平成29年第6回 釧路市上下水道事業審議会(平成29年3月15日開催)

ページ番号1003351  更新日 2022年8月25日

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会議名

平成29年 第6回 「釧路市上下水道事業審議会」

開催日時及び場所

平成29年3月15日(水曜日)13時30分~15時10分
釧路市防災庁舎 5階会議室A

議題

  1. 議事
    • 会議録署名委員の指名について
    • 審議内容等の確認について
    • 答申素案について

主な発言要旨

  1. 阿寒地区の営業用料金について、合併時に料金格差があったことから統一するという取扱いで進めているが、現状はどのようになっているのか。
    合併協定では、地域の特性に配慮して別途補正することとしており、また、平成22年11月の上下水道事業審議会の意見として、全ての市民があらゆる面において公平公正でなければならないことから、先送りせずに料金を見直し同一市内における料金負担の公平性を図ることなどの意見がありましたことから、平成24年4月から段階的に是正をしています。
  2. 阿寒地区の営業用料金について、料金を上げざるを得ないとした場合の上昇分は、全市民が負担するのであるから当然上げなければならず、負担感の公平の面からもしっかりと取り組まなければならないと思うがどうか。
    料金改定が必要な場合は、意見交換も含めて新料金の取扱いについて説明させていただきながら、公平な取扱いとして進めていきたいと考えています。
  3. 料金算定期間は、4年間とするとのことであるが、世代間の公平は4年間だけということなのか。
    世代間の公平は、算定期間の4年間ということではなく、先々を見据えた形での世代間の公平であり今から取り組めることを行い、将来世代との負担が公平となる形を考えたいと思っています。
  4. 料金改定は、資金不足が発生する見込みにならないとできないのか。
    これまでの料金改定は、補填財源が底をつくタイミングで議論を進め、審議会へ諮問し、答申をいただいた上で議会に上程をしております。今後は、これからの経営を考えながら、水道ビジョンにおける「適時適正な料金改定」という考え方に立ち取り組まなければならないと思っています。
  5. 資産維持費の導入について、将来の施設更新のための資金の確保や経営の安定化を図るという目的は理解するが、大幅な改定率が見込まれる中での導入は、相当慎重にいかなければならないと思うがどうか。
    集中的に更新時期を迎えている老朽管路の更新の財源醸成を目的に導入したいと考えています。
  6. 水道事業の民間委託について考えを聞きたい。
    すぐに民間に委託するという考えはありませんが、水道施設の維持管理における技術の継承や公民連携に取り組みながら、しっかりと維持管理をしなければならないと考えています。
  7. 生命を維持するために欠かせない水道であることから、家庭用料金については考慮してほしいと思うがどうか。
    全体的に公平な観点で総括原価を配賦しなければならないと考えています。
  8. 水道料金の値上げをせざるを得ないときに、一般論で言えば、負担能力のあるところに負担を求めることになると思うが、負担能力があるかないか、収入がいくらあるかを調べることはしないのか。
    水道料金の負担を考えるとき、税情報を見にいくことはありません。水道法及び地方公営企業法上、料金については差別的な取扱いをしてはいけないことになっています。
  9. 命の水を扱う水道事業を企業的な事業としてやり続けることが、釧路市の行政の責任として良いと考えるか。
    水道事業が今後なくなるということはあってはならず、最善を尽くして将来の子どもたちにも安全な水を送るための原則である独立採算制による経営努力をしていきたいと考えています。
  10. 広域連携を検討するとの新聞記事が掲載されていたが、将来的にはどう考えているのか。
    国において、広域化を推進していることから、近隣自治体との様々な広域化の事業を取り組むことで、経営の効率化につながることが考えられることから、検討を始めたいと考えています。

このページに関するお問い合わせ

上下水道部 経営企画課 経営企画係
〒085-0841 北海道釧路市南大通2丁目1番121号 上下水道部庁舎2階
電話:0154-43-2169 ファクス:0154-43-0080
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