平成29年度第3回音別地域協議会

ページ番号1003073  更新日 2022年8月25日

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日時・場所

日時 平成30年3月22日(木曜日) 午後1時30分~午後2時20分

場所 音別町行政センター 3階 会議室(1)

内容

(1)開会

(2)議事録署名委員について
川村会長より大坂副会長・長谷川委員が指名、承認される。

(3)議題
【議事(1) 釧路市国民健康保険音別診療所のあり方検討委員会結果報告について】

【事務局】
資料1(音別診療所のあり方に関する報告書)に基づき説明。

委員から寄せられた質問、意見等は以下のとおり。

【委員】
将来像として4つの手法が記載されているが、まだ4つの内どれに絞っていくのかは決まっていないということで良いのか。

【会長】
私も委員会に同席させていただいたが、どれかについて絞るということではなく、やり方についての議論を進めていた。そのことよりも今後、どうやって診療所を残していくか、住民としては、今の形を出来る限り残していただきたいとの話になった。

【事務局】
会長が仰られた通り、住民としては今の体制を残していくことが一番望まれている事なので、この体制を残していくことが、最大の努力目標にある。
その上で、医者が確保できないとなった場合に、報告書に記載されている4つのパターンを基にどういった形が良いのかを協議していくためのたたき台としている。

【委員】
現在、診療所のあり方について検討をしているということで、住民に対してお知らせする場や要望を聞く場はいつ頃設けられるのか。

【事務局】
改めて住民の方を集めることは予定しておりませんが、新年度に入ってから連合町内会の総会で説明を考えている。また、例年、市政懇談会が行われているので、その場での報告を考えている。

【委員】
広く住民の方が集まって診療所のあり方についての話を聞く場は考えていないのか。

【事務局】
診療所のあり方の為だけに集まってもらうことは考えておりませんが、市政懇談会には住民の方が自由に参加できるので、その中で説明をしたいと考えている。

【委員】
こういった話がされていることは、住民の方にはあまり知られていないと思われる。私自身もつい最近知ったので、広報などでこういった事を検討しているだとか、こんな方法も考えているだとか、伝えることが必要だと思う。

【事務局】
今のところ広報等の予定は考えておりませんが、検討委員会が設置された時は、医者の確保が不安定な時期ではありましたが、現状としては、星野先生が当分の間は居てくれるとのことですので、敢えてこういった問題があるという不安を与えるような事は避けた方が良いとの考えでいる。

【委員】
私は音別に30年間住んでおり、今まで先生が代わっているが、1人だけ1ヵ月しかいない先生が居て、その方の診察は受けていないが、その他の先生達は、率直に言えば良い先生と悪い先生がおり、今の星野先生はとても評判が良い。一時期評判が悪かったときは、患者さんも白糠町や釧路の病院に通っていた。
そういった状況は行政センターの方はよく知っていると思うが、とりあえずは、音別町に病院を確保し続けてもらいたいと思っている。

【議事(2) (仮称)音別認定こども園について】

【事務局】
資料2((仮称)音別認定こども園(平成31年4月開園予定))、に基づき事務局より説明。

委員から寄せられた質問、意見等は以下のとおり。

【委員】
意見ではないが、これは平成31年4月に開園されることは既に決定している事なのか。決まっている事であれば、今回は意見を聞くのではなく、報告という解釈でよろしいか。

【事務局】
今回は報告の場となっている。

【委員】
園児の推移については時代の流れもあるので、仕方のないものだと思っている。今説明のあった保育園の子供も教育を受けられるようになるとのことだが、もともと文部科学省と厚生労働省に分かれているものだが、今回はどちらが主体となって進めて行くものなのか。

【事務局】
保育園の人数が半数以上上回っているので、保育型で検討をしているため、厚生労働省の主体で考えている。

【委員】
その場合、教育についは厚生労働省が主体となって、進めて行くということなのか。

【事務局】
保育所型とはなっているが、一緒に教育も受けられる形になる。

【委員】
そうすると先生達の質を考えると保育士と幼稚園教諭で資格が異なることになるが。

【事務局】
今の先生たちは両方の資格を取得しているため問題は無い。

【副会長】
幼稚園と保育園を1つにするということなのか。

【事務局】
建物は従来から一体化されているが、内容は異なることをやっている。これからは、保育園に幼稚園機能を持たせた形となる。

【副会長】
今まで幼稚園と保育所は帰宅時間が異なるが、今後はどうなるのか。

【事務局】
帰宅時間は従来通りの時間となるが、保育園3~5歳の子も幼稚園の時間帯には、教育を受けることが出来る。

【委員】
先生たちは今後両方の資格を持っていなければ、職員として働けないのか。

【事務局】
保育型でもクラス担任の3分の1は幼稚園免許が必要であり、現在採用している職員は両方の免許を取得している。今、働いている人たちは両方の資格を持っている。

【会長】
要するに人が少なくなってきたので、性質が異なるものではあるが、一緒の形で出来るようにするということだろう。
この名称の「認定こども園」というのは、法的に定められているものなのか。また、その所管は何省になるのか。

【事務局】
認定こども園は既に法律でも定められており、保育所型は厚生労働省、幼稚園型は文部科学省と分けられているが、今回の認定こども園は厚生労働省所管の保育所型の流れで進めて行く形になる。

【委員】
要するに少子化だから皆で集団を形成して、子ども達の成長を育むということなのか。

【事務局】
北海道内でも認定こども園の数が増えてきている。

【委員】
こども園への移行に伴って、先生たちの人数は削減されてしまうのか。

【事務局】
先生は現状維持の形になるが、園長先生が幼稚園・保育園にそれぞれいるため、その分で1名減となる。

【委員】
現状、何名体制で運営しているのか。

【事務局】
正職員は音別保育園が園長先生と保育士が2名、音別幼稚園は園長先生と教員が2名となっており、その他に臨時職員が配置されている。

(4)その他

【委員】
先ほども話で出ていたが、地域住民の発言できる場についてだが、地域の人達のお茶飲み話の際に地域の課題が見えてくることもあるが、そういった地域の人達の要望は、その場にたまたま行政職員が居れば汲み取ってもらえるが、地域の人達の意見を集める意見箱や日常的な課題を発言できるようなものは音別地区にもあるのか。

【事務局】
音別地域に限らず釧路市全体の内容については、市長のポストという制度もありますし、音別地区については、毎年、地区懇談会というものを実施し各町内会から要望を聞いたり、各町内会に出向いてお話をする機会があります。
また、市政懇談会では市長が来た際にお話をする機会もございますが、それ以外にも地域の事で様々な意見があれば、行政センターにご相談いただければ、対応させていただきます。

【委員】
今までに住民から寄せられた意見はあるのか。

【事務局】
地区懇談会では、毎年、町内会からの要望や実際に懇談会を開催した際には、地区の方から色々な意見を頂いている。

【センター長】
退任挨拶

【副会長】
音別の話が市議会で話題に上がらないということをつくづく思っている。特に農業に関することは、今まで話題に上がらなく農業に関係ある議員さんもいないため、観光面は、話題に上がり少しずつ前進している様だが、農業に関する話題が上がらないため歯がゆい部分が多々見受けられる。私も地域協議会に出席させていただいているが、この場で出た意見がセンター長を通じて、市の方にきちんと伝えていただき、少しでも音別が話題に上がるようにしていただきたい。
その他でお話しようと考えていた部分として、みなさんは既に噂などで知っているとは思うが、農協の金融機関が撤退してしまう可能性が大きく、今年の6月には撤退という形で話が進んでいたが、昨年の秋に我々も反対し、とりあえずは期間の延期という形になっている。国の方針により、農協の金融機関が邪魔者扱いされているように感じられ、農協を潰しに来ている部分が見受けられる。というのも金融機関の利息が一番低く、金融機関での利益はほとんど無い形になっており、全道的に縮小していく形になっている。
前々回の議会の際には少し話題として挙がっており、問い合わせがあったようだが、今後、音別地区において金融機関が無くなるということは、どれ程の影響があるのか私も考えているが、農協の組合員ではない町民も利用している金融機関なので、かなりのデメリットがあると考えている。音別地区での農協と組合員の話の中では、凶暴的にやられてしまう気がしているので、農協の機構改革として農家が減少している中で、職員を減らさないと運営が厳しいとの話は受けているが、我々としては撤退されては困る。合併した当時から機構改革は避けては通れないと分かっていたが、販売や営農については白糠と一緒になって、音別から職員が居なくなっている状況で、そこから店舗やスタンドも売り上げが上がらないため影響が出ている。まさか金融が無くなるとは想像していなかった。郵便局や大地みらい信金はあるが、我々、農家のみならず町民にも金融が無くなる不安感がある為、情報を共有し市の方からも農協に話をしていただければと思う。

【センター長】
私の方に入ってきている情報だと金融部門を白糠の方に合体させて音別にはATMのみ設置して担当者は置かないという話が内部で話されて、それが保留になっていたと思うが、延期で間違いないのか。

【副会長】
1年なのか2年なのか分からないが延期で間違いない。センター長の仰ったとおり人員はいなくなりATMだけ設置するとのことだが、当然、ATMを使用できない人もいるだろうし、音別では振込なども出来なくなってしまう。

【センター長】
これは未だに今後の検討課題になっているということなのか。

【大坂副会長】
その通りである。とりあえずは一年継続という形で話がされている。今後、住民に対して説明会を実施した方が良いのではと言っているが、なかなか腰を上げてもらえない。

【センター長】
他にも具体的に店舗の方の撤退なども話が出ているのか。

【大阪副会長】
店舗の方はそこまでの話しは出ていない。過去5~6年は赤字経営が続いているが組合員が補填してなんとか運営している状態であり、スタンドについても同じような現状である。今までは金融機関の方で補っていた部分でるため、今後は約束されていない。
畜産クラスターやリース事業等は農家にとってはとても良い事業ではあるが、農協を通していないため、農協に対する手数料が発生していない状態であり、金融機関については全くメリットが無いが、これも国の方針で定められたものなので仕方がない。

(5)閉会

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