令和6年度第2回釧路市子ども・子育て会議

ページ番号1016274  更新日 2025年3月14日

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件名

令和6年度 第2回釧路市子ども・子育て会議

日時・場所

令和6年8月29日(木曜日)14時~

釧路市役所防災庁舎5階 会議室A

内容

  • 資料に基づき、事務局より説明

  • 委員から寄せられた質問・意見等

1 開会

2 部長挨拶

3 議事

(1)教育・保育及び子ども・子育て支援事業等の実施状況について
【委員】こども大綱にあわせて基本目標の順番を入れ替えたということだが、具体的に説明してほしい。
【事務局】こども大綱の重要事項として、ライフステージの順序別に定めており、今後、こども計画の策定を検討することを見越して今回の計画策定にあたって順序を揃えておきたいという意図。

【委員】基本理念「生まれる喜び、はぐくむ喜び、寄り添う喜び」は子ども、子育て世帯、地域、というような見方で問題ないか。
【事務局】こども大綱の内容に寄せた基本理念にすることも検討したが、第2期の基本理念がとても表現として良いため、今回も採用させていただいた。

【委員】新規の地域子育て相談機関について、東部子育て支援センターは対象ではないのか。
【事務局】東部子育て支援センターは来年度から交流プラザさいわいに、子育て支援総合センターとして開設する予定であり、地域子育て相談機関は、子育て支援総合センター、中部子育て支援センター、西部子育て支援センターの3つとなる。

【委員】子育て短期支援事業(ショートステイ事業)について、令和7年度の量の見込み及び確保量が411となっており、多く見えるがどのような算出根拠か。
【事務局】単位が年間延べ人数ではなく、年間延べ日数で表すこととなったため、乖離がある。

【委員】子どもの対象年齢が17歳となっているが、18歳は入らないのか。
【事務局】児童福祉法に基づき、18歳未満ということで設定している。

【委員】放課後児童健全育成事業の実施箇所で、第3期は全て23か所となっているが、今後の小学校の統廃合や閉校なども見越して、児童館は減らないという見方で大丈夫か。
【事務局】学校のすがた基本計画も踏まえて、児童館のあり方を検討しているところで、今後の方向性までを示せる段階ではないため、現状の数字とさせていただいている。

【委員】釧路市として、病児・病後児保育を拡大していくというイメージでよいか。
【事務局】施設数を増やすというよりは、既存の病児・病後児保育施設が思うように活用されていない状況が伺えるため、利用が増えるような取組を行っていきたいと考えている。

【委員】受け入れ側の体制も大変だと思うが、市の医師の方々はこの事業に対してどう考えているのか。
【事務局】現状、市立病院の先生方に意見をお聞きしていない。

【委員】子どもと保護者にとって使いやすい事業なのか、施設側の事情もあるだろうし、使いにくい事業だと数字が伸びていかないのだろうと思う。
【事務局】まずは各施設の実態や意見を市として聞き取って、現在使っていただいている方々にも、どうしたらより使いやすくなるのか、意見交換をしていくことが大事だと考える。

 

(2)グループワーク
【論点1】保育士等の人材育成と確保、【論点2】こどもの新たな居場所のあり方、【論点3】共働き世帯への支援策、の3グループに分かれて、課題と対策について議論を行う。グループワークでの意見は以下のとおり。

【論点1】保育士等の人材育成と確保
・新卒で保育士を志す人材が少ない
・保育士は忙しいというイメージがついてしまっている
・保育士の資格を持たない子育て支援員が保育現場を支えている
・過去と比べ、仕事環境は改善傾向にある
・保育士資格を持つ人の登録制度を市が主導して作り、潜在保育士の積極的な登用を図ってほしい
・釧路出身の方が地元に誇りを持てるような街づくりを進めるべき

【論点2】こどもの新たな居場所のあり方
・子どもがのびのびと遊べる場所をつくるべき
・過去にイトーヨーカドーで開設していた子育て支援センターサテライトが好評であったため、商業施設の中に子どもを遊ばせることができ、子育てに関する相談ができるような施設を開設してはどうか
・児童館を使うには要件が必要であり、気軽に使える施設ではないため、誰でも通園制度の児童館版のような事業を展開してはどうか
・デジラポが中高生の間で、気軽に足を運べて、デジタル分野に触れられる場所として好評である
・デジラポのような、居場所と学びを提供する施設を増やすべき

【論点3】共働き世帯への支援策
・児童館の閉館時間を18時から19時、20時まで延ばしてほしい
・その場合、18時以降は延長料金を徴収しても良い
・「子育てサポートセンターすくすく」のホームページは文字が多く、デザインも古いため、見にくい印象を受ける
・現代の子育て世代の情報源はインスタグラムなどのSNSである
・子育て世代のすくすくの認知度を上げ、利用を促進していくために、ホームページをリニューアルするほか、インスタグラムなどのSNSを活用した広報活動をしていくべき
・小学4年生以降の高学年になっても、留守番をさせるにはまだまだ不安があるため、児童館とは違う、地域の資源を活用したこどもの居場所づくりを進めるべき
・共働き世帯の子でも遊べるような、夜まで開放した施設があると望ましい
 

(3)報告事項
【委員】こども家庭センターの考え方としては、こども家庭庁の保育の部分をベースに作っているのか。
【事務局】改正児童福祉法に基づいて、こども家庭センターを設置している。

【委員】教育機関をもう少し巻き込んでいただかないと、就学期に入ると支援やフォロー体制が切れるということが想定されるため、連携できるところがあれば、全体でやっていただければ。
【事務局】よく検討する。

【委員】子育て支援総合センターのところに記載のある保育園・認定こども園については、今も検診等で健康推進課と連絡をとることはあるのか。
【事務局】育児相談、子育て相談、など今までどおり情報提供いただく流れができている。

4 閉会

このページに関するお問い合わせ

こども保健部 こども育成課 保育係
〒085-8505 北海道釧路市黒金町8丁目2番地 釧路市役所防災庁舎3階
電話:0154-31-4541 ファクス:0154-22-5674
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