釧路市男女平等参画審議会(令和4年度第2回 令和4年8月1日開催)

ページ番号1009632  更新日 2022年9月15日

印刷大きな文字で印刷

会議名

令和4年度 第2回 釧路市男女平等参画審議会会議録

開催日時および場所

令和4年8月1日(月曜日)午後3時~/釧路市役所本庁舎 第1委員会室

主な議題

(1) 「男女平等に関する市民意識・実態調査」アンケート内容について

(2) その他

結果

(1)について説明と意見交換

 令和4年度第3回審議会は、8月下旬開催予定

発言要旨

(1)「男女平等に関する市民意識・実態調査」アンケート内容について

委 員:問4「家庭生活」問4の選択肢02に、「パートナー」を入れたことは評価できる。問5に、炊事、洗濯、雪かきなどとあるが、これはどちらから 出てきた設問なのか。

事務局:前回調査と全く同じ設問であり、この10年間の市民の変化の指標として利用できると考え、そのまま残した。

委 員:簡単な電気修理、大工仕事などは女の人も行うため、設問として適切ではないのではないか。もう少し検討してはどうか。

事務局:他の事例も見ながら検討し、最終の時にお示ししたい。

委 員:問1の設問キに「社会一般に通用している常識や見解・慣習などで」とあり、常識や見解と、慣習を並列でつないでいるが、並列でつなぐには、内容に開きがあると思われる。

事務局:「慣習」を削除して「常識や見解など」としてはどうか。この部分も見直 したい。

委 員:問6の選択肢06で「子育ては女性の責任」となっているが、「責任」という表現はよくないのではないか。

事務局:前回の調査でも同じ内容だったが、例えば「責任となって」という文言を「中心になって」などという言い回しにするなど、検討したい。

委 員:問4の選択肢で、単身赴任やひとり親の世帯についてもカバーしたほう がよいと思う。ひとり親の家庭については、DVなどの設問とも絡んでくると思われるため、統計的に見ることができたらいいと思う。

事務局:他の調査なども見て検討したい。

委 員:問31の「自認する性別」については難しいと思う。「女性」「男性」に加えて「それ以外」という選択肢は、LGBTQのQを意識した設問か。

事務局:他都市の調査でも同様の聞き方をしているところもあり、様々であった。「答えたくない」という選択肢を設定している都市もあったが、今回は 「それ以外」を選択した。

委 員:問33に「専門的職業」という選択肢が2つあり、マルをつけるべきところがわかりにくい。

事務局:前回の調査票では、大区分として「自営業」「勤め人」といった区分があ ったものを、設問を簡略化しようとして大区分を削除したところ、わかりにくくなってしまった。

委 員:これまでの調査との関係もあると思われるため、わかりやすい形に工夫 してほしい。

委 員:問31で、「男性」「女性」「それ以外」となっているが、「それ以外」で はなく「どちらでもない」としたほうがよいのではないか。また、国内的 には性の多様性、LGBTQ関係についての担当は男女共同参画ではなく、 厚生労働省に移行するであろうという流れがあり、男女平等参画は、今遅れをとっている、女性活躍についての施策がメインの流れになっていくの ではないかという話を聞いている。

事務局:「それ以外」という表現については、「どちらでもない」という言い回しがいいのかも含め、他都市の例も見て検討したい。この部分は失礼のない ようにしなければならない。LGBTについては、他都市に比べると釧路 市は少し弱いところもあるため、調査したいと考えており、掘り下げていくことはしないものと考えている。

委 員:アンケートの後にどのようにしていくかは別として、釧路市では喫緊の 課題の一つであるので、調べておく価値はあると思われる。

委 員:問31で「自認する性別」を記入する部分は「戸籍上の性別」と「自認 する性別」の2つを書いてもらうと、どのくらいの方が自分の戸籍上の性別に違和感を持っているのかわかるため、その差の数字を拾うことにしてはどうか。

事務局:2つ聞くと比較ができていいと思う。

委 員:問34の選択肢について、学校などで区切っているが、学校に行ってい る割合を知りたいのか、年齢を知りたいのか、設問の意図がわからない。

委 員:問34で、「成長段階」とあるが、成長段階というと、成人となっている ということで判断するのか、社会人になっても子どもは子どもなのか、そ のあたりを明確にしたほうがいいのではないか。

事務局:今回の事務局案で「学校は卒業した」と示しているが、前回調査では「社会人」となっていた。

事務局:本来は、乳幼児や小中学生のお子さんがいるという回答を、クロス集計 の時にお母さんが主に家事をやっているなどという部分と併せて集計す ると意味が出てくる。

委 員:「あなたにとって女性活躍は何ですか」という主旨の設問はあるか。

事務局:そういった設問はない。

委 員:釧路市内で働いている方に聞いたところ、女性活躍についての認識が人によって違っており、専門職で自営業を営んでいる人は、男性に頼らずに 生計を立てていくことが女性活躍だといい、仕事に出ないで家にいる人は、 家庭をしっかり守り、パートナーの居心地を良くするのが女性活躍だとい う。男性目線、女性目線で、女性活躍とはどういうものなのか、市民の認 識を知りたいという意見を聞いたのだが、そういったことについての設問はあるか。

事務局:設問中で女性活躍に直接言及していることはない。

委 員:今回は男女平等参画についての調査であり、男性も女性も一緒に、差別 を受けることもなく、より良い人としての生き方を求める中で、「活躍」 という言葉に振り回されすぎない方がいいのではないか。「女性活躍とは何か」ということについては、別のところ、例えば男女平等参画センター ふらっとで、インターネットなどを用いて、子育て世代などを対象にアン ケートをとるなどしてはどうか。

委 員:家事は誰がやるか、ゴミ出しは誰がやるかなどということは、人それぞ れで、近所の家庭では男子がゴミ出しなどをしており、それぞれうまく家 庭で折り合いがついているのではないか。前回調査から10年経ったので、雪かきをどちらがやるなどということではなく、次のステップにもう少し進めていけばいいと思う。 事務局:10年前はなかなか進んでいないということがあったため、10年たっ て進んでおり次のステップにいけることが確認できれば、比較ができていいと思う。古い内容の設問が多いが、前回調査との比較のために残したい。

委 員:問34「お子さんはどのような成長段階ですか」の「成長段階」という 聞き方は「お子様の状況についてお聞かせください」としたほうがよいのではないか。

事務局:訂正したい。

委 員:文言は整理の必要があるが、アンケートについては、今のところはこの形とし、他に修正すべき点について、気付いたことがあったら、事務局まで連絡してほしい。

このページに関するお問い合わせ

総合政策部 市民協働推進課 市民協働係
〒085-8505 北海道釧路市黒金町7丁目5番地 釧路市役所本庁舎2階
電話:0154-31-4504 ファクス:0154-23-5220
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。