釧路市環境審議会(令和5年度第1回 令和5年6月2日開催)

ページ番号1012262  更新日 2023年6月16日

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会議名

令和5年度第1回 釧路市環境審議会

開催日時及び場所

令和5年6月2日(金曜日)午前10時00分~午前11時30分
釧路市役所 防災庁舎5階 災害対策本部室

主な議題

報告事項
(1)釧路市地球温暖化対策地域推進計画(区域施策編)の改定について
(2)釧路市ecoライフ促進支援事業について
(3)第4次春採湖環境保全計画の点検結果について
(4)アサヒ飲料株式会社との包括連携協定の締結について
(5)イオン釧路昭和店でのフードドライブの開始について
(6)リサイクル親子バス見学会の開催について
(7)釧路市自然と共生する太陽光発電施設の設置に関するガイドライン(素案)の策定について

その他
(1)SNSを活用した情報発信について
(2)環境啓発イベント「くしろみんなの環境展」について

結果

報告事項
(1)質疑応答あり
(2)質疑応答なし
(3)質疑応答あり
(4)質疑応答あり
(5)質疑応答なし
(6)質疑応答なし
(7)質疑応答あり

その他
(1)質疑応答なし
(2)質疑応答なし

発言要旨

報告事項(1)

(委員)今後の計画改定に当たり、温暖化に対する具体的な施策はどのように策定するのか。
(事務局)国の削減目標値においては、産業部門が7%から38%へ大幅に引き上げられていることから、市としても産業部門を中心とした全市的な取り組みとなるよう、全庁を挙げて会議体を設置した上で様々な施策を検討し、計画に盛り込めるよう努めていく。

報告事項(3)

(委員)第4次春採湖環境保全計画の点検結果においては、5年間の平均値や環境目標において、COD(化学的酸素要求量)は未達成という結果。これまでの5年間と比較すると、春採湖の水質、CODについては悪化したという解釈か。
(事務局)数値的には安定的に推移しており、「悪化」ではなく「平衡状態にある」という表現が適当と考えている。
(委員)過去には全国ワーストワンになった時期もあったが、そこから様々な対策により水質が良くなり、安定している。海水が逆流する汽水湖としては、これ以上の水質改善は困難なところまできていると思われる。また、環境基準を目指した水質の改善は、ヒブナなどの水生生物に影響する可能性も考えられることから、引き続き推移を見ていくことが望ましいと考える。

報告事項(4)

(委員)市のペットボトルの処理はサーマルリサイクル(プラスチックを焼却した際の熱を回収し、エネルギーとして再利用する方法)と認識していた。この協定の取り組みによりペットボトルを水平リサイクルすると低カロリーとなり、結果として化石燃料等からカロリーを補うことになるのではないか。
(事務局)市で回収したペットボトルは、元々資源物として再資源化していることから、サーマルリサイクル処理は行っていない。

報告事項(7)

(委員)ガイドラインの目的には「生物多様性」と「自然環境」、「優れた景観」とあるが、第6条では「生活環境」という言葉が入っており、目的と各条文の包含関係を整理した方が良いと考える。
(事務局)市として、自然との共生を目指していく意思を明確にすることを最優先に策定に臨んでいる状況。その中で、本日の素案の説明に至る過程で、様々ご要望・ご提言をいただいた方々との意見交換を重ねながら、積み上げてきたもの。ご指摘のあった表記の揺れや定義の整理などは、ブラッシュアップする中で精度を高めていきたい。
(委員)ブラッシュアップの際には、アイヌ民族の伝統的な場所の保全やソーラーパネルの安全性の確認、そして津波が湿原の中まで入ってくる可能性も考慮した視点も必要と考える。

議案外

(委員)市は、令和4年度「くしろ冬まつり」の消費者協会ブースにおいて図書館の古本のカバーでエコバッグ作り体験の実施や、報告事項(6)のリサイクル親子バス見学会の取り組みなどを計画し、新たな啓発活動を実施している。一市民として生活の身近なところで環境問題を考えるきっかけになる大変素晴らしい取り組みだと思い、感謝している。

このページに関するお問い合わせ

市民環境部 環境保全課 環境管理係
〒085-8505 北海道釧路市黒金町7丁目5番地 釧路市役所本庁舎1階
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