春採湖調査会(令和7年度第1回 令和7年10月15日開催)

ページ番号1018013  更新日 2025年12月12日

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会議名

令和7年度春採湖調査会第1回例会

開催日時及び開催場所

令和7年10月15日(水曜日)14時~15時
釧路市役所防災庁舎5階 会議室A

議題資料

発言要旨

春採湖水質調査の実施及び水質状況について

  • 例年と比較すると、塩分の数値が非常に高い結果となった。
  • 降雨量が令和5年度より少ない等の理由により、流入淡水量が減少したことが原因として考えられるが、逆流した海水が上層部に混ざる現象が起こった可能性も一概に否定はできない。
  • 青潮や風などによる湧昇の場合、リンの値も同時に高くなるため、下層からの影響は少ないと考えられる。

春採湖ウチダザリガニの捕獲について

  • 令和7年度の捕獲個体数は合計2個体と、令和6年度の捕獲個体数(174個体)から急激に減少している。
  • 減少の原因は不明だが、増加傾向にあるモクズガニの捕食や、令和6年度の塩分が高かったことなどの環境要因も考えられる。
  • 水草の繫茂状況は好ましい状態である。
  • 捕獲個体数が少なくとも、春採湖内からウチダザリガニがいなくなったとは考えにくく、急激な減少の原因調査のためにも、令和8年度以降も調査の継続が必要である。

春採湖におけるヒブナ・フナの産卵状況調査について

  • ヒブナ産卵魚を確認することはできなかったが、ヒブナの産卵は8か所で確認した。
  • 水草の繫茂状況から、目視調査が難しくなっている。
  • ヒブナの産卵場所を、カメラを設置して確認することで、活発な時間帯の調査もできるのではないか。
  • 春採湖に市民が多く集まることを利用し、市民からヒブナの目撃情報を集約するシステムを作成するのはどうか。

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このページに関するお問い合わせ

市民環境部 環境保全課 自然保護係
〒085-8505 北海道釧路市黒金町7丁目5番地 釧路市役所本庁舎1階
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