釧路市廃棄物減量等推進審議会(令和7年2月6日 第1回開催)

ページ番号1016330  更新日 2025年3月31日

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開催日時及び場所

2025年(令和7年)2月6日(木曜日)午後1時30分
釧路市防災庁舎5階 災害対策本部室

主な議題

釧路市一般廃棄物処理基本計画の数値目標の現状について

釧路市の令和6年度のごみの減量・リサイクル推進に向けた取り組みについて

釧路市災害廃棄物処理計画の策定について

結果

質疑応答あり

発言趣旨

(委員)
他都市と比較して、釧路市のごみの排出量が多いが、釧路市の特徴はあるか。また、特に市の中で特に減らしたいものはあるのか。

(事務局)
可燃ごみが大半を占めるところであり、特に可燃ごみの中でも生ごみが全体の4割程度を占めている状況。続いて紙類やプラスチックのごみについても多くなっており、これは他都市も類似している。
釧路市では、生ごみの各家庭の減量化に向け、生ごみ堆肥化容器、電気生ごみ処理機等の購入の助成制度、段ボールコンポストの実践を交えた講習会の実施等、生ごみに特化した形で減量化を進めている。

(委員)
資源物の中の可燃物の混入の具体的な推移と種類、および財政負担・処理経費の流れ、並びに市民への周知について。

(事務局)
資源物の中の可燃物の混入の割合は可燃ごみで13%、不燃ごみで3%。令和4年度に行った組成分析の実績では、可燃ごみの中では古紙類が最も多い。令和4年度の釧路市のごみの全体の総合的な事業費は約21億円、1人あたり13,250円の負担。北海道平均では1人あたりで18,054円である。

(委員)
実際のごみの現状を、市民に対し、今よりも負担が減る、という広報の仕方もあると思う。

(事務局)
しっかりと情報整理をしながら周知をして、現状把握のきっかけにしていきたい。

(委員)
市民が直接的に負担する収集費用について、他市比較ではどのようになるか。

(事務局)
ごみ処理経費に関する道内10市の比較を行うと、釧路市は、排出量の多さと費用回収率の低さという課題があることが考察される。

(委員)
指定ごみ袋関係費用は相対的に高めに設定されているか。

(事務局)
税率が変わっての値上げはあるものの、実質的な値上げはしていないので、道内10市で比較すると、低めに設定されている。

(委員)
釧路市の災害廃棄物処理計画で、今災害が起こったときにはどうなるのか。

(事務局)
現状については、今ある収集体制の中で、関係機関と声かけをさせていただきながら協力を求めて処理をしていく。

(委員)
釧路市災害廃棄物処理計画の策定では、釧路市には阿寒と音別があるが、内陸部の標茶町あたりともしっかりと連携をとってほしいし、音別近隣の浦幌町や池田町のような十勝管内にも声をかけるような体制を考えていかないと、本当に大きな津波が来たときにどうなるのかという思いがあるので、道東という広い視点で考えていただきたい。
また、逆に本州の災害廃棄物の受け入れ、また道内近隣からの中での受け入れを含めて策定は考えられてくるのではないか。

(事務局)
千島海溝沖地震については、釧路市広域沿岸自治体の方も同様の被害に想定されている。他都市の災害廃棄物処理計画を参考とさせていただく部分があるが、釧路管内問わず道内、もしくは道外といった形で災害の規模、災害廃棄物の発生量に応じた大きな規模の災害を想定した中で、広域処理というところも視野に一つ入れていかなければならないと考えている。また、他の自治体での災害・被災があったときの受け入れというところになってくるが、この計画に落とし込むかどうかというところの検討は必要かと思っているが、こういったご意見もいただきながら、策定に向けて進めていきたいと考えている。
 

このページに関するお問い合わせ

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〒085-0001 北海道釧路市古川町28番地 清掃センター
電話:0154-31-4551 ファクス:0154-24-4145
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