釧路市環境審議会(令和6年度第4回 令和7年1月20日開催)
会議名
令和6年度第4回 釧路市環境審議会
開催日時及び場所
令和7年1月20日(月曜日)午後3時00分~4時00分
釧路市役所 防災庁舎5階 災害対策本部室
主な議題
(仮称)釧路市自然と太陽光発電施設の調和に関する条例及び施行規則の概要について
2 その他 なし
結果
1 報告事項 質疑応答あり
2 その他 質疑応答なし
発言要旨(報告事項)
(委 員)全域許可制は賛成する。
条例には、優れた自然や景観を守ることが希少な野生動植物のほか、釧路の産業として重要な観光産業を守っていくことにも繋がるなど、制定する意義を理念として条例に明示する必要がある。
(事務局)理念について、条例にどのように反映できるか整理したい。
(委 員)希少な野生動植物に対する措置として、専門家への意見照会に基づく調査等を行い、必要に応じた保全のための措置を講ずることとしているが、実際の運用や許可基準対象とする希少な野生動植物種が不明確でないか。
(事務局)今回お示しした条例の骨子案について当審議会の賛同を得られれば、早急に様々な知見を有する、地域の専門家に意見を伺いながら、対象とする動植物種の選定を含め具体的な仕組みを構築していきたい。
(委 員)市が指定する専門家の意見を聞き、それに基づき適正な事業かどうかを判断する仕組みは非常に練られたものと評価できる。その制度設計については環境省とも相乗効果が出るよう連携したい。その制度を円滑に運用するためには、希少な動植物の定義は重要であり、地域を象徴する種(タンチョウ・チュウヒ・オオジシギ・オジロワシ・キタサンショウウオなど)に限定しないと、仕組みとして運用できない。必要に応じて種を追加できるような仕組みであればなお良い。
また、事業者に過度な負担とならないよう考えることも必要である。
(委 員)施工業者の立場では、調査の段階で許可が出るまでの期間を明示しないといつまで時間がかかるのか分からず、負担となるため配慮が必要である。
(委 員)廃棄等費用の積立や賠償責任保険の加入は、既に稼働している発電所にも適用できるのか。
(事務局)既存の施設に対する条例の遡及範囲は、今後、庁内の法務部門と協議しながら整理したいと考えている。
このページに関するお問い合わせ
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