釧路市男女平等参画審議会(平成28年度第2回 平成28年8月30日開催)

ページ番号1003112  更新日 2022年8月25日

印刷大きな文字で印刷

会議名

平成28度第2回釧路市男女平等参画審議会

開催日時及び場所

平成28年8月30日(水曜日)午後1時30分
釧路市男女平等参画センター 会議室1

主な議題

  1. 釧路市まちづくり基本構想の策定について(都市経営課より説明)
  2. 企業向け意識調査の調査内容について

結果

今回は、報告と意見交換のみ
平成28年度第3回審議会は、9月下旬開催予定

発言要旨

2.企業向け意識調査の調査内容について

事務局:前回審議会で意見をいただいた部分の整理、(1)「他部署の調査との整理」については、商業労政課の「労働基本調査報告書」があり年齢別の従業員数や各種制度の有無についてはこの調査の結果が活用できると考えている。(2)同じく、長時間労働の是正やワーク・ライフ・バランスについても、労働時間の部分は男女別・業種別の調査結果を活用できると考えている。意識の部分についてはこの調査では行われていない。(3)調査対象については、事業所分類で介護事業所など医療機関が少ないという点だが、「労働基本調査報告書」での対象名簿を使うことにして、一度精査した上で医療機関や介護事業所の整理をして抽出し追加する。(4)子育て・介護休暇の促進部分の把握については、他の設問の中で把握可能と考える。(5)LGBTについては、国の第4次基本計画と同じような考え方でいきたいと考えており、来年度の次期プラン策定時に審議いただき今後の方向性を決めていくこととし、今回の意識調査の設問としては取り入れないこととした。
委員:調査票10頁の問14の7「主婦としての経験が活かせるため」は削除するか男性の回答欄に斜線を引くかした方がいいのではないか。
委員:主婦(主夫)としてはどうか。
委員:前回の調査時は、女性パートタイマーという枠組みの中での「主婦」の割合を抑えたいということでの設問だったが、今回は女性パートタイマーに限定せず非正規職員という枠組みの中での主婦層の動向を抑えたいということであれば、あえて「主夫」を加えることもありだが、何を抑えたいかという趣旨によると思う。
事務局:別の項目6「技能を必要とする仕事があるため」で捉える考え方でもいいかと思う。
委員:問14の7は削除するということでいいと思う。(他の委員から賛成の声あり)
委員:枝番がついた設問があるが、質問数が多く見えてしまうので、枝番のついた質問は段を変えるなどレイアウトを工夫しコンパクトにまとめ、それぞれの設問にかかる問は1つというイメージを持たせた方がいい。設問の順番について、従業員の勤務年数などすぐには答えられない質問が先にくると面倒に思われるので、会社の概要については最後にもってきた方が多くの回答を得られると思う。
委員全員:賛成。
委員:10頁問13の5「女性を積極登用・評価に関する取組」の部分だが、「…に関する取組」ではなく「…の明確化」あるいは「…を明確化しているか」という問の方がいいと思う。
委員:人事考課について、企業が職員に対してきちんと説明しているかだけの問題と思っていて、設問の中で「評価」ということを出すのは女性だけではなく非常に難しいところがあると思う。
委員:この設問に「評価に関する」ということが入っている趣旨がよくわからない。単純に問13の4と同様に「女性を積極採用する取組」として「評価」を取った方がわかりやすいと思う。
委員:国の法律で示されている項目ということだが、例えば、お子さんがいる女性は男性のように長時間働けないという違いがあるなか、短い時間で働いている人の評価もそれに見合った評価をしているかを聞くためなら、「評価」が入っていてもいいと思う。
委員:「評価」を取って、「女性を積極登用する取組」に訂正した方がいい。
全委員:賛成。
委員:今回の調査の成果を踏まえたうえで次回調査の質問内容をどう変えるか、女性活躍の趣旨でどういう質問をしていかなければならないかなどを念頭にアンケートを作らないといけないと思うが、次回の調査はいつやるのか、また10年後くらいと考えているのか。
事務局:今回の調査も前回同様で、来年の次期プラン策定に合わせての調査というのが一番の目的である。
委員:市民意識調査は設問数も多く企業意識調査と同時にはできないということで、交互に実施している。
事務局:次期プラン策定の5年後の中間見直しの前に市民意識調査を実施し、その次のプラン策定前に企業意識調査を実施することになるので、大体今回と同様のスパンで実施することになる。
委員:法改正など、常に国の政策に合わせたアンケート内容にすると、釧路市の実態にあわせた抽出ではなくなり、その時々の調査になりかねない恐れがある。国の政策に影響されすぎて本当に釧路市に必要なアンケートなのか、調査結果を市政と市民との共有に展開できるかが問われると思うが、その辺の見通しはどう考えているのか。
事務局:プランには企業との連携の下に進めていかなければならない施策がたくさんあり、それらを進めていくには女性活躍推進などについて市内企業がどの程度の意識をもっているかを把握しておかないと、プランの策定・推進、そして連携するにも難しいと思う。一方的な行政の押しつけでは進めていけないので、実態・意識を把握し、企業に進めてもらいたいことや進められる施策を盛り込んでいくべきだと考えている。
委員:9頁「再就職制度について」は、前回女性限定の質問だったが今回もそういう形でいいのか。
委員:「再就職」について聞きたいということなら、男女両方について聞くべきと思う。
委員:女性が再就職することを追っていく形で今回も聞かなくていいのか。
事務局:女性の就労の課題としてM字問題があるなかで、女性の再就職はどうなのかという視点で聞いているので、女性に特化した質問としている。
事務局:質問分野の表現を「6.女性の再就職について…」と頭に女性を付けるようにしてはどうか。
委員:その方がわかりやすいと思う。
委員:釧路市では総合戦略の中で、若年層をどう捕らえていくかという考え方があるので、特に女性の就労をどう進めていくかということも軸の部分だと思う。そこの部分を聞き続けていくことに釧路市としてのアンケートの意味があると思う。
事務局:今、働き方の見直しということが言われている中で、企業の意識はどうなのかを知りたいと考えている。ワーク・ライフ・バランスの質問分野の部分に「働き方の見直し」に関する質問を追加したいと考えているがどうか。
委員:企業が少ない釧路市の中で、企業自体の意識も変えていかなければならないと思うので、ぜひ追加するべきだと思う。
委員:全体の働き方が変わらないと女性も働きやすくならないと思うので、男性の働き方の問題を意識するという意味においても追加には賛成。
委員:いい質問とは思うが、回答者個人の私見がかなり入ってくる部分になると思う。それを承知してということであれば、いい質問ではあるので賛成。
委員:例えば労働サイドの別の調査で同じようなことを聞く場面はないのか。
事務局:商業労政などの調査では意識に関する質問がなく実態についてのみなので、他の調査にはないと思われる。
委員全員:調査項目に入れることに賛成。
委員:問18ハラスメントに関する質問では、セクシャルハラスメントとパワーハラスメントだけだが、女性に関して言えば「マタニティハラスメント」などもあるがその辺はどう考えているのか。
委員:企業ではマタハラはよくある問題で、女性が働き続けるという意味では現実的に大きなことなのでぜひ入れていただきたい。
委員全員:マタハラについては入れることに賛成。
事務局:この意識調査は、11月上旬に発送、11月末までに回収の予定。次回審議会で調査内容についての最終確認をしたい。

担当課係

市民協働推進課市民協働担当

このページに関するお問い合わせ

総合政策部 市民協働推進課 市民協働係
〒085-8505 北海道釧路市黒金町7丁目5番地 釧路市役所本庁舎2階
電話:0154-31-4504 ファクス:0154-23-5220
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。