釧路市スポーツ振興協議会(令和6年度第1回 令和6年5月29日開催)
会議名
2024年度(令和6年度)第1回 釧路市スポーツ振興協議会
開催日時及び場所
2024年(令和6年)5月29日 水曜日 午前9時55分/釧路フィッシャーマンズワーフMOO2階 教育委員会室
主な議題
- 令和5年度スポーツ行政主要事業報告について
- 令和6年度スポーツ行政主要事業計画(案)について
結果
- 議題1.質疑応答
- 議題2.質疑応答
発言要旨
議題1.令和5年度スポーツ行政主要事業報告について
釧路湿原マラソンについて
【委員】参加者数が例年少し減っているように見受けられるが要因がわかれば教えて頂きたい。
【事務局】コロナ禍もあけ参加人数は若干右肩上がりで増えているが子どもの参加人数は減っており、対策として生徒一人一人に開催のチラシを配布することで子ども達に情報が伝わり参加者数の増加に つながったと考えている。減っている原因も突き止めているので今後対策していきたい。
スポーツ合宿誘致について
【委員】合宿来訪団体に対してどのようなおもてなしを行っているのか。
【事務局】合宿来訪団体に対し水やボディメンテといったドリンクを提供している。
【委員】合宿来訪団体に対してふるさと納税のPRの一環としてふるさと返礼品の試食会等を開いたらよいのではないか。また、ふるさと納税の使い道は指定出来るのか。
【事務局】合宿来訪団体は結構な人数であり、予算を取らないと実際に試食会を開催することは難しく、ふるさと納税のパンフレット等を配布し返礼品のアピールなど出来ることから進めていきたい。また、頂いたふるさと納税の使い道に関して、活用の仕方としてスポーツ合宿の誘致活動など生涯学習部の活動として、振り分けて使っているという実態があり、スポーツ課を含めた生涯学習部で使われてきたお金が840万ぐらいになっている。
指定管理者の自主事業について
【委員】指定管理者からの新規事業についての相談や失敗事例の情報共有を行っているか。また、需要があるニーズに応じて事業を展開していくのは重要なポイントかと思う。例えば市民の方から情報を頂いて、ニーズに応じたアプローチ指導あるいは指定管理者の自主事業があればお聞きしたい。
【事務局】釧路地区の各指定管理者の自主事業に関して、新規自主事業等について情報交換は常にしているが、細かい取り組み状況までは意見交換、情報共有をできてないので、今後新しい事業を進めていくに当たって、我々も新規事業だけを共有するだけではなくて、これから取り組みたい事業や指定管理者が市民の声を取り入れたメニューを増やすのであれば情報共有しつつ協力していきたい。
釧路湿原マラソンについて
【委員】令和6年度の湿原マラソンの10kmコースが変更になると聞いたが、令和5年度に何か意見があった結果変更になったのか。
【事務局】令和5年度の10kmコースはほぼ同じところを2周するコースへ変更になっており、参加された方々から不評で、折角来たのでなるべく市街地を走りたい等と意見があった。変更したところに交通渋滞等の問題があり、警察との調整によりコース変更をさせて頂いた。令和6年度はコースの改善案を提案し、また市街地を走れることになったので参加される方々のご意見に答えられ非常に良かったと思っている。
【委員】周回コースからロードコースへ変更になっただけでなく、開始時間も8時半ということで早くなり、気温が高くなっても10kmコースも走りやすく、参加人数の面でも期待できると思っている。
議題2.令和6年度スポーツ行政主要事業計画(案)について
広告事業について
【委員】ウインドヒルくしろスーパーアリーナの壁面広告は継続されるという認識でいいか。
【事務局】そうなっている。昨年まで広告事業者として協賛されていた業者の経営者が変更になり、空白もあるが新しく探していると聞いている。
【委員】他の施設で広告事業を進めてもいいのではないか。また指定管理者から広告事業について進めていきたいと聞いていないのか。
【事務局】報告は頂いていない。運営のプラスになることなので情報を集めていきたい。
釧路湿原マラソンについて
【委員】町内会の方や少年団の方等から湿原マラソンのボランティアがだんだん足りなくなってきていて少し増やしてほしいと聞いている。
【事務局】細かい状況までは実際把握できてはいないが、過度に負担がかかっていないかと懸念もあるので調査し、どのくらいが適度な人数になのか探っていきたい。
自主事業及びイベントについて
【委員】これまでの活動の中に初めて参加する方がどれぐらい含まれているか気がかりでスポーツに今まで触れてこなかった方々の参加を促す必要があると思っている。支援が必要な障がいを持っている子どもや成人の方、高齢者の方等ハードルを抱えてスポーツに参加できない、関われていない方に対してアプローチされていれば構わないが、出来れば障がいをお持ちの方々にも参加できるイベントを拡充できるとより、地域に埋もれている人たちを掬い上げられるような取組になっていくと思っているので次年度に向けて取り組んでいただければと思う。
【事務局】釧路市民のみならずスポーツ離れは社会的な大きな問題でもありゲーム等様々なことによってスポーツ競技人口が増えていない現状は私たちも認識している。昨年度湿原の風アリーナの入館者数が10万人増えており、指定管理者の新しい取組として、子ども広場やインクルーシブ広場という障がいがある子どもも含めた方々を遊ばせることが出来るスペースを設け、親御さんと一緒に来ることでなかなかスポーツ施設に足を運ばない、運びづらい方が湿原の風アリーナに多く足を運んで頂いている状態である。スポーツ施設へ入るのに抵抗があるという話も聞いていたが、子どもと一緒に入ることによって、気軽にスポーツ施設へ足を運ぶことができるという認識を持って頂いている。一方では、湿原の風アリーナは障がい者雇用を積極的に取り入れていて、障がい者の方を雇用することで障がい者同士のパイプもでき、色んな方面で利用拡大につなげていく取組の一端が始まったと思っている。今後子どもたちと親御さんの需要ばかりではなく、障がい者に対しても運動が出来る施設であるということが広まっていくと今後スポーツの広がりが増えていくと思っているので、今の指定管理の取組をできる限りサポートしていきたい。
【委員】色々な施設でも同じように気兼ねなく入れるといいなと思っており、この施設はこのスポーツと限定するのではなく何度も足を運びたくなる取組があり、色々な機会や行動を市民が見える環境があると市民の感覚の垣根がどんどん低くなっていくと思うのでよろしくお願いしたい。
【事務局】指定管理者の自主事業の提案で昨年から小中高校生の一般利用を無料で開放しており、子どもたちも入りやすい、風通しのいい状況があり、それが大きく参加人数、利用人数の増につながっている要因だと思っている。また、そこに集う子どもたち、ご両親が施設の中で食べ物や飲み物を買うことで一種のくつろぎの場にもなっていると思っている。今後もそのような取組について指定管理者と情報共有をさせて頂きたいと考えている。
スポーツ施設の整備について
【委員】高齢者向けの拠点が1つ2つでも整備されたらと思う。また、大きいスポーツイベントを誘致し元気な釧路にしてほしい。簡単ではないかと思うがよろしくお願いしたい。
スポーツ少年団及び同好会について
【委員】少年団や同好会等色々あるが同好会は学校とどのような繋がりがあって活動しているのか、学校側は適切に理解しているのかお聞きしたい。また、学校を跨いだ合併チームはどれぐらいあるのか。
【事務局】今小学校に同好会という概念はなくなっていて、全てが少年団活動、一部残っているとすればアイスホッケーが同好会という形である。それは名前だけが同好会であって活動は全く学校と関わりがない。少年団と言っても少年団登録されているところ、名前だけのところ、同行会という名前でやりながら少年団活動なところ、この3パターンがあるが、学校との関わりはほとんどなく、指導者も外部の方が教えている状況である。合併チームという点では単独の小学校はほとんどなく、他の小学校から生徒が入りようやくチームが出来ている状況で資料が手元にないが9割以上単独ではなく合併チームである。中学校になると地域部活動の意向がありながら、まだ学校単位の部活動で中学校はまだ単独チームでやっているところが多いが、サッカーや野球等人数が多い競技については半数ぐらいが合同チームという形をとっている。
ウインドヒルくしろスーパーアリーナの指定管理について
【委員】ウインドヒルくしろスーパーアリーナの指定管理者は色々な取組をしていて子どもたちが増えている印象を受ける。子どもひろば等、子どもたちを安心して遊ばせることが出来る取組はとても感心していて、東北海道スポーツコミッションを応援したい気持ちである。
スポーツ少年団について
【委員】少年団登録は昔に比べて要件が緩和されなんとか色んなスポーツや活動を行っているがなかなか活動がうまくいかなかったりすることもある。なんとか小さい頃からスポーツを触れる環境を作りたい。帰宅したらYouTubeを見たり、ゲームしたりしているのをどうやって離したらいいかを考えないといけなくて、子どもたちをウインドヒルで遊ばせたり、スケート場で遊ばせたり、スポーツをする機会を増やしてあげるのがいいのではないか。また、中学校の部活動地域移行はまだまだ時間がかかるので、行政も含めて学校と連携して進めてもらえればと思うのでよろしくお願いしたい。
スポーツ環境について
【委員】なにかをやりたくなる環境を整えるのはスポーツをどう関わらせるか、どうやってスポーツの環境を整えるか等色々あるかと思う。スポーツはコミュニティーとも捉えられ、親子で会話したり遊んだり等団らんできる場所を含めてスポーツ環境を考えたらいいのではないか。学校においては空き教室もあるので、文化活動を尊重し環境づくりを出来ればもう少し皆が集って色んなことが出来るのではないかと思っている。
ダウンロード
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
生涯学習部 スポーツ課 スポーツ係
〒085-0016 北海道釧路市錦町2丁目4番地 釧路フィッシャーマンズワーフMOO4階
電話:0154-31-2600 ファクス:0154-22-9096
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。