平成28年度釧路市地域協議会3地区合同会議

ページ番号1003082  更新日 2022年8月25日

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日時

日時 平成28年10月18日(火曜日)午後3時40分~午後5時15分

場所 釧路市役所防災庁舎5階 会議室A

内容

(1)開会

(2)挨拶
名塚副市長

(3)委員紹介

(4)議事

1.釧路市まちづくり基本構想について
資料に基づき事務局より説明
委員から寄せられた意見・質疑は特になし

2.釧路市地域公共交通網形成計画について
資料に基づき事務局より説明

委員から寄せられた意見・質疑は次のとおり

【音別地域協議会】
この問題はすごく重要だと考えている。今、住んでいるところはバスは通っているが、空のバスが行き来して誰も乗ってない状況。目的をはっきりとした時間帯でバスが走れば、もう少し交通網の関係で地域が活性化するのではないか。
医療機関に通うとなると、憩いの森の奥に住んでいる人は酪農をしているとなかなか病院行く時間がなく、公共交通機関の関係でなかなか受診できず悪化してしまう。そういう視点で公共交通機関の問題は考えていかなければならない。

【阿寒地域協議会】
道東道の阿寒インターで事故があったり、先般はシカが入って何時間か止まってしまったが、そのことがわからないで阿寒インターまで行ってしまい、大楽毛に戻る車がいる。国道240号線に入ったあたりで、開発局と協議して、何かお知らせするものを作れないのか。
帯広からだと、十勝川を通って、国道に入って池田インターまで行くが、国道にのってすぐのところに道路情報が出ている。阿寒インターの道路情報も大楽毛から少し行ったところにあれば、いちいち戻る必要がないのではないか。

【事務局】
多分、大楽毛過ぎたと畜場の市場のところの電光掲示板にたまに出ている。タイミング的にはもう少し先にあった方が良いという気はする。
管理主体の問題があるが、そこは開建にもお話をして、何か良い改善方法がないか。最近の工事の通行止めすら戻っている人がいる。

【音別地域協議会】
交通機関の問題を考えていく時に、そういう具体のレベルまで出すと思う。JRとバス会社、そこもまとめて考えていくということか。

【事務局】
基本はバスがメインになる。JRに関しては、例えば、音別と釧路を結ぶ、白糠と釧路を結ぶというようなJRの普通列車が走っており当然含まれる。ただ、都市間となるとエリアを超えてしまうので、具体的には、音別と釧路を結ぶJR路線のあり方とバスの接続などは議論していくことになる。

【音別地域協議会】
是非お願いしたい。音別ではお年寄りなど釧路市立病院に通う人が結構いる。音別からJRに乗って釧路駅に着いても、次の市立病院まで行くバスを30分待たなくてはならない。
もし、都会のようにJRとバスが上手に組み合わさると、バス会社も鉄道会社もお互い乗る人が増えてくるのかなと思う。
だんだん歳をとってくると、釧路まで1時間かかる車の運転がすごく億劫になる。音別に住んでいると、自宅から15分位だったら、音別駅までだったら車で運転して、後は釧路まではJRに乗る。そのようにして活性化もしていくのかなと考えている。

【事務局】
「立地適正化計画」という計画のコンパクトなまちづくりの中で取ったアンケートでは、だいたい市民の5%満たないくらいの方しかバスを利用されていない。
今、全バス路線について乗降調査をやっており、後々、お示しするが、委員のおっしゃるように「病院の利用」が多いのと、意外と「買い物」というのもあって、そういった利用実態も含めて、そのあたりをどう再編できるのか、しっかり議論していかなくてはいけないと思っている。
今バスを使っている方の利便性向上と、まだ車だけど、バスも使っても良いという仕組みに持っていくということもある。接続の問題でいけば、待ち時間30分もあるけどいる待ち場所がないから困るという話もある。
そこをまちづくりの観点から何かのコミュニティ形成だとか、お買い物の時間帯に使ってもらえるような仕組みであったり、そういったことも色々考えていかなくてはいけないと思っており、ご意見は参考にしたい。

【阿寒地域協議会】
このアンケートが送られてきた。自分は車は運転しない。バスは阿寒町では2時間に1本、3時間に1本という形で、料金も高くて、これが行く時間が頻繁で、料金も安かったら、しょっちゅう釧路に出たり、色々な楽しみ方もある。
バスを利用して通勤するかという設問があったのだが、答えようがない。

【事務局】
アンケートの記入については、バス路線の多い地域と比べて、記入しづらいというのはあると思う。その辺は気をつけたい。

【釧路地域協議会】
「資料2-2」のところに「(1)これまでの取組み」とある。これに疑問に感じたのが、住民の関心がどういうふうになっているのか、どう感じたのか。市民、市の職員も入りながら、商工会議所の職員も入りながら、物事を一応は決める。ところが、決めたから、皆さん参加しているかというと、参加している姿も見えない。本当にそういう意味では非常に精神論だけでは難しいということを感じた。
土日、祝日限定1日フリー乗車券で600円というのがあるが、路線が限られている。例えば、阿寒の道の駅のオープンや、音別の蕗まつりの際などの土日にこれを使えるようにしてもらえないかと釧路バスさんにお伝えをしている。特に年齢が高くなくなると、阿寒に行くぐらいでも自動車の運転、シカとぶつかるのが嫌だ言っていたので、そのようなところを充実してほしい。
たくぼく循環線から春採の方に乗ると、炭礦展示館に行って、例えば石炭を見せて、久寿里橋で戻ってくる。そのような生活路線を作っていただいて、それに観光客に乗ってもらう。具体的なものを皆さんからいただいた方がいいのではないか。
よく本州に行くと、千円位の素敵なカードで、乗り降り自由なものがある。住民の5%位しか乗ってない。これからは、いかに観光客に生活路線に乗ってもらい、観光を楽しんでもらいながら、そのパイプを太くしていくかなどの提案をどんどんしてっていい。
路線変更というのは大変なこと。不便さを感じないような形でネットワークをつくっていただきたい。周りの皆さんにバスに乗りましょうということを言い続けなくてはいけない。

【事務局】
そのあたりは計画づくりの中でしっかりと取り組んでいきたい。個別路線についてはこの公共交通網形成計画の中で「何々線どうします」というところまではいかない。今、阿寒でやっているような乗合いタクシーをどこに導入するとか、コミュニティバスだとか、ゾーン化など、色々とその交通の専門のシステムというのがあり、それが釧路に本当に合っているのか方向性を決めて、平成29年度に実施計画というのをつくらなくてはいけない。そこでバスの関係、ダイヤの改正などの細かい話が出てくる。市としては、それぞれの地域に入っていきながら、みなさんのご意見を伺おうと思っており、この地域協議会でも引き続きご意見をいただきたいと思っている。その際には、是非、ご意見をいただきたい。

【釧路地域協議会】
将来、人口が10万6千人になるということであれば、当然、地域の公共交通もかなりダメージを受ける。事業者さんもそれなりに努力してもらって、お客さんを取り込む、どんどん広報する。
動物園など、実際2、3人で行くとなるとバス代を考えると車で行くしかない。それなりに市も補助を出し、業者も産業もお互い痛みあって、うまく動かしていくような形を将来的につくっていかないといけない。だいぶ前、釧路市は赤字団体に転げ込むという話もあった。これから成長していく子ども達が釧路で生活できるような、借金は残さず、良いところは残しもっと観光スポットを大事にして地域間の橋にしていく。
今回の台風の件で、釧路市及び釧路関係の観光業者もかなりダメージを受けていると思うが、そういう話が全然出てこない。緊迫感が足りないかなと思う。

【釧路地域協議会】
あと7、8年経ったら後期高齢者が相当増えてくる。そうすると、バスに頼る人口が多くなってくる。バス利用者が5%、これは確かに少ない。
路線のあり方も問題があるし、不便だし、高いのが一番の原因だと思う。それが解消したなら、その7~8年後にはバスを使う率は増えてくると思う。ただし、人口が減ってくるので数は多くはならないと思う。
また、あまり大きいバスは市内を回る場合は必要ない。学生、病院行きなど、一定の時間によっては、ある程度大きいバスも必要だが、普段なら本当に小さいバスで済む。他のまちのコミュニティバスは本当に小さい。10人とか20人乗りぐらいのバスを動かしている。
多分、民間のバス会社はこれ以上増やすということは出来ないし、午後8時か9時位になると全く動いてない。夜遅くまで働いている人はバスに乗って帰ることができない。そのような便利ではない点もあるので、時間、交通改訂、路線、すべて見直して備えていくならば、いつまでもバスに乗る人やバスに乗りたいと思う人が増えてくるかもしれない。

(5)閉会

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