予防接種について

ページ番号1005109  更新日 2022年8月25日

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予防接種とは、はしかや百日せきのような感染症の原因となるウイルス、細菌または菌の産生する毒素のカを弱めて予防接種液(ワクチン)をつくり、それを体に接種して、その病気に対する抵抗力(免疫)をつくることをいいます。「予防接種」に使う薬液のことを「ワクチン」といいますが、すべての病気に対してワクチンがつくられるわけではなく、病原体の性質によってできないものもあります。

お母さんから赤ちゃんにプレゼントされた病気に対する抵抗力(免疫)は、百日せきでは生後3ヵ月までに、麻しん(はしか)では生後12ヵ月頃までに、自然に失われていきます。ですから、この時期を過ぎますと、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要があります。これに役立つのが予防接種です。

予防接種は、その病気にかからないことを目的としていますが、受ける人の体質、そのときの体調などによっては抵抗力(免疫)ができないこともあります。普通、健康な人が生ワクチンの接種を受けた場合、96~98%の方は抵抗力(免疫)ができます。もし確実に抵抗力(免疫)ができたかどうか知りたい場合には血液をとって抗体を測定すれば(有料)わかる場合もあります。

また、不活化ワクチンでは、基礎免疫を完了すれば98~99%の人に抵抗力(免疫)ができます。抵抗力(免疫)ができてもしばらくすると少しずつ減っていきますので長期に抵抗力(免疫)を保つためには、一定の間隔で追加接種が必要です。

予定どおり接種ができなかったときには、抵抗力(免疫)のできにくいときもありますから、かかりつけ医や予防接種をする医師に相談してみましょう。

イラスト:予防接種を受ける様子

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