麻しん(はしか)にご注意ください!!

ページ番号1005125  更新日 2024年3月5日

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麻しん(はしか)とは

麻しん(はしか)は、感染力が極めて強く、免疫のない人が感染すると、ほぼ100%発病し、重症な場合には肺炎や脳炎を合併することもある病気です。
また、特に乳児や成人では重篤になりやすいので注意が必要です。

麻しん(はしか)の感染事例が報告されています!

感染経路

咳やくしゃみのしぶきによる飛沫感染、空気中のウイルスを吸い込むことによる空気感染、接触感染等、さまざまな感染経路で感染します。発症1日前から解熱後3日まではウイルス排出の可能性があります。

潜伏期間

約10日

症状

発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。
2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。
肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
先進国であっても1,000人に1人と言われています。
その他の合併症として、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻しんウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。

治療方法

特効薬はなく対症療法となります。
解熱後、3日をすぎるまでは学校は出席停止になります。

感染予防について

麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。
麻しんの予防接種が最も有効な予防法です。
また、釧路市では、次の方を対象に麻しん・風しん混合ワクチンの接種を実施しております。該当する方は無料で受けることができますので、早めに接種しましょう。

麻しん・風しん混合ワクチン予防接種の対象者

対象者

接種回数

〔第1期〕

生後12ヵ月~24ヵ月未満の市民

1回

〔第2期〕

5歳以上7歳未満であって、小学校就学前1年間の市民(入学する年の3月31日まで)

1回

麻しんと疑われる症状が出現した場合

発熱、せき、発しんなどの症状が出た場合には、学校や仕事を休み、早めに医療機関を受診してください。麻しん患者と接触していた場合には、受診前にそのことを電話で伝えておいてください。
過去に予防接種を受けたことがある方は、典型的な麻しんの症状が出現しないこと(修飾麻しん)があります。風邪症状でも、ご自身で風邪とはきめずに、外出を控え、自宅で静養してください。なお、症状がある場合には医療機関に事前に連絡後、早めに受診してください。

麻しん抗体や既往歴が確認されていない人が麻しん患者と接触があった場合

  1. 72時間以内であれば、麻しんワクチン接種を受ける。
  2. 接触後5、6日以内であれば、γ-グロブリンの注射で発症を抑えることができる可能性があります。
    詳しくは、かかりつけの医師とご相談ください。

リンク先

このページに関するお問い合わせ

こども保健部 健康推進課 健康づくり係
〒085-8505 北海道釧路市黒金町8丁目2番地 釧路市役所防災庁舎4階
電話:0154-31-4524 ファクス:0154-31-4601
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。