釧路市スポーツ振興協議会(令和7年度第1回 令和7年5月29日開催)
会議名
2025年度(令和7年度)第1回 釧路市スポーツ振興協議会
開催日時及び場所
2025年(令和7年)5月29日 木曜日 午後3時/釧路フィッシャーマンズワーフMOO2階 教育委員会室
主な議題
- 2024年度(令和6年度)スポーツ行政主要事業報告について
- 2025年度(令和7年度)スポーツ行政主要事業計画について
結果
- 議題1.質疑応答なし
- 議題2.質疑応答あり
発言要旨
議題2.令和7年度スポーツ行政主要事業報告について
学校スポーツ開放について
【委 員】学校スポーツ開放について、団体に対してどのように周知及び調整をしているのか。また、これまでスポーツを経験したことがない方がどの程度、参加可能なのか教えていただきたい。
【事務局】団体開放については、事前に団体登録をしている方々がウインドヒルくしろスーパーアリーナに集まり、3ヶ月おきに利用したい学校の調整をしている。
【委 員】団体登録をしていない地域住民が当日気軽に参加したいという要望に答えられるようなシステムではないのか。
【事務局】団体開放とは別に、週に1~2回程度「地域開放」という枠組みを設けており、各学校区ごとに地域住民を主体とした組織(地域スポーツ推進協議会等)が主体となり運営をしていることから、 比較的スポーツ参加がしやすい環境ではある。
【委 員】つまり、その活動時間帯に学校へ行けば気軽にスポーツが出来るということか。
【事務局】少し意味合いは違う。地域スポーツ推進協議会の会員として加盟することが必要であり、飛び入り参加できるような窓口としては機能していない。気軽に行ったとしても快く受け入れてくれるとは思うが、そのような場合はウインドヒルくしろスーパーアリーナなどの一般開放を利用していただくよう案内をすることになってしまう。
【委 員】今後の釧路市のスポーツ文化の発展のためには、地域住民にとってアクセスしやすい場所にて気軽にスポーツが出来る環境をつくることが重要であると感じている。家庭の都合によっては、大きな施設にはアクセスしづらい方もいるので、居場所づくりの意味も込めて必要性はある。ちなみに、学校施設のみならず、例えば近所の公園施設にて遊びの一環としてスポーツ活動が生まれると良いと感じているところであるが、活動実態について何か情報収集は行っているのか。
【事務局】公園内にあるテニスコートなど、自由に出入り可能な施設については把握が困難であるのが実態である。
【委 員】困難であるのは承知であるが、こういった施設も改めて調査をしてみるべきであると感じた次第である。
【委 員】地域開放にて実施しているイベントや各協議会の窓口となる連絡先などを釧路市の広報で周知しても良いと思う。
【委 員】体育館のほか、例えば空き教室を有効活用し、敷居の低い遊び場のようなスペースとして開放をしてみてはどうか。
【委 員】その通り。そうしたスペースから小さなコミュニティが生まれ、今後、大会などに出場する大きなコミュニティ(チーム)へと成長出来るような環境があると良いと思う。
【事務局】学校教育部では、学校側と地域住民との繋がりとして「コミュニティ・スクール」を立ち上げているところもあり、活動の一環として気軽に遊べる空き教室の開放もあるかと思う。生涯学習部としても、例えば学校スポーツ開放の備品の貸し出しなど、応援できる体制は構築していきたい。
【委 員】新たに施設を建てるのは非常にハードルが高いかと思うので、既存の学校施設の有効活用については、是非とも学校教育部と連携をしていただきたい。
スポーツ合宿について(1)
【委 員】合宿来訪団体より、何か具体的に困りごとや要望を受けてはいるのか。
【事務局】最近の事例では、長距離の陸上競技団体より、監督やスタッフ用の自転車を貸してほしいという要望が多かったことから、レンタル出来る自転車の用意を行った。
【事務局】その他、空港からホテルまでの送迎については多く相談を受けている印象がある。その際は送迎対応が可能なホテルや空港連絡バスの利用について紹介をしている。また、昨年度には来訪者が練習中に熱中症になった事例を受け、緊急時に受け入れ可能な医療機関との連携も行うようになった。要望は多種多様であり、7~8月のピーク時は担当職員が絶え間なく対応をしている状態である。そのことから、今年度からは合宿専用LINEを導入し、スムーズに連絡調整できる体制を構築していく予定である。
釧路市体育祭について
【委 員】開催種目について、令和6年度報告では33種目であるのに対し、令和7年度計画では35種目と増えているが、新種目が増えたということか。
【事務局】開催予定が35種目であったのに対し、令和6年度は射撃とサイクリングが開催中止となったことによる記載内容である。
釧路湿原マラソンについて
【委 員】昨年度の第2回協議会でもお伝えしたが、現状、表彰式開催時に周りが閑散としている状況に対し、何か賑わいを創出する新しい取り組みを検討しているのか、進捗をお聞きしたい。
【事務局】現状、具体的な方針は持ち合わせていないが、当課としても課題の1つであると認識をしているので、時間は限られているが実行委員会とも協議をしていきたい。
【委 員】市外からも多くの参加者がいるほか、釧路市民が直接スポーツを観る絶好の機会でもあるため、是非ともお願いしたい。例えば、仮装ランナーを対象とした表彰式など、エンタメ性のある催し物も実施し、今後の参加者数を増やす取り組みに期待をしたい。その他、今後の協力依頼として、例えば沿道付近の企業と連携をし、飲食物等の協賛のうえ、補給ブース(エイド)の担当をしていただくことや、近隣の市町村にて特産物コーナーを出店してもらうなど、今後の釧路湿原マラソンが発展的な事業となるよう検討をしていただきたい。
【事務局】満足度を高めていく取り組みが、今後のリピーター獲得に繋げていく重要な要素であることから、只今ご意見のあった内容を含め、実行委員会とも研究をしていきたい。
スポーツ合宿について(2)
【委 員】来訪団体一覧を確認したところ、7月下旬にて関西方面より複数の陸上競技団体が山花ロードコースを利用しているが、何か釧路市が誘致した結果によるものなのか。
【事務局】数年程前に釧路市の大塚製薬が窓口となり、関西実業団陸上競技連盟の誘致に成功したことがきっかけである。また、山花ロードコースは、旭化成陸上部の宗監督(当時)にて監修したいただいたものである。宗監督は現役時代から釧路市にて合宿を行っており、指導者となってからも自身の選手達を連れて来てくれていた。現在はその選手達も指導者となり、釧路合宿にて成果を上げた実績を口コミでアピールしていただいてくれていることが非常に大きな要因であると認識している。
【委 員】その他、小森コーポレーション陸上競技部が年2回も来釧していることや、ダイハツ陸上競技部が約1ヶ月も滞在していることなど、大変積極的に誘致活動されていることが分かった。
【事務局】今年度も旭化成陸上部が1ヶ月程度滞在する予定であるが、これは昨年に誘致に伺った効果である。旭化成は今年のニューイヤー駅伝の優勝チームであり、次回も良い成績を収めていただけると、受入側としても大変喜ばしい限りであるほか、更なる口コミ効果にも期待したいところである。
【委 員】これだけ陸上競技団体が増加している実績があると、我々の立場(釧路商工会議所)としても“釧路は涼しいまち”としてアピール出来るきっかになると感じている。今後とも積極的な誘致活動をお願いしたい。
【委 員】なお、山花ロードコースについて、陸上競技団体のみならず一般市民にも広く周知をしていく上では“宗監督監修”と示す看板を設置してはどうか。
【事務局】宗監督の監修コースとしてネーミングに加えても良いと思った。いずれにせよご本人の意向もあるので、今後お会いした際には確認をする。
【委 員】ちなみに、これ以上誘致を進めた際にホテルのキャパや、アイスホッケーにおけるリンクの予約枠は十分に確保出来るものなのか。
【事務局】特に8月においては合宿のピークと観光需要が重なるため、宿泊先が十分に確保出来ないのが実態である。その際には7月や9月などに来釧期間をずらす内容をご提案することもあるが、合宿を諦めてしまう事例もある。また、リンクの予約枠についても同様であるが、今年度より夏季の繁忙期にて、柳町と春採においてはコマ時間を現行の1時間45分から1時間半(※)に短縮し、1日あたりのコマ数を増やすことで受入体制を強化していく取り組みを開始する。(※)製氷時間の15分間を除く
みらくる広場スポーツ体験(※)について
【委 員】昨年12月28、29日に開催した本事業について、私も現地で携わっていたが、スポーツ参加の機会提供としては非常に有意義な内容であったと感じたところであるが、参加者の人数や感想を把握していれば教えていただきたい。
【事務局】釧路市スポーツ協会に確認のうえ、後日改めてご報告させていただく。
≪参加者数≫28日開催:子ども296人、保護者592人
29日開催:子ども352人、保護者394人 合計1,634人
大変好評な事業であったことから令和7年度も継続開催の方向で調整中。
(※)東北海道スポーツコミッション(ウインドヒルくしろスーパーアリーナ指定管理者)と釧路市スポーツ協会の共催事業
シニア軽スポーツ教室について
【委 員】私自身“シニア軽スポーツ”という名前を初めて聞いたが、最初からシニアに特化することで新規の方でも非常に参加しやすい事業であると感じ、私が運営しているスポーツクラブでも参考にしたいと思ったところである。ちなみに、具体的にどのような活動をしているのか。
【事務局】地区内在住の60歳以上の方にお声掛けをし、ゲートカーリングやボッチャなどの軽スポーツを中心に教室を開催している。例年、大変好評の事業であることから、今年度も引き続き継続開催をする方向で進めている。
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このページに関するお問い合わせ
生涯学習部 スポーツ課 スポーツ係
〒085-0016 北海道釧路市錦町2丁目4番地 釧路フィッシャーマンズワーフMOO4階
電話:0154-31-2600 ファクス:0154-22-9096
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