平成27年度第5回釧路地域協議会

ページ番号1003086  更新日 2022年8月25日

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日時・場所

日時 平成28年3月1日(火曜日)14時~16時
場所 釧路市役所防災庁舎5階 会議室B

内容

(1)開会

(2)議事録署名委員について
会長より、清水委員、石川委員が指名され、承認された。

(3)議題

1.平成28年度釧路市予算案について
資料に基づき、事務局より説明

委員からの質問、意見等は次のとおり

【委員】
観光の予算の部分で、釧路市が観光立国モデル都市に選定された。かなり整備される体制が整えられるため良かったと思う。
男女平等参画は各部署に非常に関係のあることなので教育委員会から市長部局に移ったという経緯があり、男女平等参画センター「ふらっと」は色々な部署と連携して出来る部署だと理解している。職員は今までの縦割りの枠組みのみでなく、住民の目線でどの部と連携をとるのか考えながら進めていただきたい。
資料1-1に、「男女平等参画の推進」のなかに「企業意識調査の実施」とある。また、「子ども・子育て支援事業計画」のページで「ゼロ歳児保育の拡大」がある。出産休暇については8週間認められているが、ゼロ歳児保育で預かるのは首が座ってから3か月以降になる。預かってもらえるようになるまでの間、個人的に子どもを見てもらう人がいなければ退職をせざるをえない。調査では現行の企業の出産等の休暇体制を調べてこの政策に反映していただきたい。
「高齢者支援ボランティア人材の育成」とあるが、「おもちゃライブラリー」という子どもが親子で遊べる場があり、子どもたちを支えるボランティアの育成まで範囲を広げることができないか。
市の社会教育の考え方が見えてこないが社会教育を総合的に推進していただきたい。

【委員】
緊急避難用道路で釧路川左岸道路があるが、具体的にどうするのか決まっているのか。

【事務局】
昭和から鶴見橋を渡ると左側、愛国のからだと右側に曲がり、その先少し道が細くなってサッカー場などがあるが、その道を同じ幅で伸ばしていく。対岸側の道路と同じようにしていくことを考えている。設計に入っている状態で工事は後一年位かかる予定。

【委員】
「ふるさと納税の推進」について、赤いベレーや山花温泉リフレ等の釧路の温泉施設の入浴券などをお送りできると直接足を運んでもらえるきっかけになるのではないかと思う。

【事務局】
返礼品では釧路の魚の乾物や、昨年から釧路管内の物も含めて何種かパッケージにしてお送りしている。また活ガニもお送りした。ご意見のあったような入浴券、旅行券等も検討していかなければと思っている。ふるさと納税は増えている。さらに釧路を応援していただける全国の方を増やしたいと考えている。

【委員】
子育て会議の中でも地域協議会での意見をくみ取っていただき、少し前進したと感じる。資料1-1にある「多子世帯への配慮」で、国の基準を上回っており釧路市は進んでいると感じる一方、保育料の第三子からの無料については、「第二子目が大変」という声がある。鶴居村、厚岸町だと小学生や中学生の医療費を無料としている。特に鶴居村は釧路市に来てPRしている現状を考えると子育て世帯から見たインパクトの部分では出遅れている。
資料にある「まち・ひと・しごと創生総合戦略」で合計特殊出生率が2040年までに2.07と非常に高い目標を持っている中では時間が無いので、もっと踏み込んだ事が出来てくるといい。
「地域と連動した教育活動」の部分で「学校支援地域本部の導入」とあるが、先進の全校にある市町村でも形骸化している実態があるので、中身を充実させながらやっていかないといけない。コミュニティスクールが行われている地域でも、地域の方に聞くと「ちょっと待ってくれ」という雰囲気もあるので、上手く機能するように立ち上げから考慮いただけたら。

【委員】
民間含め給与の問題がある。「わっと」の場合は指定管理料の上限枠があるので一人当たり13万切る位の給料しかない。その状況で、釧路のまちづくりのために働きたいという若い人を受け入れられない。まちづくりの先頭に立ってもらいたい人が沢山いる。そのような人たちを継続雇用できる仕組みを作っていただきたい。平成28年度の予算でもう少し突っ込んだものがないかなという意見。実際「わっと」では暮らしていけず東京に移り住んだ方がいた。これは指定管理の問題や全体的な色々な問題も含んでいるが、積極的に考えていただきたい。

2.「釧路市地域協議会条例の一部改正(案)」について
資料に基づき、事務局より説明
委員から寄せられた意見質問は特になし

3.「釧路市まち・ひと・しごと創生総合戦略」について
資料に基づき、事務局より説明
委員からの質問、意見等は次のとおり

【委員】
「域内循環」と「外から稼ぐ」政策の推進とあるが、釧路ポイントカード事業協同組合で楽天と一昨年11月に提携した新たなポイントカード事業というものがある。貯めた楽天ポイント千円につき1ポイントがまちづくりの活動をしていただいている市民活動団体に使っていていただく仕組みがスタートする。
将来的には市役所の色々なサービスに使え、例えばポイントで戸籍謄本等の証明書を発行できる仕組みになれば市民の皆さんがポイントを貯めようという意欲が湧いてくる。釧路に帰ってきて、持ってきたポイントを使えるということで商業的にも域内循環の点でプラスになる。総合戦略に組み入れることを検討していただきたい。

【事務局】
総合戦略は毎年見直すということよりは、毎年検証して追加する項目があるかもきっちりやっていきたい。ポイントの話しはどのような形に出来るのか公的な部分なので一つのポイントにしていいのかという問題もあるのでそういった事も検討していきたい。

【事務局】
民間事業者と連携していくことについては総合戦略の「地場産品の販路開拓、拡大」ということで民間企業とやっているということで記載をさせていただいてる。

【委員】
市は銀行や色々な企業と提携している。釧路ポイントカード事業共同組合は一民間企業なのだが、そういうところとも提携して絡ませていかないといけない。

【事務局】
スキップポイントは可能と思う。ただ、住民票を取ったら楽天ポイントが付くのは問題があるかもしれない。仕組みづくり含めて考えていかないとならない。

【委員】
その企業だけの利益という訳ではなく、まちの経済が少しでも上がるという方向で考えてもらえたい。

【委員】
予算の関係でLCCを使わざるをえず、千歳空港から飛行機に乗らなくてはいけないことがある。安いところに流されてしまう部分をカバーできる交通ネットワークを考えた方が良い。
土日等に公共の交通機関を使おうとすると平日より便数が減ってしまう。列車、バスの最終の時間が圧倒的に早く、タクシーを使うと若い世代の金銭がもたない。

4.「新市建設計画の延長」について
資料に基づき、事務局より説明
委員から寄せられた意見質問は特になし

5.「合併後の釧路のまちづくり」について
資料に基づき、事務局より説明
委員から寄せられた意見質問は特になし

(4)その他
地域協議会の運営のあり方について
資料に基づき、事務局より説明

委員から寄せられた意見質問は以下のとおり。

【会長】
これまでもぜひやるべきだと言ってきた。加えて議題についてもこれからは私達の意見を斟酌していただけるということで地域協議会の機能が充実され、よろしいかと思う。

委員ついて
委員の任期等について平成28年3月31日もって任期満了となる。
次期選考委員については検討中。
公募委員は後日募集する。

(5)閉会

配付資料

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