手足口病

ページ番号1014921  更新日 2024年8月2日

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手足口病とは

手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る、ウイルス感染症です。子どもを中心に、主に夏に流行します。

原因となるウイルスは、主にコクサッキーウイルスA6(CA6)、CA16、CA10、エンテロウイルス71(EV71)などです。

 

★令和6年(2024年)第30週(7月22日(月曜日)~7月28日(日曜日))において、釧路保健所管内の定点あたりの手足口病患者報告数は、警報基準である5人以上となりました。今後、釧路保健所管内において流行がさらに拡大する可能性がありますので、感染予防に努めるようお願いします。

主な症状について

感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底や足の甲などに2~3mmの水疱を伴う複数の発しんが出ます。発熱は約3分の1に見られますが、38℃以下のことがほとんどで、高熱が続くことは通常ありません。ほとんどの発病者は、3~7日のうちに治る病気です。

感染経路

患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことや(飛沫感染),水疱の内容物や便の中のウイルスが,手を介して口などの粘膜に入ること(経口感染,接触感染)によって感染することが知られています。

治療方法

手足口病は,発病しても,軽い症状だけで治ってしまうことが多いという意味で,感染してはいけない特別な病気ではありません。これまでほとんどの人が子どもの間にかかって,免疫をつけてきた感染症です。対症療法が中心となり,基本的には経過観察を含め、症状に応じた治療となります。

感染予防について

一般的な感染対策は,接触感染を予防するためにしっかりと手洗いをすることが大切です。症状がおさまった後も飛沫や鼻水からは1~2週間,便からは数週~数か月間,ウイルスが排出されるので,普段からトイレの後やおむつ交換後の手洗いを徹底し,タオルの共用を避けましょう。

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このページに関するお問い合わせ

こども保健部 健康推進課 健康づくり係
〒085-8505 北海道釧路市黒金町8丁目2番地 釧路市役所防災庁舎4階
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