令和5年度第2回釧路市子ども・子育て会議

ページ番号1014022  更新日 2024年2月29日

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件名

令和5年度 第2回釧路市子ども・子育て会議

日時・場所

令和6年2月15日(木曜日)15時~

釧路市役所防災庁舎5階 災害対策本部室

内容

  • 資料に基づき、事務局より説明
  • 委員から寄せられた質問・意見等

1 開会

2 部長挨拶

3 議事


(1)子ども・子育て支援事業計画の策定について

【委員】 このアンケートは、児童クラブに通える要件を検討し直すというような内容にも関わってくるのか。

【事務局】 設ける予定はしていなかったが、要件の設問が必要なのか検討していきたい。

【委員】 こども等の意見反映について、未就学児については幼稚園や保育所等に手を借りなければ、意見をまとめたり場に慣れるのも難しいと思う。
 行政の職員が直接会って意見を聞くことについても、子どもたちに意見の出し方を確認した方がいいのではないか。
 学校の授業のインターネットに触れる取組みの中で組み込んでもらう等、教育の人たちに意見をもらいながらやるのがいいのではないか。

【委員】 未就学のこどもたちに意見をもらうことはとても難しいと思う。
 どの年齢の時期にどのような質問をするかもとても重要。集約してきちんとしたデータになるかとなると難しいと思う。

 

(2)令和6年4月認定こども園への移行施設ならびに令和6年度教育・保育施設の利用定員の変更について

【委員】 西部地区で新たな保育施設を募集とのことだが、保育士不足の問題があり、施設が増えるとそれだけまた保育士が動くので、その保育所では受け入れができないことも想定されるのではないか。

【事務局】 現状、募集の問合わせのある施設は、認可外保育所を運営している施設のため、他の施設の保育士を取り合うことにはならないと想定している。

【委員】 保育士の確保は大変難しい中、釧路市もその対応を考えていただきたい。

【委員】 釧路市は保育の需要が今高止まりでいるのかなというところ。全国的に見ると少子化で運営する法人がなくなるところもあり、園を増やさない方向について、今後の少子化も踏まえ考慮していただきたい。

【事務局】 今回の「こどものおしろ」の閉園について、現在ある施設で定員を埋めることが計画の基本となっている。
 各園に調査はしたものの、増員の意向を得られなかったため、募集することとなったところ。

【委員】 減員になった部分は、市として見込みがあって必要だと考えているということか。

【事務局】 令和5年度の状況について、0歳では、計画上の定員に対して不足している。
 1、2歳についても、確保方策、計画上の定員は満たしているが、入所児童数と潜在の待機児童数を含めた、保育ニーズに対して不足している状況にあり、確保が必要と考えている。

【委員】 釧路市の施設数は少なくない。新たに増やすとなると、どこかで運営が苦しくなるところが必ず出てくる。
 その辺を市はどう考えているか。

【事務局】 今後、施設が同じ数で同じ定員のまま進めていくのは難しいと思う。
 次期計画にでは、保育の申し込み状況等踏まえ、検討していきたい。

【委員】 旭夜間保育園が全体の数字に盛り込まれているが、保育時間が午後2時から午前2時のため、他の園を利用時間が違うため、一緒にすべきではないと思う。

【事務局】 第二期の子ども・子育ての計画の中で、中部地区全体での確保方策、希望利用を含めて計画を立てており、中部地区全体の中で示しているところ。

【委員】 令和6年度の保育入所の選考について、現状の申し込みはどれくらいか。

【事務局】 令和5年度入所が400件台の申込みに対し令和6年度入所は300件台となっており、70名ほど減っている状況。

【委員】 桜ケ岡保育園閉園に伴う優先転園について、通われているお子様の転園の希望が叶ったのか教えていただきたい。

【事務局】 1歳から3歳児クラス計24名のうち、令和6年4月からの転園希望方が8名、他に2名が幼稚園等への転園を行う。
 その他の園児については、令和6年度、優先転園を行う予定。

 

(3)次世代育成支援対策地域行動計画について

【委員】 令和6年度の保育所の整備について教えていただきたい。
 また、保育研修会について、実績として令和4年度は5回実施だが、令和6年度の目標回数が減っているのはなぜか。

【事務局】 共栄保育園の建替え、あいこう認定こども園の建替えの2年目。もう1点はひぶな幼稚園の改修となる。

【事務局】 保育研修会の令和6年度に1回実施するという目標値については、平成30年度から当初の計画で、1回の実施という計画を立てていたところ。

【委員】 子どもが携帯電話を一日中見ているということが起きていて、自律神経がやられるというような状態に陥る。
 山形県の鶴岡市では「キッズルームソライ」というところがあり、いろんな世代の子どもたちが、一堂に会して鬼ごっこをする。1年生から6年生まで鬼ごっこしても1年生が負けないような仕組みを作って遊ばせる、子どもを夢中にさせる取り組みを推進しているので、釧路市の担当の方にぜひ視察に行って、子育て支援に役立てて欲しい。

 

(4)令和6年度子育て関連事業について

【委員】 ファミリーサポートセンター事業について、阿寒地区は、釧路市内よりバスやタクシーの利用が非常に不便な場所なので、ほかの地域と同じ状態では使えない地域だということへの配慮をいただきたい。
 本当に動けなくて困っているお母さんたちもいらっしゃるので、よろしくお願いしたい。

【委員】 公共施設等の暑さ対策について、幼稚園、阿寒湖の交流センター、阿寒の放課後児童クラブ等の施設は、去年の夏は30度超えが連日だったので、できれば子どもたちに配慮をいただけたらと思う。

【事務局】 市の予算議論の中でも、阿寒地区については、釧路地区と別の部分の対応も必要というような議論をしてきており、配慮されている。

 

その他

【委員】 釧路市は乳幼児健診で3歳児健診を行っているが、全国的に5歳児健診が普及してきている。3歳以降、幼稚園、保育園の集団生活に入っていく子どもたちの、育ちの凸凹が、集団の中に入って見えてきている。
 スクリーニングを兼ねて5歳児健診があると、3歳で切れてしまっているものが、もっと子どもたちの育ちを助けていけるものになるのではないか。
 今すぐ行政としてということは難しいと思うが、間違いなく小学校教育に繋がっていくと考えている。

【委員】 幼稚園において、保護者アンケートをこの15年ぐらい、子どものインターネット環境について聞いてきた。
 親世代がデジタルネイティブなので、当たり前にタブレット、スマホをいじらせている。年少の3歳の親ほど意識が薄く、5歳ぐらいになってくるとルールを持っている。
 これからもっとデジタルネイティブな方たちが子育てをするようになるため、インターネット等の環境が子どもに及ぼすことについて、市として保健師や母親教室などを通して学習させていくべきではないかと感じている。

 

4 閉会

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このページに関するお問い合わせ

こども保健部 こども育成課 保育係
〒085-8505 北海道釧路市黒金町8丁目2番地 釧路市役所防災庁舎3階
電話:0154-31-4541 ファクス:0154-22-5674
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