釧路市男女平等参画審議会(平成28年度第1回 平成28年7月5日開催)

ページ番号1003113  更新日 2022年8月25日

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会議名

平成28度第1回釧路市男女平等参画審議会

開催日時及び場所

平成28年7月5日(水曜日) 午前10時30分
釧路市役所2階 第3委員会室

主な議題

  1. 平成28年度男女平等参画の取組について
  2. センターの利用状況について
  3. 企業向け意識調査の実施について
  4. その他(男女平等参画都市宣言について)

結果

  • 今回は報告と意見交換のみ
  • 平成28年度第2回審議会は、8月下旬開催予定

発言要旨

1.平成28年度男女平等参画の取組について

委員:「男女いきいき参画表彰」の現在の応募状況は。
事務局:応募が始まったばかりなので今日現在ゼロ。
委員:募集の対象は基本的に女性がメインで、代表者が男性などは対象から外れるのか。
事務局:女性のみを対象とするのは一部で、基本的に男女どちらも対象になる。
委員:推薦が主体となるのか。
事務局:推薦という形をとる。

2.センターの利用状況について

委員:現在登録団体は何団体あるのか。
事務局:11団体。
委員:その11団体の月の利用回数はどのくらいか。
事務局:月にコンスタントに使っている団体ばかりではない。団体別・月別の集計資料を持ち合わせていない。
委員:登録団体が少ないという印象があり、利用が思うように進んでいないように思う。
委員:実際に使い勝手が悪いのには、他の施設と何か差があるのか。
委員:駐車場の面からいうと、「わっと」や「ふらっと」は駐車場料金がかかるが、「まなぼっと」や「交流プラザさいわい」は駐車場が無料だから使いやすいのではないか。
事務局:錦町駐車場と河畔駐車場を利用の場合、3時間まで駐車場料金は無料となる。使い勝手については、個室になっているところが一部しかなく声が通り抜けてしまうこと、大人数の会議はホール部分を使うことになり机や椅子は自分たちで設置することになる。閉館が7時なので、特に仕事をしている人たちには使いたい時間帯が違うということが出てくる。頻繁に使用してくれる団体も多いので、貸館は思っていた以上に利用はされている。
委員:センターの場所がなかなかわからないという方も多いので、1階や入口、エレベーターの前などで場所の周知ができればわかりやすくなると思う。
事務局:建物を管理している河畔開発公社に、場所のわかりやすい表示等について、もう一度相談し検討してみたい。
委員:センターのPR的なことも広報紙を使ってするなど、みんなでうまく活用できればと思うし、オープンスペースをうまく使うことでもっと参加者も募れるのではないか。これ以上センター内を改修することはできないのか。
事務局:それは難しい。
委員:建物の構造上難しいという理解でいいか。せっかくいいものを造ったのでいい使い方をしていきたい。
委員:10時からの会合で会議室を使ったとき、1階は開いてないのでどこから入るのかわからずぐるぐる回って、10時に1階が開いてから入れたということがあった。
事務局:10時から貸館の場合、申し込みの段階で1階の商業施設が10時からなので入口がわかりにくいこと、併せて、MOO駐車場側の業務用エレベーターと郵便局の裏側にあるエスカレーターは10時前にも使えるということ、3階まで来ると矢印の案内がたくさんあることを説明している。
委員:何か工夫して、公社との話の中でいい方向に進めてほしい。

3.企業向け意識調査の実施について

委員:何のため、何処を目的に調査するのかを見極めてほしい。内閣府や苫小牧はワーク・ライフ・バランスについて聞いており、この視点は入れていかなければいけないと思う。セクシャル・ハラスメントの項目は前の調査と同じでは使えない。どこをポイントにおいて調査するのか、項目数、質問数は減らしていかないと、回答も非常に少なくなると思う。前と今がどのように変わっているのかがある程度みられる調査項目をしたてなければいけないと思う。今回の調査では、当然内閣府の調査にも絡み何点かのポイントを絞るべきで、もう少し精査して事務局には調査項目を練ってほしい。例えば、雇用機会均等法についてはもうそういう時代ではないので外して、調査対象企業も従業員数がある程度少ないところから対象にしていかないと、本当に困っている実態は出てこないと思う。回答数を減らすこと、そして目的をもう少しはっきりさせることも含め検討してほしい。
委員:雇用機会均等法については大体熟知されているので、そこの設問はクリアしていいかと思う。実際に小さい規模の業界で正規社員と非正規社員の割合がどうなっているのかなどがわかるような設問の仕方の整理が必要。育児と介護のダブル介護についての設問の仕方を少し変えてみれば、もっと今の状況が浮き彫りになるのかと考える。
委員:正規雇用とか非正規雇用にかかわる問題について、北海道など別な形でほかの部署が調査していないのか。
事務局:定かではないが、そのような関係の調査をやっているとすると商業労政課か、あるいは経済統計や商業統計などの一部に入っているのかもしれない。
委員:調査項目については、他部署の調査との精査をして重ならないよう、事務局に調べていただきたい。
委員:今回の調査は8年ぶりの調査になるが、最終的に報告書で前回の調査との比較を目的にするか否かで、どこまでアンケートの項目をかえるのか、比較対象をどこまでにするのかを明確にしたアンケートにするべきだ。なかなか女性が活躍できないのは、結局は長時間労働の慣行が根強く残っているからで、長時間労働の是正・実態、女性と男性の働き方や労働時間の違いの比較ができるような設問が必要と思う。
委員:今、釧路市内をみると、介護関係の企業が増えていて大企業になってきている。市内の企業分類を考えたうえで現実にあった形でやるべきだと思うので、商工会議所の名簿からの抽出だけでいいのかを考えた方がいいのでは。
事務局:分類としてはサービス業の中に医療関係が入っていたと思うが、商工会議所の会員として登録しているところがあるかどうかも含めて調べてみる。
委員:札幌の業務分類はその他を入れて13分類だが、他市も参考に釧路市ではどういう分類がいいのかを見直してはどうか。30名以上の企業にこだわらず、実際に10名以上を対象としている市町村もあるので、小規模企業の声も吸い上げていくという考え方をした方がいいかと思う。
委員:北海道では女性の管理職をパーセンテージとして15%上げようといわれている。今は女性が活躍する、総合職になることが社会的に求められている時代なので、そのような視点からも一般の企業の実態が知りたい。管理職への登用ということでは、公務員や教育界では非常に女性は優遇されていると思うが、一般企業では家庭を持っていたり子育てをしている女性のために、企業としてどのような努力をしているのか、人材を登用する意識をもっているのかなどがわかるような項目もあれば、20年度の調査とは少し変わっていくのではないか。特に最近は子育てよりも介護なのかとも思い、女性でも男性でも、正規職員で介護の休暇を取れるような状況になっているのか、とらせようとしているのか実態が知りたい。
委員:質問の量の問題はあるが、LGBT対応をするというのは、ある意味流れになっているのでその点も検討してほしい。
委員:非常に大事なことだと思うが、この男女平等参画の調査の質問事項としてどのように扱っていくのかというのはかなり難しいのではないか。その調査をやることによって何を意図するか、どういうところに繋げどういう風に展開させ、市としてどういう対応をしていくかなど、「調査しました」で終わらせないよう深く考えてから入れてほしい。調査をかけるなら、市として市民のために何を改善できるのかという視点でやらないと調査の意味がないという気がする。
委員:釧路で企業がLGBTの対応をとっているのかどうかもわからないので、ハラスメント問題の実態やLGBT対応など、他で明らかになっている調査がないのであれば実態を把握するということでは重要な一歩になると思う。非常に微妙な問題なので、今回は企業対応の実態把握が先と思う。
委員:男女平等参画に取り組んでいる中で、何を一番問題としていくかという視点を忘れないようにして調査をお願いしたい。例えば、LGBT対応についても、もっと別なところで調査できないのか、他でやれるところがなくこの調査しかないとしたら、やはり視点として入れていかなければならないと思う。
委員:前回の調査がどんな取りまとめで終わったのか気になる。
委員:前回の調査は、その前に行った調査を基本に前回からどう変わっているか比較ができるような項目で調査を行ったのが1点と、雇用機会均等法の関係で新たに出てきた部分を追加したという記憶がある。前回と同じようなことを聴くにしても、項目を見直すべきところがいくつかあると思う。設問の仕方と文章のつくり方、項目の中身に問題があったところはなかったかという気もしているので、その辺も見直しすべきだと思う。
委員:企業の調査は、企業でどのようにどういう意識を持って男女平等参画に取り組んでいるかの実態を知るというのが一番大きいことと思う。男女平等参画の取り組みが、企業単位で仕事と結びついたり働く環境と結びついているところを知らなければならないから、目的は明確にしていかないといけない。他のアンケート調査結果をきちんと調べたうえで考えた方がいい部分があると思う。
委員:とにかく私たちが手に入れなければならないのは、職場の中での男女間の格差なり違いなりを実態として知ること、職場における男女平等参画がスムーズに行われているかどうかの把握、それが意識調査の目的だということにしかならないと思う。もっといっぱい知りたいことはあるが質問には限度もある。
委員:調査にあたっては、当然ねらいをどういう部分に絞っていくのか、目的とねらいとそのあと、そのための設問ということになると思う。例えば、平成25年の市民向け意識調査でフォローするもの、今回の企業向け調査でフォローするもの、その中で何を導き出していくのか、何をみようとするのかというところを明確に示してほしい。今までの調査結果や他のデータも含めて調査項目をどう絞っていくのかというところを明確にした上で、審議会の中でのコンセンサスを得た上で、この項目はいらないということになっていくと思う。事務局案の提示にあたっては、この項目は他の調査のデータを使えば聞かなくていいという考え方で、他の調査結果と照らし合わせた上でここが知りたいというものをわかりやすく見せてほしい。資料的なもので過去にどういう形で調査をしてきたかというものも示してほしい。
委員:事務局で今日の意見等を参考にしながら、次回開催時までにもう少し調査項目を検討してもらいたい。目的をきちんと明確にした上で、他で実施している調査のデータの中で使えるものは利用することにし思い切って外してしまうなど、その辺を明確にした上でこの調査項目にしたという示し方にしてほしい。

4.その他(男女平等参画都市宣言について)

委員:来年宣言するということか。
事務局:検討するということです。
委員:宣言するなら早い方がいい。
委員:宣言するだけなら意味がない。

担当課係

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