釧路市男女平等参画審議会(令和元年度第3回 令和2年2月14日開催)
会議名
令和元年度第3回釧路市男女平等参画審議会
開催日時及び場所
令和2年2月14日(金曜日)午前10時30分
釧路市男女平等参画センターふらっと会議室1
主な議題
- 令和元年度釧路市男女平等参画推進庁内連絡会議の開催結果について
- 令和2年度事業計画(案)及び予算(案)について
- 釧路市男女平等参画センターの利用状況について
- その他
結果
- 開催結果の報告
- 令和2年度(案)の説明
- 利用状況、事業の報告
- 次回審議会の開催予定は6月
発言要旨
議題1「令和元年度釧路市男女平等参画推進庁内連絡会議の開催結果について」
事務局:次年度以降、効果をもたらすことのできる事業計画に見直していくことが必要。事業内容が分かりやすい事業項目に心がけること。職員課・消防本部総務課の取組について説明。
委員:消防の事例紹介などで女性消防士が活躍する職場での育児休業取得など、まだ課題は多い。なかなか民間に浸透するのはむずかしい。職場における気持ちのジェンダーを取り払うのはむずかしく、現代はハラスメントの問題もあり対応に苦労している職場もある。他の職種の意見交換なども必要。
委員:男性視点から考えると、改めて難しさを感じる。
委員:色々な課題があることを改めて確認。
議題2「令和2年度事業計画(案)及び予算(案)について」
事務局:令和2年度に新たに予算要求している事業について説明。
委員:参画通信についての市民や庁内の声などは聞こえてきているのか?
事務局:最近は掲載してほしい内容など意見を頂く機会はある。今後も女性としてのロールモデルにとどまらず、企業としての取り組みなどの紹介としてもこの通信を活用していきたい。
委員:身近な会社の紹介なども発信していってほしい。他の事業も周知にはSNSなども有効に活用して取り組んでほしい。
委員:実際に市民が何を望んでいるのかを聞く機会、生の声を聴いて、今後の行政の取組に活かしていかしてほしい。ふらっとが聞く方がより本音に近いものが聞け、行政が取り組むべきものも見えてくる。
委員:色々なことに取組んでいるが、女性たちが、どのようにして情報を知りえているのか疑問に思う。通信などもなかなか目にしていないのではないのかと思う。育児休業を取りたいと意思表示をすることや、復帰してきたときの不安や、職場の環境や、保育の環境など,環境の整備やそれに係る経費の必要性など多くを考えさせられる。大変大切なところではあるが、先は長いと考えられる。
委員:環境整備の問題は大切。
委員:育休に関しては、整備されてきている。採用に関しては、女性は地域限定の一般職の採用の概念であったが,総合職へと変化している。男性の育児休業は、釧路市がしっかりした見本をしめしてくれるともっと取得しやすくなる。
委員:経済的な支えが必要。民間企業を支援してほしい。現実的に動いていくべき。女性の総合職採用に変化してきていることは大変良い傾向。男性への支援も必要であり,このような意見や話し合いがされた内容が市に伝わっていくことが望ましい。
委員:男性が長期間休暇を取ることには収入面も含めまだハードル高い。5日間程度の出産休暇などは、取得するように推進できる。男性も女性も平等にという考えからも、釧路市内の中でも色々な企業があり、職種の違う方たちで情報共有や、意見交換など交流することで新しい考え方が生まれ働きやすい環境が整ってくる。
委員:交流が生まれることで、いい形が整う。
委員:ふらっとフェスタなどはSNSを有効活用し、広く多くの人たちを上手に巻き込み集客を図る内容など、色々と連携を図るとよい。また進行状況など同時にアップロードするなどの工夫がされていて感心した。
委員:子どもたちをうまく遊ばせるシステムや施設もあるといい。その方が人を集め啓発の機会も持つことができる。参考意見としておもしろい。さらなる工夫に期待したい。
委員:道外派遣研修の研修生の扱いが変わるとの説明だが「縮小」などの影響とはないのか?
事務局:必要性を訴えた上で、予算の組み換えを含めて増額の要求をしたもの。研修を受けた方たちが現在も活躍していることを前面におしながら、予算要求を継続する予定。
委員:宣伝、PRの方法が弱い。面白い企画もあるのでSNSを有効に活用して広く周知してほしい。女性が社会進出するためにも育児休業の取得など必要なことだが給与が減額されるなど切実な問題がある。他の機関と連携する例として生活困窮者の方などが、できる範囲で働きながらその中から充実感も得られる方法など、他に充てることができる働き方など考えていくべき。
委員:働ける状態にある人に、働く保証をしてあげることも行政の役割。情報がうまく伝われば、みんなが助け合える。事務局も受け止めてほしい。
議題3「釧路市男女平等参画センターの利用状況について」
事務局:センターの利用状況および市民協働推進課の事業について、資料に基づき説明。
委員:センター主催事業で「起業を目指す女性の創業セミナー 女性女子だけで話してみよう」というセミナーについては、コメントバックシートなどもらってフェイドバックするとしても女子だけで話すことがどんなものだったのか。
事務局:実際には男性も参加していた。実際に起業した女性と参加者が非常に近い距離間で、具体的な話ができていたイベントである。参加者と直接トークする方が会話形式で、同じ場所で情報共有できた。現実感のある情報交換だった。女性だけで情報共有するのではなく、男性とも同じ情報共有が必要だと思っている。ただ、現状ではまだ女性も同じラインに立っているとは言えず、まだ底上げが必要である。同じ場に男女がいる事で情報共有できることも事実であり。周知方法なども色々考えながら提案していきたい。
議題4 その他
事務局:次回審議会は、6月でご案内予定。今月18日にふらっとでメイクアップでモチベーションアップのセミナーを開催。
委員:なければこれで本日の審議会を終了。
担当課係
市民協働推進課市民協働担当
このページに関するお問い合わせ
総合政策部 市民協働推進課 市民協働係
〒085-8505 北海道釧路市黒金町7丁目5番地 釧路市役所本庁舎2階
電話:0154-31-4504 ファクス:0154-23-5220
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。