春採湖調査会(令和6年度第1回 令和6年10月16日開催)
会議名
令和6年度春採湖調査会第1回例会
開催日時及び開催場所
令和6年10月16日(水曜日)14時~15時
釧路市役所防災庁舎5階 会議室A
議題資料
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1.春採湖水質調査の実施及び水質状況について (PDF 864.2KB)
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2.春採湖ウチダザリガニの捕獲について (PDF 5.6MB)
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3.春採湖におけるヒブナ・フナの産卵状況調査について (PDF 3.0MB)
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4.春採川河川総合流域防災事業について (PDF 1.7MB)
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5.春採川潮止堰の運用について (PDF 194.4KB)
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6.その他 令和6年度春採湖調査会事業について (PDF 224.2KB)
発言要旨
春採湖水質調査の実施及び水質状況について
- 令和5年度は記録的な猛暑のため、CODがかなり上昇すると考えていた。実際には令和4年度より若干上昇したが、経年変位の範囲内であると考える。
- 塩分躍層のモニタリングは表層の全リン濃度を一つの指標としてはどうか。躍層が浅くなりすぎると表層の全リン濃度が上昇してくると思われるため、躍層の管理ができると考える。
春採湖ウチダザリガニの捕獲について
- 令和6年度の捕獲個体数は驚くほど少なかった(174個体 過去最低数)。
- モクズガニは、ウチダザリガニの捕獲数の少ない湖南側で多く捕獲された。
- これまでの捕獲方法を5年間継続することになっており、5年目となる次年度に捕獲数の推移、水草生育状況などを踏まえて、今後の捕獲調査を検討することになっている。
- 水草については、非常にいい状態が継続しているという状況。
春採湖におけるヒブナ・フナの産卵状況調査について
- 令和6年度の定点調査では、6月12日に産卵が始まっているのが確認できた。
- 一斉調査は6月21日に実施し、2箇所で産卵を確認することができた。
- 一斉調査を行った6月21日の水温は、全体的に産卵適性温度(18~20℃)よりも高かったことから、産卵期の終盤であることが考えられる。
- 産卵期把握のためにも水温データは記録できるようにしていただきたい。
春採川河川総合流域防災事業について
- この事業は令和6年度をもっておおむね完了の予定である。
- ひぶな幼稚園側の土地が低く、湖の水位上昇時に浸水等の被害を防止するため、ひぶな幼稚園側の湖岸に矢板工事を行っている。
- 湖岸と矢板の間に水の流れがないため、水質が悪化している。
- 湖岸と矢板の間は土砂で埋める。土砂搬入を行う時期は令和7年1月下旬~3月上旬を予定している。
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このページに関するお問い合わせ
市民環境部 環境保全課 自然保護係
〒085-8505 北海道釧路市黒金町7丁目5番地 釧路市役所本庁舎1階
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