インフルエンザ
鳥インフルエンザとは!?
カモなどの水鳥がウイルスを保有し、そのウイルスがニワトリやアヒルに感染して症状が現れるトリの病気で、ウイルスの性質が変わることにより、これまでヒトに感染しなかったウイルスがヒトに感染するようになることがあり、これが、現在、アジア等で流行している「高病原性鳥インフルエンザ」です。通常はこの段階ではヒトからヒトに感染することはありません。
新型インフルエンザとは!?
新型インフルエンザは、10年から40年の周期で流行するといわれています。また、鳥インフルエンザ等の突然変異により、新たにヒトからヒトへ感染する新型インフルエンザが発生した場合には、人類はそのウイルスに対しての抗体(免疫)を持たないため、広域にかつ急速に拡がると考えられます。
感染経路
インフルエンザにかかった患者の咳などで空気中に拡散されたウイルスを鼻腔や気管等気道に吸入することによって感染します。インフルエンザが流行してきたら、人混みは避けましょう。特に高齢者や慢性疾患を持っている人、疲れていたり、睡眠不足の人は、感染したとき重症化する可能性が高くなります。
予防対策
日常生活では、まず体調を整えて抵抗力をつけ、ウイルスに接触しないことが大切ですので、次のことに留意し、実践しましょう。
栄養と休養を十分取る
体力をつけ、抵抗力を高めることで感染しにくくなります。疲れているときや栄養が不足しているときは、抵抗力が落ちてインフルエンザに感染しやすくなります。栄養のあるものをきちんと食べて、睡眠も十分にとりましょう。
人ごみを避ける
病原体であるウイルスを寄せ付けないようにするため、たくさんの人が集まる場所の出入りはできるだけ避けましょう。また、人ごみに出かける必要がある時は、マスクを着用しましょう。マスクは他の人の咳やくしゃみからウイルスの侵入を防ぐ効果があります。流行する前から各家庭でマスクを備えておきましょう。
適度な温度、湿度を保つ
ウイルスは、低温・低湿を好み、乾燥しているとウイルスが長時間空気中を漂流します。室内は適度な温度・湿度を保ち、たまに換気も行いましょう。
外出後はうがいと手洗い
うがいはのどの乾燥を、手洗いは接触による感染を防ぎます。特に手洗いは、石鹸を使用して指と指の間を入念に流水で洗浄します。
周りの人への配慮
もしインフルエンザにかかってしまったら、周りに広げないことがとても大切です。せきやくしゃみが出る時には、他の人から顔をそらせ、マスクを着用するなどの咳エチケットを心がけましょう。
お年寄りや病気で体力が低下している方々にうつさないよう、それらの人々が多く集まる施設にはなるべく入らないなどの配慮も必要です。
咳エチケットを守る
- 咳やくしゃみなどの呼吸器症状がある方は、必ずマスクを着用しましょう。
- 咳やくしゃみをするときは、ハンカチやティッシュで口や鼻を押さえ、ウイルスの飛散を防ぎましょう。
- 使用したティッシュなどは、ゴミ箱に捨てましょう。
- 咳やくしゃみをした後は、せっけんを使用して、よく手を洗いましょう。
関連情報
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インフルエンザの流行状況(北海道感染症情報センター)(外部リンク)
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インフルエンザQ&A(厚生労働省)(外部リンク)
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新型インフルエンザ対策関連情報(厚生労働省)(外部リンク)
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高病原性鳥インフルエンザ情報(国立感染症研究所感染症情報センター)(外部リンク)
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鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省)(外部リンク)
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鳥インフルエンザA(H7N9)について(厚生労働省ホームページ)(外部リンク)
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このページに関するお問い合わせ
こども保健部 健康推進課 健康づくり係
〒085-8505 北海道釧路市黒金町8丁目2番地 釧路市役所防災庁舎4階
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