釧路市廃棄物減量等推進審議会(平成25年11月22日 第1回開催)
開催日時及び場所
平成25年11月22日(金曜日)午前10時00分~午前11時45分
釧路市役所 第4委員会室
主な議題
釧路市一般廃棄物処理基本計画の中間見直しについて
結果
釧路市一般廃棄物基本計画の中間見直しについて素案(ホームページパブリックコメントに掲載)が事務局より提案され、委員より質問や意見をいただいた。
発言趣旨
- 集団資源回収の目標値が下がっている理由を教えてください。
⇒町内会の加入率の低下や、紙自体がインターネットの普及などで少なくなってきたことなどから目標値を下げたものです。 - 紙など燃えやすいごみがリサイクルされれば、清掃工場で助燃剤が必要になり、経費がかかることになるのでは。
⇒プラスチック製容器包装も含めリサイクルすることで、火力が下がり助燃剤を使っている現実もあるが、リサイクル率を上げることも大切なことです。 - お金がかかっても、地球環境を守るということであれば良いと思う。
- 釧路市のごみの一日の総排出量ですが、北海道も含めて少し全国平均より高いのですが。
⇒なぜ多いかは分析できていない。釧路市特有の要因としては、平成22年度から路面清掃ごみ年間1,600t位が産業廃棄物から一般廃棄物に変更されたことがあります。また、北海道では一次産業が多いことで、その処理過程での残渣もあると思われます。 - 目標値の根拠とごみ排出の実態について、どういう現状認識なのか。
⇒現基本計画は、全国的に計画策定を手掛けるコンサルタントの力を借り作成したが、今回の見直しに当たっては市独自で行い、その元になる数値を基礎に今回の施策を盛り込んだ中で新たな目標数値を設定した。処理委託業者の報告でも、資源ごみのプラスチック製容器包装のうち、70%は資源物で残りの30%は残念ながら可燃ごみ・不燃ごみとして処理されていることから資源化される量を70%から75%にする、使用済み小型家電を資源物として回収する、そういった施策を盛り込んだ中で新たな目標値を設定した。ごみゼロが理想であるが、努力すれば手の届く現実的な数値としました。また、単身者、特に学生のいる地域での分別排出に問題が多く、苦情も多いことを認識しており、指導の強化に努めています。 - 目標値は高いほうが良いが、高すぎる目標は実現できなければむなしいことになる。目標達成のために出前講座などを活用して市民理解を求めるようお願いする。
⇒具体的な事例を紹介しながら、情報発信が必要と考えている。 - 高山最終処分場については、まだ余裕があると思ってよいのか。
⇒現在の処分場は平成14年から28年までの埋立予定で造成しましたが、市民のご協力により、現時点で平成32年まで延命できています。また、次の新しい処分場についても、現在の処分場の隣接地に確保しています。
このページに関するお問い合わせ
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