水痘(みずぼうそう)の警報発令

ページ番号1007971  更新日 2025年6月5日

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 令和7年(2025年)第21週(令和7年5月19日~5月25日)において、釧路保健所管内の定点あたりの水痘患者報告数は、警報基準である2人以上となり、蔓延防止のため釧路保健所より水痘(みずぼうそう)の警報が発令されました。
 今後、釧路保健所管内において流行がさらに拡大する可能性がありますので、感染予防に努めるようお願いします。

水痘(みずぼうそう)とは

 水痘とは、いわゆる「みずぼうそう」のことで、水痘・帯状疱疹ウイルスの初回感染によって引き起こされる疾患です。空気感染、飛沫感染、接触感染により広がり、感染から2週間程度の潜伏期間を経た後に発疹・発熱などの症状が出現します。多くは発疹がかさぶたになって治癒しますが、一部は脳炎・肺炎・肝炎などを合併し、重症化することもあります。
 特に、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者、薬剤などの影響で免疫力が低下している人が感染した場合、重症化しやすいので、注意が必要です。

水痘(みずぼうそう)の感染予防

 原因病原体である水痘・帯状疱疹ウイルスは空気感染するため、その予防は患者との接触を避けることが重要です。平成26年10月から水痘ワクチンが定期接種となっており、1回の接種により重症化を、2回の接種により発症を防げると考えられています。
 学校保健安全法施行規則により、全ての発疹がかさぶたになる(痂皮化)まで出席停止と定められています。

このページに関するお問い合わせ

こども保健部 健康推進課 健康づくり係
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