年2月15日(木曜日) 午前10時/釧路市役所本庁舎 第2委員会室

主な議題

1 議事

(1)令和6年度男女平等参画推進事業計画について
(2)令和5年度釧路市男女平等参画センターの利用状況及び啓発事業について
(3)くしろ男女平等参画プラン中間見直しについて
(4)パートナーシップ制度について

2 その他

結果

1 議事

(1)令和6年度男女平等参画推進事業計画について事務局より説明、意見無し
(2)令和5年度釧路市男女平等参画センターの利用状況及び啓発事業について事務局より説明、意見が出された
(3)くしろ男女平等参画プラン中間見直しについて事務局より説明、意見が出された
(4)パートナーシップ制度について事務局より説明、意見が出された

2 その他

 令和6年度の審議会開催予定について事務局より説明、意見無し

発言要旨

1 議事

(2)令和5年度釧路市男女平等参画センターの利用状況及び啓発事業について

委 員:「うちのパパご飯レシピコンテスト」は少しマンネリ化している面もあると思われ、工夫していくべき。民間のいろいろな声も入れながら、ニーズに合った事業をしてほしい。
委 員:資料3‐3(ふらっとの利用状況)の折れ線グラフが大きく下がっている理由は何か。
事務局:貸室の利用状況が月によってかなり増減があるためで、理由については分析できていない。例えば8月は27件で680人の利用があり、前月よりも増加している。貸室は利用の申し込みを待つという面もあるが、利用しやすい環境を整えることにより、徐々に利用が増えてきている。
委 員:センター主催事業について、自分も時々参加しており、「パパ's絵本ライブ」は、子どもたちと父母たちが多く来場していた。ライブの終了後に参加者がMOOの下の階に足を運んでお金を落としていく姿も見られ、男女が集まっていてまさに男女平等参画の表れという印象を受けた。MOOも活性化しているように感じられ、とてもいい事業だと思った。この事業については定期的に開催するとよいのではないか。
委 員:読み聞かせはいい事業だと思うので、1回限りではなく実施し、市内にも読み聞かせを行う方たちがいるので、市民の力をうまく使いながら、さらに利用を増やしてほしい。
委 員:啓発事業の一環として活用できるのではないかと考えられる事例として、他都市では、行政がハッシュタグとテキストリンクを指定し、インスタグラムにそれを埋め込むことによって、要綱に合致したものを市ホームページのトップで紹介するということを行っている。そこで紹介された市民や観光客は嬉しく感じられ、費用もそれほど発生しないと思う。釧路でも男女平等参画センターが設置され、事業が多々あるので、テキストリンクと指定したハッシュタグを入れてもらい、例えばセンターの事業と合致していた場合にはホームページでも案内する、などしてみてはどうか。
事務局:技術的に可能か確認し、今後の参考にさせていただきたい。
委 員:情報をいかにうまく届けるかが、鍵だと思う。事業の中では絵本ライブに一番成果が出ているので、次回の開催時は前回の状況と併せて情報を出していくようにしてはどうか。
事務局:「絵本ライブ」は令和元年度までは何年かにわたって実施しており、令和2年度からはコロナの影響により、事業の性質上参加者が密になるという事情があったため、人気はあったが開催できないでいたもので、今年度、コロナが5類になったこともあり、復活できた。

(3)くしろ男女平等参画プラン中間見直しについて

委 員:パブリックコメントでは内容についての意見が多くあり、道外派遣事業は人を探すのも大変であるという印象のため、このままの事業で、中身を少し変えていってはどうか。
委 員:カウンセリング養成講座運営委員会に対する意見として、市からの助成金の範囲内でカウンセラーの人たちに対する研修を行うこととし、2級、3級のカウンセラーを新しく養成することは止め、助成金の範囲でできる事業に変更してはどうか。
事務局:この事業は運営委員会によって実施されている事業であるため、市から事務局に対しては意見を伝えることに止まると思う。
委 員:運営委員会に対しては、事業の改善の方法について、また、責任の所在についてもある程度はっきりさせていくべきではないか。
事務局:養成講座運営委員会に関しては市民協働推進課が担当で、いろいろなご意見が出ていることについては、事務局の方に既に伝えているところである。これからも改善すべき点については協議し、連携しながら事業を行っていきたい。
委 員:中間見直しの内容について、機能別消防団は最初から消防団の中に含まれていて、まだ発足していないけれども、もともと中に盛り込まれているという考えなのか。
事務局:現在、機能別消防団は釧路にはないが、消防団には他のものはないという考え方とのことである。事務局案として、「消防団等」としてはどうかと担当部署に提案したが、消防団はあくまでも消防団のみであるということで、今回修正は行わないこととしたい。
委 員:市の男性職員の育児休業取得割合もまだ低いが、市の職員が率先して育児休業をとり、民間企業は少しずつでもいいので、男性も女性も力を合わせて子育てしていくという方向に一歩でも進めていただきたい。
委 員:「妊娠・出産・育児期における女性と子どもの健康支援」の部分について、出産時、妊婦は陣痛の際には救急車は使わず、家族の車で来るよう言われる。タクシーについては、許可しているところがあれば使うように言われ、少し冷たいような対応をされることがある。釧路市には転勤族も多いと聞くが、夫しか頼る人がいない場合に夫が仕事を抜けられないことがあり、救急車は呼べないため、不安に感じている方が多いのではないか。札幌や帯広では陣痛タクシーとしてシートを引き対応するところがあると聞いており、釧路市では見かけないため、シート代くらいだと安いことなので、陣痛タクシーに対する補助金を出してはどうか。女性の不安を取り除くということであれば、そういったところにも目を向けた方がいいのではないか。
委 員:転勤族の場合、周囲に支援してくれる人がほとんどいない中での出産は生死に関わることで、市で子育て支援を行っていくためには、産むところからしっかり妊婦を大切にしていかないと、安心して住めない地域になってしまう。今回の意見については、担当部署へ情報共有してほしい。

(4)パートナーシップ制度について

委 員:連携協定は大切で、旭川では周辺の町と連携しており、釧路市も道東の核であるため、釧路町や白糠、標茶、浜中、更に根室管内や十勝などとも連携できればいいと思う。北海道の対応の遅れが気になっており、いろいろな面で難しい部分があるのは承知しているが、ぜひ他市町村にも声を掛け、力を合わせていってほしい。
委 員:初めて行うことには賛否両論の意見があるのは仕方がないと思う。宣誓はどのような流れで行うのか。
事務局:予約のうえ来庁してもらい、個室、人目には触れないような場所で、宣誓していただきたいと考えている。
委 員:具体の流れを明らかにすると安心でき、申し込みがあるのではないか。
事務局:要綱制定後、手引きやリーフレットを作成し、いろいろなところに配布し、安心して制度を利用できる仕組みを作って、周知を図っていきたい。
委 員:予約についてはネットや電話での連絡がきているのか。
事務局:まだ予約は受付けていないが、問い合わせは電話及び来庁による。
委 員:電話を掛けにくいこともあるかもしれないため、ネットなどもうまく使いながら、周知に十分力を尽くしてほしい。パートナーシップ制度についての認識は、年代の差はかなりあると思われる。当事者の安心が担保されないと、非常に運用が難しくなる。多様性の時代であり企業にも様々な従業員がいる。そのような人たちが安心できる環境を市が下支えしてほしい。制度については正確な情報を流し、しっかり運用していってほしい。
委 員:要綱案12条で、一方が返還した時はパートナーシップを形成する意思を有しなくなったということで無効になるとあるが、一方が返還されて無効になったということについて、市ではネット上などで共有できるものなのか。それとも、紙だけでの運用になるのか。仮にパートナーシップが解消され、一方が別れたくないとして証を返さず、一方が解消して返還する場合、解消しているにもかかわらず、勝手に所得証明書や納税証明書を見ることができる状態では不安が残ると思われるが、その点はどうなるのか。返還しなくとも罰則規定がないため、その点に疑問がある。
事務局:宣誓には番号を付けるので、一方からの返還があった場合は、例えば宣誓番号1番の宣誓については無効になった旨を関係部署に対して番号で整理のうえ情報共有を図っていきたい。

 

  • 課題外

委 員:情報提供であるが、能登の震災に関して、これまでの震災の際の状況と異なる点は、消防と警察はこれまでどおりだが、自衛隊では女性自衛官が非常に多く支援に入り、男性よりも声掛け等がかなりソフトであるため好評ということがある。そういったところでは女性の方がいいというように変わってきているのではないか。釧路市や北海道でも、そのように進めていっていただければと思う。

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