釧路市男女平等参画審議会(令和6年度第1回 令和6年6月5日開催)
会議名
令和6年度 第1回 釧路市男女平等参画審議会会議録
開催日時及び場所
令和6年6月5日(水曜日) 午後3時/釧路市役所本庁舎 第2委員会室
主な議題
1 議事
(1)令和5年度事業実績と令和6年度計画について
2 報告事項
(1)男女平等参画センターふらっとの令和5年度実績について
3 その他
結果
1 議事
(1)令和5年度事業実績と令和6年度計画について事務局より説明、意見が出された
2 報告事項
(1)男女平等参画センターふらっとの令和5年度実績について事務局より説明、意見が出された
3 その他
(1)パートナーシップ宣誓制度の現状について、内閣府の男女共同参画週間について、男女平等参画センターが主催するセミナーについて、男女いきいき参画表彰の募集について、道外派遣研修生の公募について、次回の審議会の日程について事務局より説明
発言要旨
1 議事
(1)令和5年度事業実績と令和6年度計画について
委 員:産休・育休関係の部分はA評価となるのが当然だと思う。防災会議は国や道の防災のトップや、自衛隊や海上保安庁、気象台などからの委員が参加している会議であり、どうしても男性が多くなり、女性の出席者は限られる。会議の内容は、防災訓練の手順の打ち合わせや実施内容について周知徹底するものであり、釧路市の課題や、市民の声を伝えていくような内容ではない。委員は宛て職によって委嘱されるため女性を増やすことは難しい。防災分野で「女性消防団員の研修会の実施」などの部分にはもう少し力を尽くし、防災に対する市民からの生の声や思いが伝わるようにしてほしい。災害発生時は学校が避難所になる場合が多く、児童・生徒などがいるが、そのような時に教員だけに頼るのか、ということが気になった。実際に大きな地震が起きた時、それが昼間だとしても、皆を守らなければならないために難しさがあり、実際に緊急事態が発生した時にはどうなるのか、気になった。また、災害関連死のことが気になっていて、釧路市では災害関連死の認定の道筋はできているのか。
事務局:認定はしておらず、過去、市が防災対策を始めてから災害関連死の疑いのある案件もないように聞いている。釧路市で大きな地震が起き、避難所に何日も滞在しなければならなくなって、そこで亡くなる方についての災害関連死の認定は、非常に難しい。市役所は経験がないと思う。
委 員:防災について、防災会議が縦割りになっている弊害が釧路だけではなく国全体で生じているために進まないということがあり、難しいと思っている。防災に関するワークショップを開催すると若い人たちがたくさん参加しており、年代は高校生からで半分が女性である。けれどもこの部分に女性が参入できない、意見が届いていないのは、枠組みが町内会などの昔からある形のままであるために、実働していないと考えている。実際に地震が起き大変な事態になった時には、行政に対しての非難がたくさん寄せられて大変な状況になるのではないか。対策を進めていくにあたり、本来は防災担当部署と男女平等参画担当の部署が連携していくことが理想的であると思うが、どこの自治体においても難しく、縦割りの組織になっているための事情があるようである。防災担当部署からは、先般、市民にもう少し近い下部組織を作る方向で検討することになったと聞いたため、詳しくはわからないが、今回C評価となった部分に関しては、次年度には少し評価が上がっていくのではないか。市民の立場としては、活動したいと考えており、実際に動ける若者がたくさんいるにもかかわらず、なぜここに反映できないのかと考えており、もう少し進めていくことができればいいと思う。
委 員:実を言うとA評価が本当にAに値するのか、よくわからない部分もあるが、このように評価が出されることによって、また別な意見が出されることになれば、一歩前進に繋がると思う。
2 報告事項
(1)男女平等参画センターふらっとの令和5年度実績について
委 員:利用者は全体的に伸びているとのことであるが、昨年の絵本ライブは1日で開催したものか。
事務局:絵本ライブは2日間の開催である。
委 員:ふらっとは建物の構造上で導線が非常に難しい部分はあるが、来館者が迷わないように工夫しながら運営していってほしい。法律相談などの件数も増えており、相談できるシステムがあることについて、更に周知し、気軽に相談できるようにしてほしい。貸館の料金は安いはずなので、しっかり宣伝し利用が増えるようにしてほしい。
3 その他
委 員:道外派遣研修は何日間の日程か。
事務局:フォーラムはこれまでは3日間の開催と聞いていたが、今年はホームページには1日限りの開催と掲載されている。詳細はまだ発表されていないが、派遣は2泊3日程度になるかもしれないと考えており、詳細が決まったところで派遣日程などについても考えていきたい。
委 員:若い人で、次に繋がるような人に応募してほしい。研修期間が長いと、仕事を持っていると休暇取得の関係で行けないこともあるので、2泊3日程度であれば、これからも活動できるような人がいたら、ぜひ声を掛けてほしい。次に男女平等参画に関わる人を育てていかなければならない。派遣は女性に限っていないということでよいか。
事務局:男性も応募できる。
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