釧路市子ども読書活動推進計画(素案)に対する意見募集結果について
「釧路市子ども読書活動推進計画(素案)」に対して、市民の皆様からご意見を募集しました結果について、ご意見の概要と市の考え方は下記のとおりです。ご意見をお寄せいただきありがとうございました。
寄せられたご意見について検討した結果、「釧路市子ども読書活動推進計画(素案)」の修正は行わず原案どおりとして策定することとしました。
意見募集結果
案件名
釧路市子ども読書活動推進計画(素案)
募集期間
令和4年12月19日(月曜日)~令和5年1月18日(水曜日)
意見の件数(意見提出者数)
12件(1人)
意見の取り扱い
- 修正(案を修正するもの):0件
- 既記載(既に案に盛り込んでいるもの):0件
- 参考(今後の参考とするもの):3件
- その他(意見として伺ったもの):9件
意見の受け取り
- 電子メール:1人
- 郵送:0人
- ファクシミリ:0人
- 直接持参:0人
意見の概要と市の考え方
市民等の意見の概要 |
件数 |
意見に対する市の考え方 |
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前回の計画書の表紙はエプロンをつけた女性と膝に乗る男の子の絵だった。大人の男性の不在は残念だ。 今回もイメージイラストがつくのなら現実的なものか今後を見据えたものにしてほしい。 |
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【その他】 いただいたご意見を参考にさせていただきます。なお、今回の表紙には釧路市出身の絵本作家 木島誠悟氏のイラストを使用させていただく予定です。 |
〇推進方策1:図書館における読書活動の推進(2)学校等への支援 2行目「学校ブックフェスティバルや読書活動サポートセット、調べ学習コンクール事業の継続実施」 調べ学習については、以前行っていたように博物館や遊学館など社会教育施設の職員・スタッフにも関わっていただけたらと願う。 キャリア教育にからめて釧路新聞社や北海道新聞社釧路報道部(もしくはOB・OG)にもご協力いただいて取材や調査、文章の書き方など少しでも教えていただくことはできないだろうか。 大変だが子どもたちにとって良い刺激になると思う。 |
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【その他】 お寄せいただいたご意見は関係団体等と共有し、実施の可能性について検討してまいります。 |
◇ p.3 同8行目「1人1台端末で仕様できる電子資料の紹介」 釧路市で電子書籍の貸出が始まる前に、北海道立図書館の電子図書館、国立国会図書館のオンライン個人送信などを子ども達一人一人が登録できないか。 (国立国会図書館のほうはデジタルで釧路市史等を読むことが可能になる) |
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【参考】 お寄せいただいたご意見は関係団体等と共有し、実施の可能性について検討してまいります。 |
◇ p.5 〇推進方策2:学校等における読書活動の推進 (1)読書活動の推進 9行目「他学年による読み聞かせ、ブックトークやビブリオバトル等の本を紹介する活動の実施(小中高)」 他学年による読み聞かせは小学校の上級生が下級生に向けて本を読むということだろうか。 練習をしてから本番を行うイメージだろうか。何度か継続するのだろうか。練習するにせよ、読み聞かせをする方は良い経験になると思うが聴く方は集中し続けられるか、等の疑問を持つ。 それよりも小中では校長先生(学校図書館長)に率先して読み聞かせをやってほしい。 |
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【その他】 学校長をはじめとした学校の先生方は、子どもたちにとって家族以外で最も身近な大人ですので、先生方の読み聞かせ等も子どもたちが読書に親しむきっかけになり得ると考えております。 |
◇ p.7 基本目標2 子どもの読書環境の整備・充実 18行目~ p.7に「すでに行っている取組や事業等を有効に利活用する方法を検討する…」とあり、学校司書の配置は今後も無いものと思われる。 そうであればこそ、学校図書館ガイドラインにあるように「教育委員会が校長を学校図書館の館長として指名することも有効」ではないだろうか。 |
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【その他】 学校長は学校図書館の館長としての役割も担っていることを、校長会等において周知してまいります。 |
◇ p.8 ■推進方策2 (1)資料等の整備 3行目「学校図書館図書標準の達成に向けた図書の整備」(小中) 「学校図書館図書標準の達成」を大事にするなら「学校図書館協議会の廃棄基準を満たした上で」等と明記してほしい。タブレットを使って学習をするようになった中で、必ずしも図書標準の冊数を目指す必要はないのではないか。 「学校図書館図書標準の達成」の前に蔵書点検ができているか。未返却の本に対して督促の対応はできているか。古い資料の廃棄はできているか。 色々な仕事が滞っている中で学校図書館図書標準の冊数だけ重要視するのは止めた方がいいと感じる。 |
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【参考】 冊数だけを重要視しているわけではなく、ご意見にもあるように、まずは子どもたちが利用しやすい魅力ある学校図書館づくりを目指すことが必要だと考えております。 |
◇ p.8 ■推進方策2 (1) 資料等の整備 4行目「新聞の設置」 デジタル地域資料にもなるので、原紙のほか釧路新聞電子版等の契約も検討してほしい。 |
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【その他】 お寄せいただいたご意見は関係団体等と共有し、実施の可能性について検討してまいります。 |
◇ p.8 ■推進方策2 (2)設備等の整備 1行目「日本十進分類法を原則とした…」 ここが少し専門的なので、担当の先生や一般のボランティアが苦労するところだと感じる。 ここがネックとなって図書ボランティアを公に募集できない部分もあるのではないか。 |
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【その他】 お寄せいただいたご意見は今後具体的な取組を検討する際の参考とさせていただきます。 |
◇ p.9 基本目標3 子どもの読書活動を推進するための… 3行目~ p.9では「様々な場面において子どもと本を結ぶ「人」の存在が重要」とありその通りだと思うが、大人が関わらなければ魅力ある図書室は作れない。校長先生の学校図書館長への指名は今、実現できる第一歩ではないだろうか。また一般社団法人北海道ブックシェアリングでは学校図書館支援事業を行っている。釧路市でも魅力ある学校図書館を作っていくのに活用してほしい。 |
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【その他】 お寄せいただいたご意見は学校や関係団体等と共有し、今後の具体的な取組を検討する際の参考とさせていただきます。 |
◇ p.9 基本目標3 子どもの読書活動を推進するための… 12行目~ 「ボランティアが減少、あるいはいなくなるという現象」とあるが、そもそも中学校などは募集をしていないのではないか。 各学校でボランティアを公に募集しているかどうか教育委員会では把握しているのか。 ボランティアの募集をせず学校司書も置かないのでは図書室がさびれるのは当然だと感じる。 その対策としてのp.9 ■推進方策:推進体制の整備・充実 (1)図書館 2行目 「子ども向け読書活動支援ボランティアを養成する研修機会の充実」なのだろうか。その分、図書館に人件費等の予算を十分つけることができるのか。 |
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【その他】 お寄せいただいたご意見は学校や関係団体等と共有し、今後の具体的な取組を検討する際の参考とさせていただきます。 |
塩尻市立図書館のHPに、青山学院大学准教授の庭井史絵さんが昨年「GIGAスクールと学校図書館―学校内外の学びと図書館を結ぶ―」と題して講演した報告が掲載されていました。 学びの場を限定せずに家庭や社会、地域などに出て行こうとしている。それをあえて「図書館」という枠の中に戻すということは違うし、戻ってはこないだろう」と話していたようです。タブレットが配布された後、学校図書館の立ち位置は変わってきていると思います。 |
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【その他】 お寄せいただいたご意見は今後具体的な取組を検討する際の参考とさせていただきます。 |
私は現在、中学校2校の図書ボランティアをさせていただき図書室の環境整備を進めています。 この目的は2つあり、1つ目は生徒に図書室を使ってもらうこと、2つ目は図書室の終活です。 今後、図書室の紙の資料の需要が減っていく中、どれだけ機能を最善の状態に保てるかを考えて作業を進めています。 1校は週に1回、2時間ほどのボランティアを続けて1年で古い資料の廃棄が終わりそうです。 もし中央図書館のスタッフが数名、定期的に学校図書館に関わることができれば図書室の環境整備は進み、将来学校の統合などの際の移行もスムーズに行えると思われます。 |
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【参考】 お寄せいただいたご意見は学校や中央図書館ほか関係団体等と共有し、今後の具体的な取組を検討する際の参考とさせていただきます。 |
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