釧路市男女平等参画審議会(平成23年度第2回 平成23年10月19日開催)

ページ番号1003129  更新日 2022年8月25日

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会議名

平成23年度第2回釧路市男女平等参画審議会

開催日時及び場所

平成23年10月19日(水曜日)午前10時30分
釧路市役所2階 第3委員会室

主な議題

  1. 平成22年度男女平等参画推進施策の実施状況について
  2. 平成23、24年度の男女平等参画推進施策について
  3. その他
    1. 男女平等参画相談員の相談状況について
    2. 「防災に女性の視点・声を」という意見について
    3. 今後のスケジュール等について

結果

  • 今回は、意見交換のみ
  • 平成23年度第3回審議会は、2月開催予定

発言要旨

1.平成22年度男女平等参画推進施策の実施状況について

委員:22年度実績で計画では予定がないものを実施しており、23年度も計画では実施予定はないとしているが、どういう計画になっているのか。
事務局:内閣府の支援事業に団体が応募し実施に至ったもので、当初から予定していたものではない。23年度も同様の支援事業を活用して実施する。国や道の支援事業を活用し、経費がかからない方法で実施している。

2.平成23、24年度の男女平等参画推進施策について

委員:女性限定は男女平等参画ではないので、「女性教育活動費」という事業名を「教育活動費」にできないか。男性参加も認めるべきで、たとえば企業に参加してもらうという方向性はどうか。
事務局:最近は女性限定ではなくもっと門戸を広げた方がいいとの意見もあるので検討してみたい。企業などとの連携による職場からの参加の方向性も考えてみたい。
委員:男性への普及では、企業の研修などにアプローチするとか、市の出前講座もやらせていただきたいというアプローチが必要。ぜひ、市のほうが動いて、アプローチしてほしい。
事務局:これまで企業へのアプローチはしていなかった。企業の研修体制はわからないが、審議会委員の企業の方などに相談しながら検討していきたい。
委員:24年度の内閣府支援事業活用として3事業が示されているが、事業実施に当たっての募集はどういう方法で行うのか。企業、団体だけなのか。
事務局:事業対象が自治体は対象外で、関連団体、男女平等参画に関連する取り組みをしている団体が対象というものが多いことから、広く募集することは難しい。
委員:関連団体だけで終わるのはもったいないが、実施する団体から一般市民に広める方法を取るのか。
事務局:周知は団体の方でやり、どなたが参加してもいいようにはなる。
委員:子どもたちの学力問題、学習習慣の問題は、非常に家庭の問題が大きいという意見が次世代育成支援対策地域協議会で出されていた。男女平等参画審議会からも、こうした関係性についてもっと発信してほしい。今後は、次世代育成支援対策地域協議会と男女平等参画審議会との関係を少し強め、学校教育に関係する事業項目の中に男女共同参画ということを入れるような形を検討してほしい。
事務局:男女平等参画の切り口からもそういった問題を取り込むように今後も連携を進めていきたい。
委員:10月15日の講演会の男性出席者は何人くらいだったのか。セミナーなどの開催時には、男性の参加を市から働きかけるべきだ。男女平等参画推進は、女性よりも男性の意識が変わっていかないと進まないと思う。
事務局:今回の講演会は、15名ほどの男性参加があった。男性の参加については、いろいろなルートを使いながら広報しているが、もっと男女平等参画自体の意味をわかっていただくようにしていきたい。
委員:頭に「男性のための」とか付ければいいのではないか?
事務局:そういうことも考えたい。今回、一人若い男性の参加者がいて、終わった後も先生とやり取りしていた。いい傾向だと思う。
委員:年輩者と違って若い人のほうが男女平等とかに抵抗感がないと思う。
委員:結婚年数が若いご夫婦の離婚が、釧路は多いという印象がある。「新米パパさんのための育児講座」というような男性向けのネーミングをしたものをやるといい。
委員:「男性のために」というと身構えてしまうので「男性にもよくわかる」というような引き出し方もある。
事務局:ぜひ、そういうような企画をしたい。
委員:パンフレットの作成を今検討中ということだが、部数がどれくらいなのか、配布先はどういうところを考えているのか、目的を教えていただきたい。
事務局:どういう内容のものにするか、まだ決まっていない。作り方を工夫して、できるだけ広く皆さんに配れるようなものにしたい。市有施設に置く、関係団体を通じて配る、イベントのときに置いてもらうなどの方法で配布したい。
委員:今すでにあるパンフレットに類似したものを作るのか、それとも特化した目的を持ったパンフレットを作るのか。何のために使うのかというところから審議し、強い目的を持ったパンフレットを作成していただきたい。
事務局:了解した。
委員:関連して、このパンフレットは、いつまでに作る予定か。どのような配布方法で、スケジュールは。
事務局:パンフレットは今のご意見も勘案し作成したい。早ければ年内に作りたいが、年明けになってしまうかもしれない。配布は、内容にも寄るが、市有施設に置く、団体を通じて配る、イベント等で配布など、広い範囲で配れるようにしたい。年度内には間違いなく作成する。
委員:PDFのような形にして、1部か2部だけをまずは送って、後はデータを提供し、いつでも必要な部数だけプリントアウトできる手法を取り込むと、非常に迅速で費用もかからない。単純に見ておくだけのところと、取り組まなくてはいけないところのメリハリをつけてはどうか。
事務局:ご意見ありがとうございます。
委員:24年度に向けて国や道からも情報誌やパンフレットがくるのか。どの程度きているのか。
事務局:国では内閣府や国立女性会館の広報紙、道では道立女性プラザなどから、定期的に毎月発行している冊子がきている。送られてくる部数は1冊か2冊。単発のチラシや、事業の広報依頼がきたら、市政情報コーナーに置くなど、市民の目に触れるような形を取っている。
委員:ほとんどが啓蒙資料ということか。道などとの連携はあるのか。
事務局:大体はそのとおり。道の関係機関と連携してとか、道や国の支援事業を活用する、あるいは道の計画を参考に市も一緒にやる部分はあるが、道と直接やり取りをしてという部分はほとんどない。
委員:女性プラザなどからくるような書類は綴じてあり、見たいときには見せてもらえるのか?
事務局:お見せできます。

3.その他(1.男女平等参画相談員の相談状況について、2.「防災に女性の視点・声を」という意見について、3.今後のスケジュールについて)

委員:盛岡の女性センターの副理事長から、女性の防災に関して、避難所の問題について話を聞く機会があった。設備不備で大変女性たちが困ったということや、避難所の仕切りも男性の指示で女性の意見はほとんど聞いてもらえなかったという報告があった。女性のリーダーが仕切っていたところはうまくいっていたこと、いろんな視点で女性が仕切り計画を進めていくのがうまくいくことの一つだったと聞き、これからは男女平等参画の視点で男性にも意識を変えていただかないとならないと感じた。
委員:防災イコール男性みたいな観念がまだあるので、事前に防災に関しての勉強や研修をすること、防災に関して女性が学ぶことも非常に大切だと感じた。
委員:防災計画の中で女性の意見を吸い上げる機会をということだが、インターネットを利用し広く市民から意見を拾うという方法もあると思う。
事務局:その件についてはご意見として防災担当の方に伝えたい。

担当課係

市民協働推進課市民協働担当

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