2022年度採用　機械職　山本有真

※掲載職員の所属・職位は令和4年4月現在のものです。

上下水道部 下水道施設課 管理指導担当　技師

下水道施設課は、商業施設や工場において、市民の方々が日々使用する水の中から発生する汚れた水をまとめて送る設備や、自然に戻しても影響がないレベルまで洗浄して放流するまでの施設を管理維持しています。

業者と協力して施設や設備の稼働状態や、川・海へと放流する下水の水質などを24時間体制で監視・維持を行っております。下水処理施設や設備の経年劣化・故障に対しては、前年度から対応を業者と協議し、予算を要求して計画的に保全維持を行っております。

仕事の魅力や楽しいこと、大変なこと

下水道施設課は、大雨や地震など自然災害があった際にはいつでも対応が可能なように自宅待機し、設備に不調があった場合には深夜でも出勤することがあります。下水は止めることができないサービスですので、突発的な故障や不具合などでは早期の対応が必要です。大変ではありますが、責任感とやりがいを感じます。

下水道業務の一環で、市民の方々への還元として、汚水の中から取り出した汚泥を乾燥させ肥料として無料配布しています。汚泥の梱包など、肉体労働になるのでなかなか大変ですが、直接感謝されることもあるのでうれしくなります。

民間企業とのギャップ

私が以前勤めていたところとの比較ですので、一概に同じとは言えませんが、現在所属している下水道施設課では、各自割り振った案件で、要所で課内のほぼ全員がチェックするという方法で業務を進めます。民間企業と比べると、仕事のスピード感にギャップを感じますが、ミスが許されない業務なので、複数のチェックがあることに安心感があります。

市職員を目指す人へのメッセージ

公務員は、市民の方が普段日常的に利用しているサービスを提供する立場ですので、地域愛・郷土愛を持つ方はやりがいを感じることができる職だと思います。また、公務員でも職種によるところもありますが、休暇をしっかりと計画的に取ることができるので、私生活が大いに充実します。

数年での配置換えで大きく業務が変わることもありますので、職種にこだわりはないが自分の趣味の時間をとりたい方にも合っている職だと思います。民間企業からの中途や、UIJターンでの採用もあるので、検討している方はぜひチャレンジしてみてください。