令和6年度 釧路市障がい者差別解消支援地域ネットワーク会議(令和6年3月 )

ページ番号1016296  更新日 2025年3月28日

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会議名

令和6年度 釧路市障がい者差別解消支援地域ネットワーク会議(令和7年3月 )

開催日時及び場所

日時 2025年(令和7年)3月13日(木曜日)午前10時~午前11時15分

場所 釧路市役所防災庁舎 5階会議室

会議内容

1 開会
2 会長選出
3 会長挨拶
4 議事

(1)協議事項
(1) 障がい者差別解消に向けた市の取組について
・事務局より説明【資料1~5】
【意見なし】

(2) 障がい者差別解消に向けた関係機関の取組について
・事業所より補足説明【資料6】

1 各機関における差別解消や合理的配慮の取り組みについて
【釧路保護観察所】
制度に対して理解が難しい方に対して、ルビやイラストの多いパンフレットを活用し、説明している。
【釧路総合振興局保健環境部保健行政室健康推進課】
来庁者用の車いすや窓口に筆談対応用ノート、眼鏡を整備している。
また、新規採用職員向けに合理的配慮に関わる研修を実施している。
【釧路地方検察庁】
来庁の際の支援機器の活用、障がい者雇用枠の職員に定期的な面談を実施している。また、障がいのある犯罪者の再犯防止の為、関係機関と連携して支援を行っている。
【釧路市障がい者虐待防止センター】
当事業所に従事している障がい当事者と、職員研修を行い、互いに仕事上のコミュニケーションをとりながら配慮についての学習を重ねている。
【釧路圏障がい者自立支援施設協議会】
約40事業所が加入している当協議会では、それぞれの事業所で合理的配慮を行っている。
【釧路市障がい者基幹相談支援センター】
記載のとおり。障がい特性に応じた相談対応を行っている。
【くしろ・ねむろ障がい者就業・生活支援センターぷれん】
当センターで従事している当事者の方がいつでも相談できる体制を整えている。また、利用者への合理的配慮を行うため、職員向けに研修を行っている。
【北海道旅客鉄道株式会社釧路支社】
体験型のバリアフリー講習会を実施している。また、高齢者障がい者等雇用施設に障がい者雇用施設等の適正利用に関するポスターを広報している。
【くしろバス株式会社】
理解が深まるよう、待合室にヘルプマークについてのポスターを掲示している。また、車いす利用者がスムーズに乗車できるよう、社内研修を毎年行っている。しかし、実践経験が稀で、バスによって設備も変わため、乗務員が迷うことも多いことから今後も研修を続けていきたい。
【北海道難病連釧路支部】
会議等開催の際、多様な障がいをもった方を身障用トイレの数や、トイレの種類を予め確認して会場を設定している。また、障がい者に対する理解を深めてもらうため、ラジオなどを通して活動や体験発表を活動に盛り込んでいる。
【オフィスきらり】
精神保健福祉士が常駐しており、様々な相談に対応できるよう整備している。
【教育支援課】
令和6年度の特別支援学級の生徒数は867名で全体の人数との割合は約10%、人数は上昇傾向にある。釧路市内の小学校において、受け入れという部分で通級指導教室が充実しているが、それに伴い、個々のニーズに合った指導や対応が追い付いていない状況もある。現在、経験の少ない初任者の教員が特別支援学級の担任を受け持つケースが多い傾向にある為、特別支援学級に関わっている初任者の先生を対象として特別支援教育専門の先生に巡回研修を設けている。
※通級指導教室:普通学級で特別な配慮が必要な生徒が、週に数回、個別の指導を受けること


2 合理的配慮の具体的提供事例について

【釧路市障がい者基幹相談支援センター】
家族と本人への聞き取りにより、復学の意向があった。定期的な相談対応を行い、配慮事項をまとめて学校へ提出し、復学の体制を整えた。
【くしろ・ねむろ障がい者就業・生活支援センターぷれん】
相談を受けた際は、本人と配慮事項をまとめ、会社の過重負担にならないか確認したうえで合理的配慮を提供していただいている。相談後も1年間は継続的にサポートを行っている。
【北海道難病連釧路支部】
難聴の方から要約筆記制度について紹介できるような場が欲しいとの意見があり、イベントに合わせて場を設けた。また、市立病院の改築工事に伴って駐車場が滑りやすいという意見があり、釧路市に要望書を提出し、改善していただいた。
【オフィスきらり】
特性に合わせて環境を整えている。申し出があった際は代筆を行う。
【教育支援課】
保護者の希望を整理した、個別の教育支援計画を作成している。本来であれば幼児期から作成されたものが小学校、中学校へ引き継がれて、切れ目のない支援に繋がることが求められるものである。今後は障がい福祉課との連携を強化し、教育と福祉の連携を充実させていきたい。

(2)その他
【事務局】
【資料3】のチラシについて、広報周知を図っていただくよう依頼した。
【北海道難病連釧路支部】
人工肛門患者の方が集まる際、オストミー専用トイレが少なく困っている。
【事務局】
オストミー専用トイレの情報についてもバリアフリーマップに掲載しているため、今後活用してほしい。

5 閉会 

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このページに関するお問い合わせ

福祉部 障がい福祉課 障がい福祉係
〒085-8505 北海道釧路市黒金町8丁目2番地 釧路市役所防災庁舎3階
電話:0154-23-5201 ファクス:0154-25-3522
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。