平成29年度第2回釧路地域協議会

ページ番号1003075  更新日 2022年8月25日

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日時・場所

日時 平成31年2月25日(月曜日) 午後3時30分から午後5時まで
場所 釧路市役所防災庁舎5階 災害対策本部室

内容

(1)開会

(2)議事録署名委員について
事務局進行より、小林委員、川原委員が指名され、承認された。

(3)議題

1.平成31年度予算(案)について、事務局より資料に基づき説明。

委員から寄せられた質問・意見等は次のとおり

【委員】
(予算案のポイントに)ふるさと納税の写真としてカニが載っていないのは寂しい。

【事務局】
返礼品としてカニはあるが、たまたまこの写真には載っていなかった。

【委員】
ふるさと納税のことに関して、平成29年度の実績は、根室市39億円、森町29億円、白糠町18億円となっており、釧路市は18位で4億円となっている。予算案のポイントでは5億円の予算となっており、返礼品とPRなどに係る経費かと思うが、昨年度はどのくらいの実績があったのか。

【事務局】
30年度は12月現在で7億5000万円程度。31年度は予算では9億円目標としている。それに係る経費として予算を5億円としている。

【委員】
今9億円が目標とのことだが、根室市、白糠町と同じ規模で予算を組んでもいいのではないか。
現在様々なPRを行っているかと思うが、釧路市の伸び率はどうなのか。

【事務局】
釧路市はふるさと納税掲載サイトを年々増やしており、31年度は5つのサイトに掲載する予定。
掲載サイトを拡充するたびに着実にふるさと納税の額が伸びてきているものの、根室市・白糠町のような数十億円を目標とすることは現状ではまだ厳しいと認識をしている。

【委員】
色々な方法を講じ、うまくPR等行えば、もっと伸びると思うので工夫していってほしい。

【事務局】
様々なまちの事情等があるとは思うが、釧路市としても貴重な税が減る中で大事な財源となるので、新年度に入っても様々な工夫を凝らしながら納税額の向上に努めて参りたい。

【委員】
しっかり考えてもらえれば、絶対伸びるので工夫していただきたい。

【委員】
健康ポイントについては、スキップカードを使って事業を行ってはどうかと提案してきた。健康サービス事業に参加してきた人に対して1,000円分のものを提供するとのことで、スキップカードにスキップポイントを1,000ポイント入れて提供し、それを市内のお店で使っていただければ、お金を外に持ちださず、域内で循環していくことができる。市の進めている域内連関の考え方に合致すると思う。健康推進課だけではなく、他の課や他のサービスと連携して進めていただきたいと考える。

【事務局】
健康ポイントのインセンティブに関しては、予算編成の中ではまだ決定していない。
外にお金が流れるのではなく、地域にお金が流れる域内連関は重要な考え方と捉えている。健康推進課だけではなく、産業振興部を含めて引き続き検討して参りたい。

2.「高齢者外出促進バス事業について」、奥山福祉部長より資料に基づき説明。

委員から寄せられた質問・意見等は次のとおり。

【委員】
この事業はとてもいいことだと思う。社会参加ということだが、まちの色々なイベント情報が伝わってこない。社会参加のために外に出ましょうといったとき、イベントなどの情報をどう伝えていくか。そこを教育委員会含めて、色んな関係機関で考えてほしい。
要望だが、例えば、音別の憩いの森では、桜の開花が早く綺麗なので、その時期だけバスを運行して、運賃を100円にするといいと思う。合併により、阿寒や音別にも気を向けているところだが、阿寒の道の駅も路線バスだと100円でいけるのはいいと思う。そういったことも目を向けてほしい。

【事務局】
ご意見のとおり、外出促進なので、情報がなければバス利用促進が進まないと考える。今後庁内各課と協議をしながら、様々な情報を提供できるように検討していきたい。

【事務局】
100円でいろいろな場所に行けることで、高齢者の出かける目的、機会が増えることが大切だと考える。イベント情報をホームページや老人クラブ連合会を通してどのように発信できるか検討していきたい。
桜の時期のバスの運行についてはバス会社との兼ね合いもある。バスを老人クラブのイベントとして利用してもらう等、活用の仕方もアドバイスできるようにしていきたい。

【委員】
いい取組だと思う。最近あちこちバスを利用してみたが、乗客は3~4人、多くても10人程しか乗っていないのでもったいない。バス停を見ると雪をかいておらず、乗るまでが大変。
予算案のポイントに公共交通再編事業と記載されているが、本数・接続などバスの運行体系の見直しと一緒に進めていけばうまくいくのではないか。

【事務局】
バスの路線等に関しては、公共交通再編の中でどのような形が利用しやすいのか検討しているところである。
待合環境と乗換場所の整備については、31年度は昭和イオンの待合所を整備し、バスが今どこにいるのかが把握でき、買い物しながらバスを待てる環境を順次進めていく。
いずれにしてもバスを利用しやすい環境を整えることが重要だと考える。引き続きバス会社と協力しながら利便性の向上に努めて参りたい。

【委員】
基本的にはすごくいい取組だと思う。ただ、郵便局で手続きを行うとのことだが、もっと簡単な手続き方法はないのか。

【事務局】
郵便局が日常生活の中でも各地域に身近な場所にあるので、郵便局で手続きするというのが一つのサービスに繋がるかと判断している。

【委員】
70歳以上に申し込みの案内通知はするのか。

【事務局】
個別の通知については未定。基本的には70歳になったら自分で郵便局に行って手続きしてもらうように考えている。

【委員】
高齢者の外出を促進するのであれば、手続きを簡単にするほうがいい。たとえば、ハガキを個別に送付して郵便局での手続き案内を行うなど。ただ広報誌に載っているだけではだんだん効果が薄れるのではないか。
もう一つは入浴券の補助が取り外されているが、これは予算の関係なのか。出かけるには、目的が必要で、目的があればバスを利用すると考える。たとえば入浴料や動物園の入場料などを100円にすることで出かける目的を作ったほうが効果がでるのではないか。

【事務局】
4月、5月の周知については、老人クラブ等を回り、相当務めるつもりでいる。その中でこの制度を知らないことまで想定はしていない状況である。スタート時だけでも個別の周知をしたほうがいいのではとのご意見については、要検討として参考にしたい。
(入浴がなくなった経緯は)入浴券は今まで、阿寒や音別等、特に阿寒では希望者が多かったという現状がある。しかし、このバス助成の主旨は元気な高齢者の外出と社会参加を促して生きがいづくり、健康づくりを推進するため、原則安価なバスを利用して、繰り返して利用していただくということであり、市民会の意見やこれまでの協議によりバス一本で進めると決めさせていただいた。決して入浴がバス助成にずれているとは思っていないが、阿寒地区、音別地区、釧路地区にまたがって100円でいける距離が広がり、何回も繰り返し使って利用していただくためにバス利用一本に絞らせていただくことに決めた。

【委員】
私が言いたかったのは、外出する目的があれば、足を使う。目的がなければ足は使わない。だから外出する目的になるところを増やして、バスを使ってもらえばいいのではないかということ。入浴料や動物園の入場料などの割引があれば、バスだけではなく車などの足を使って外出促進になる。それを削ったのは予算の関係か。

【事務局】
予算は様々な要望があるかとは思うが、事業の目標に沿った予算を精査している。先ほどお話のあった、行き先についても高齢者が割引を受けられるといったことについては、現状で介護証を受領した方は一定の公共施設の割引を受けられる制度がある。また、新しい施設ができた場合も高齢者が割引が受けられるように我々も出向いてお願いし、割引を受けられる施設を増やしていきたい。
ただ、今回のバス事業と合わせて70歳以上の方が施設の割引を受けられるというのは、事業に含めていないため、あくまで現状の介護認定を受けた65歳以上の方の割引制度の充実に努めてまいりたい。

【委員】
私はこうした会議で知っているが、市で行っている事業を知らない方も結構いる。初めは広報してアピールするだろうが、2年度3年度と継続していくと事業を知らない方が増えて行く。何回も繰り返し広報してアピールしていただきたい。

【事務局】
周知・広報には十分務めさせていただきたい。

【委員】
直接ではないが、EGGについて要望したい。東北大震災のときに津波が入ったことにより土がだめになり、年々育つ木が少なくなっている。観光客が来て行事や、冬に緑が少ないまちで貴重な緑を維持してほしい。せっかく施設を作ってもそのままではもったいない。

【事務局】
以前にも津波の影響で姉妹都市の樹木が枯れてしまったことがあった。年間通して緑を楽しめる
釧路では貴重な施設であるので、現状でそういった情報は確認できていないが、所管の港湾部を通して確認してみたい。

(4)その他
委員について
委員の任期等について平成31年5月31日もって任期満了となる。
次期選考委員については検討中。
公募委員は後日募集する。

(5)挨拶
岡本総合政策部長挨拶

(6)閉会

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