令和元年第1回釧路市上下水道事業審議会(令和元年7月11日開催)

ページ番号1003345  更新日 2022年8月25日

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会議名

令和元年度第1回釧路市上下水道事業審議会

開催日時及び場所

令和元年7月11日(木曜日)13時30分~14時35分
釧路市役所防災庁舎 5階 災害対策本部室

議題

  1. 水道事業及び下水道事業 平成30年度予算案の概要について
  2. 水道法の改正について
  3. 水の日、水の週間について

主な発言要旨

1.水道事業及び下水道事業平成30年度予算案の概要について

  • 平成30年度決算と令和元年度予算の資本金の増加についての説明をお願いしたい。
    →令和元年度に一般会計から出資金を受ける見込みであり、これを資本金へ繰り入れたことによる増となっている。
  • 平成30年度決算と令和元年度予算の人件費の増加についての説明をお願いしたい。
    →予算は前年度の職員構成で最大値を見積っており、実際の人事異動を反映した決算とは差額が生じている。
  • 平成30年度決算と令和元年度予算の資本的収支の減少については愛国浄水場更新工事が終盤に向かっているという認識で良いか。
    →令和元年度においては事業費が少ないが、令和2年度から令和5年度まで事業費が大きくなる見込みである。
  • 今後、資産維持費1億1,000万円の積み立てが令和3年度まで続き、令和4年度以降についての資産維持費の積み立てについては考え方が変わるという認識で良いか。
    →令和3年度まで資産維持費分は年間1億1,000万円で変わりはなく、令和4年度以降については新たな積算根拠をもって老朽管更新事業に備えたいと考えている。

2.下道事業会計 平成30年度決算見込み概要及び令和元年度予算概要について

  • 貸借対照表の資本の部について、下水道事業では剰余金が多額となっているのに対し、水道事業では資本金が多額となっている理由は何か。
    →下水道事業会計は、現在、資金不足を有しているため資本金を積むという状況ではない。水道事業会計は、補塡財源として使用した積立金を資本金に積んでいるため、資本金が大きくなっている状況である。
  • 水道事業会計は、老朽管の更新の財源として減価償却費でまかなえない部分を資産維持費で補塡していくということだが、下水道事業会計は、資産維持費についてどう考えているか。
    →下水道事業会計は、現在、資金不足を有しているため、資金不足を解消した令和4年度以降に、新たな更新計画や耐震化計画を策定した上で資産維持費の導入を検討していきたいと考えている。
  • 令和4年度以降、健全化につながるような方向性を見出せているのか。
    →企業債の償還はピークを過ぎており今後減少していく見込みであることから、資金不足解消後は、純利益を建設改良費の財源として活用することで健全化につながると考えている。

3.水道法の改正について

  • 水道事業運営権の民間移管に関して、釧路市の具体的な対応の説明をお願いしたい。
    →法改正があったことで、すべての市町村から運営権が民間に移管するというものではない。近隣町村との広域連携など法改正の趣旨をしっかりと認識していきたい。

4.その他

  • 大楽毛下水処理場で排出される余剰消化ガスによるガス発電について、事業効果をどのように想定しているか。
    →今年度調査費を予算化しており、消化ガスの将来における発生予測やガス発電に係る施設の建設費等を含め、具体的な費用対効果を検証していきたい。
  • 水道料金等のクレジット決済導入について、どのように考えているか。
    →収納率にどのような影響があるか見極めが必要であり、いまのところ導入の想定はしていない。

このページに関するお問い合わせ

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