令和6年度 第2回釧路市国民健康保険事業の運営に関する協議会会議結果

ページ番号1016280  更新日 2024年8月16日

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会議名

令和6年度 第2回釧路市国民健康保険事業の運営に関する協議会

開催日時及び場所

日時 2025年(令和7年)2月6日(木曜日) 午後6時30分~午後7時10分

場所 釧路市役所防災庁舎4階 健康推進課ホール
 

主な議題

1 議題
(1)令和7年度釧路市国民健康保険特別会計予算(案)について
(2)令和7年度釧路市国民健康保険阿寒診療所事業特別会計予算(案)について
(3)令和7年度釧路市国民健康保険音別診療所事業特別会計予算(案)について

結果

 議題について説明を行い、承認された。
また、前回の協議会で質問のあったマイナンバーカードの交付率等について、現状を報告。その他質問のあった事項等について説明を行い、確認された。

発言要旨

【委員】
 議案1ページの国民健康保険特別会計予算概要の歳出のところで、NO3保険給付費の高額療養費だけ前年度より増加となっている。これは何か要因があるのか。
【事務局】
 令和5年度に比べて令和6年度は高齢者の入院件数等が増加しており、高額療養費も膨らんでいる。この実績を基に、来年度の数字を推計し、今年度より給付費が伸びると予想しているため、この予算額としている。
【委員】
 高額療養費の制度が8月から変わるが、それも加味されているのか。
【事務局】
 その点は見込んでいない。所得に応じた高額療養費の負担額の引き上げ幅が異なるため、どの程度給付費が減少するかを具体的な数字で見込むのは難しい状況である。

【事務局】
 釧路市におけるマイナンバーカードの交付率は、昨年11月時点で90.3%に達している。国民健康保険加入者のうち70.9%がマイナ保険証を取得しており、その利用率は32.4%で、国の平均を上回っている。また、健康保険証利用登録の解除が昨年10月下旬から可能となり、これまでに43名が解除を申請している。

【委員】
 今回の予算には関係ないが、国保新聞に令和6年12月10日付けで、第13回健康寿命をのばそう!アワードで、釧路市が介護予防・高齢者生活支援分野で厚労大臣賞自治体部門優秀賞を受賞したという記事が掲載されていた。日頃の努力が報われたと感じ、見逃した方に報告する。


【委員】
 昨年、釧路市で第3期データヘルス計画が策定されたが、令和6年度には具体的にどのような取り組みを行ったのか教えてほしい。
【事務局】
 データヘルス計画では、健診・医療・介護データを基に健康課題を分析し、保健事業を進めている。具体的には、40歳以上の国保加入者を対象に特定健診を実施し、受診券を毎年4月末に発送している。健診結果は保健指導や栄養指導に活用し、生活習慣病の予防および重症化予防に努めている。

【委員】
 特定健診を受けたが、フォローがないことが多い。保健指導はどのように行われているのか。
【事務局】
 国が基準を定めた特定保健指導をはじめ、メタボリックシンドロームの改善や高リスク者への保健指導を実施している。管理栄養士が不在の医療機関では、市の管理栄養士が栄養指導を行う仕組みも整えている。
 また、保健指導はアポなし訪問を基本としている。反応は様々であるが、生活習慣改善や適切な治療につながるケースも多く、医療費の伸びの抑制に寄与している。保健指導は、本人の理解と納得が不可欠であり、本人が納得して初めて次の行動に移せる。そのため、まずは健診結果から体の中で起きていることをわかりやすくお伝えし、納得してもらえた段階で、何をどう改善できそうかという内容に進めるようにしている。
 また、住民との関わりの中で学ぶことも多く、さらには講師を招いてのスキルアップも図りながら取り組んでいる。

 

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このページに関するお問い合わせ

こども保健部 国民健康保険課 保険係(1)
〒085-8505 北海道釧路市黒金町8丁目2番地 釧路市役所防災庁舎2階
電話:0154-31-4527 ファクス:0154-23-5411
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