春採湖調査会(平成26年度第1回 平成26年10月6日開催)

ページ番号1004316  更新日 2022年8月25日

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会議名

平成26年度春採湖調査会第1回例会

開催日時及び開催場所

平成26年10月6日(月曜日)午前10時30分~午後11時30分
釧路市役所2階第3委員会室

議題

  1. 春採湖水質調査の実施及び水質状況について
  2. 春採湖ウチダザリガニ捕獲について
  3. 春採湖におけるヒブナ・フナの産卵状況について
    (議題外:平成26年度ヒブナ生息数調査について)
  4. 春採川統合河川整備事業について
  5. 春採川潮止堰の運用について
  6. その他
    • 平成25年度春採湖調査報告書
    • 平成26年度春採湖調査会事業
    • 春採湖レポート2013編集発行方針
    • 第4次春採湖環境保全計画について

発言要旨

(調査員)
議題1.春採湖水質調査の実施及び水質状況について、春採湖にブイが浮かんでいるが、ST-1とST-2の位置はそれと一致しているか。

(事務局)
近年はブイの劣化が激しく、元の位置から多少ズレが生じている。そのため、ブイの位置はある程度参考にするものの、周りの景観などから経験則に基づき判断して採水している。

(調査員)
議題2.春採湖ウチダザリガニ捕獲について、今年度1回目の調査では捕獲数は少なかったが、稚エビを抱えた雌個体は多く見られた。昨年度の調査では湖北東岸において新たにマツモの繁茂が確認されたので、今年度も水草の生育状況について捕獲従事者に確認したい。

(顧問)
議題3.春採湖におけるヒブナ・フナの産卵状況について、今年度は昨年度より人工水草への産卵数が多いが、その要因は何か。

(オブザーバー)
昨年度の産卵数が少なかっただけで、今年度は例年並みの値である。

(顧問)
ヒブナ生息数調査において、ヒブナの形態に変化は見られたか。

(オブザーバー)
ヒブナの形態については調査員にも確認を依頼しているが、昨年と比較しても変化は見られなかった。

(顧問)
ヒブナ生息数調査において、目視でヒブナを確認したとの報告があったが、目視での確認は信憑性に欠ける。ヒブナかどうかを判断するうえでの、メルクマールを作成すべきである。

(調査員)
ヒブナ生息数調査において、ヒブナが生息していた箇所はどの辺りか。

(オブザーバー)
春採湖の北側では見つけられなかったが、博物館から旧柏木小学校にかけての岸沿いでは多くの個体を発見した。

(調査員)
人工水草1本あたりの産卵数は不均衡であるか。

(オブザーバー)
1本あたりの産卵数は数えていないが、不均衡である。

(調査員)
春採湖潮止堰の逆流量について、平成24年度と平成25年度を比較すると平成25年度のほうが逆流延日数が少ないのに対し、逆流量は上回っている。その要因は何か。

(オブザーバー)
平成25年度は工事の影響によりボックスカルバートに昆布が堆積し、河口に水が抜けなかった経過がある。その滞水した水の影響によって潮止堰のセンサーが働いたことが要因ではないか。

このページに関するお問い合わせ

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