令和2年度第2回釧路地域協議会

ページ番号1003051  更新日 2022年8月25日

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日時・場所

日時 令和2年11月25日(水曜日) 午後3時から午後4時まで
場所 釧路市役所防災庁舎5階 災害対策本部室

内容

(1) 開会

(2) 議題
1.地域協議会の今後のあり方について
事務局より資料に基づき説明。

委員から寄せられた質問・意見等は次のとおり

【委員】
釧路地区の事務局としては存続したい。主な議題としては(1)翌年度の予算、その中でも政策テーマを絞っていく。(2)釧路地区固有の課題(3)市民協働に関すること であると。それから存続期間は今後7年間続けたいということが釧路地区事務局の提案。
ちょっとお尋ねしたいが、地域協議会の定員はあったか。

【事務局】
各地区10名まで。釧路地区は10名いる。

【委員】
逆算すると女性委員は4名選任しなければならない?

【事務局】
そのとおり。

【委員】
やはりテーマを絞らないと議論があっちこっちに行ってしまうので、非常にわかりやすい形で提案いただいている。
釧路市がコロナや日本製紙等で大変なことになっており、3地区が力を合わせてやっていかねばならない時なので、釧路市の振興のために話をしていければいいと思っている。
女性委員の登用割合について、国連のSDGsでも男女平等というのが広く言われているはず。また、前市長が女性活躍と華々しく言ったが、地方では難しいところもある。女性委員登用目標40%をクリアできればよいというわけでなく、できるだけ門戸を広げて女性の登用を図っていただきたい。難しい部分はあると思うが、市内に若手女性で頑張っている方たちがいるから、女性委員の登用を更に進めていただければと思う。

【委員】
ただいま、委員から賛同の意見をいただいた。それ以外の意見はあるか。
事務局案でよろしいか。
それでは、釧路地区に関しては事務局から提示いただいた案で、今後7年間地域協議会を運営していきたいということで釧路地区としては合意を得たということにする。

2.新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金活用事業と今後の予算対応について
事務局より資料に基づき説明。

委員から寄せられた質問・意見等は次のとおり

【委員】
確認だが、今年に限っては意見を出しても翌年度予算に反映されることは考えにくいということか。

【事務局】
そのように考えていただければ。
例年だと予算編成開始時期に地域協議会でご意見をいただいているが、今年度は新型コロナウイルスの影響で協議会の開催が遅れ、予算編成の要求段階時期での開催となったため、今回に限り、令和2年度の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業のご報告と令和3年度政策予算における政策テーマのご報告をさせていただいた。
今後、令和4年度予算編成からは、予算編成の開始時期、8月末頃かと思うが、その時期に翌年度の政策テーマに沿った予算編成の議論をお願いしたいと思っている。

【委員】
この交付金事業一覧に関してはコロナに関する事業のみということでよいか。

【事務局】
そのとおり。国の交付金を活用してこのような内容で事業を行ってきたところ。

【委員】
飲食の他、大きいスーパー以外のお店への支援などはどうなっているか。

【事務局】
基本的な考え方として、とにかく企業には生き残ってもらわないと立ち直れないということで、休業支援のお金だとか、感染対策を施すことの支援を行っている。また、上下水道の減免は、固定費の支援ということで営業していなくてもかかってくる経費を支援する形で取り組んできたところ。

【委員】
若年者等の雇用事業で、短大・大学卒の内定率、高卒の就職関係も恐らく厳しいと想定される。進学を希望していたが、親御さんの所得減により希望する進路に進めなくなり、釧路市に残る子もいると思う。一方でそれを雇用できるだけの企業の力がないところもあるだろう。若年者等雇用事業はもう少し手厚くする必要があるのではないかと思う。支援することで、子どもたちが釧路市に残ってくれる可能性があるので、心に留めておいてほしい。

【事務局】
アルバイト収入減や内定取り消しになった方々を雇用することを前半やっていたが、後半も追加して雇う対応で予算を組んでいる。ご指摘の部分はやはり重要な観点であることから、引き続き実態を踏まえながらやっていくことになると思う。

【委員】
プレミアム商品券は500円券が無いのは何故か。小規模店なら、そのほうが使い勝手が良い。

【事務局】
プレミアム商品券に関しては産業振興部が担当部署となるが、商工会議所等も含めた実行委員会を作り、検討していたかと思う。限られた期間で交付金を得て、速やかに市中に広め経済を回す必要がある中で、総合的に決められた金額であると思われる。

【委員】
小売業への具体的な支援はしていないのか。

【事務局】
小売業という業種の括りではなく、市内事業者に対する広い支援をしている。
どのような業種にも支援ができるような形をとっている。

【委員】
新型コロナの感染予防対策に関する事業者への指導は、市は行っていないのか。

【事務局】
基本的には業種ごとに業界団体等から全国的なガイドラインが示され、それに準じた対応をしていると思われる。
市の施策として行っている部分とすれば飲食店等が感染対策をするための支援は行っているところ。

【委員】
以前より、お店が慣れてきているのか消毒等の対策をあまり徹底していないような気がする。繰り返し指導をしていくことが必要ではないか。

【事務局】
基本的には保健所や、北海道庁でも発信しているところだが、市の方でも感染防止の基本的な情報の発信を行っているところ。

【委員】
重ね重ね発信をしていくべき。
小さい事業者に対する支援がもっとわかりやすく行われていると良いと思う。

【事務局】
感染対策をしていただいている事業者への支援はこれまでもやってきている。限られた財源の中でどういったところを対象に支援していくのか全体を見ながら市として判断していくことになると思う。

【委員】
臨時交付金で、学校環境だとか子どもたちに活用される事業に多く充ててもらっているのはありがたい。我々保護者が気にしている修学旅行やスポーツ活動という部分にピンポイントに予算を充ててもらっている。また、GIGAスクール構想もかなり前倒しされているようで予算も前倒しとなり大変な予算組みをされていることと思う。子どもたちも学習の場や経験の場が失われているところであり、今後もPTA連合会としても教育委員会など関係団体と連携していきたい。来年度の政策テーマの中の新たな学力環境の整備促進というところにも関わってくると思うが、時代の変化により子どもたちを後押しするためにどういうものが必要なのかということをしっかりと議論して来年はともかく再来年に向けてご意見できればと考えている。

【委員】
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業一覧の1ページ目、(10)に公共施設感染防止対策事業に、「公共施設に設置する感染防止対策用パーティションの購入」とあるが、これはパーティションの購入の他に何かあるか?
例えば入り口に検温の機械があると思うが、そういうのは対象に入っているのか?

【事務局】
基本的にはパーティションになっている。スポーツ施設などの金額が大きい。出入口などですれ違う時にパーティションで仕切って動線を分けるために使っていただくイメージ。

【委員】
飲食店関係だと市で9割出して体温計購入できる仕組みになっていると思うが、それ以外の公共施設などは支援措置の予算化する予定はないのか。

【事務局】
公共施設でいうと、検温までは交付金で賄うことはしていなく、アルコール消毒液を一括で購入し、各施設に配布したりしている。あとはパーティションなど。
庁内の窓口は手作りのパーティションで対応している状況であり、なかなか交付金でここまで対応させられるような状況ではない。

【委員】
交付金を使って新たにパーティション以外を購入するようなことは予定していないということか。

【事務局】
現状では新たにそういったものを入れるという形にはなっていない。

【委員】
(3)釧路の元気プロジェクト交付金の部分について、チューリップフェアも港まつりも一連の大きなイベントは開催せず、それにも関わらず、何かやりたい人と手を挙げさせて、6団体選ばれている。その実績・効果や評価はなされているのか。

【事務局】
観光振興室で予算をもって、公募式で行っていることは承知しているが、今現在実施事業に対する評価を受けているか否かは都市経営課では把握していないところ。

【委員】
わっとで6団体のうち4団体に来てもらい、実際にどういうことをやってどういう効果が得られたかということを聞きディスカッションした。まず感染対策として入場者を制限したとか、入場時の安全対策をやって、参加される方は少なかったものの、このコロナの時代に対応し得る形でのイベントにはなったという評価であった。ただ、市民の方から声を聴くとあまり効果が無かったようにも感じる。それを踏まえて来年度、わっとのほうでもチューリップフェアの調整をすでに進めているところだが、コロナ時代に即した入場制限や、入り口での感染予防対策などと余計にかかる費用が想定される。通常の市からの予算や我々がかき集めるお金をあわせてもそこまでのお金を捻出するのが難しい。担当に相談しても市からもらうわけにいかないと保留状態になっている。市としてもコロナ対策費として援助してくれるよう考慮してほしい。

【事務局】
市の財政状況も厳しく、財源を見つけてきたいというところになると思う。コロナ対策で費用がかさむのは当然のこと。工夫のしどころとは思うが、これに充てられる財源を探すしかないと思う。

【委員】
市としては来年度の港まつりやどんぱくなどをどのくらい実施検討を行っているのか。

【事務局】
来年度のコロナの状況もわからないので何か実施に関し判断している状況ではない。来年度がどのような実施体制になるかは不明である。
市からの、イベントに対する補助金等もコロナで費用が係ることは承知しつつも、ある程度上限を設定して補助していく制度にならざるを得ないと思う。
例えば予算がついた後もイベントが中止になったからその分予算が未執行になるため、別の残りのイベントに対応していくだとか、その時々の状況を見ながら柔軟に対応していくこととなる。

【委員】
今、海外観光客は全く来ていないと思うが、国内の人は結構動いている。GO TOが始まる前からも始まってからも結構来ている。わっとはレンタサイクルをやっているので東京や関西から来る方々が多い。現状の観光入れ込み状況はわからないのか。

【事務局】
延べ宿泊数の数字が出るのが、4月から調査開始し、半期ごとに調査している。現時点ではまだ都市経営課としては聞いていない。

【委員】
札幌は避けて道東に行こうという方々がいるというのも聞く。阿寒方面は、海外観光客は無くなったが、国内旅行者はこちらに流れているのではと思う。

【事務局】
観光振興室などは宿泊業界との情報交換をしていると思われるのである程度の動向はつかんでいると思うが、こちらでは宿泊客が戻ってきているという声を聞いている程度。

【委員】
資料2「令和3年度の政策予算における政策テーマについて」の留意事項の部分、「域内連関の理念に基づき」とあえて掲げられた意味はあるのか。

【事務局】
「域内連関」という言葉は平成30年度から釧路市まちづくり基本構想が始まって、そのまちづくり基本構想を進めていくにあたり域内連関でやっていきましょうというのが根幹にある。地域の課題をいろいろな方々と共有し、それぞれの得意分野の力を発揮しながら、一緒に課題を解決していこうということ。その実践として、政策テーマを掲げるようになったことに連動して、役所の中も目指していくべきテーマを掲げて皆がそれに役立つための予算提案をしていこうという取り組みを始めた。この取り組みそのものが域内連関となる。
今年度は出来ていないが、昨年度、令和2年度予算編成にむけては、翌年度予算の胆になるような提案を庁内で項目を出してもらい政策予算検討会を市長含めて、政策アドバイザーの小磯先生も招き開催した。他部署も巻き込みながら政策を構築していくことが大事であると認識し、それを目指して取り組んでいることから留意事項に記載している。

【委員】
賛同する。頑張ってほしい。

【委員】
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が3回に分けられて交付されるとのことだが、3回目の交付決定はいつ頃なのか。

【事務局】
まだそのスケジュールもわからない。額も不明。国の国庫補助メニューがあり、その地方負担分に活用していいということになりそうだが、その額がいくらなのか、いつ示されるかも不明。

【委員】
交付金事業一覧の(8)飲食店・宿泊施設感染防止対策支援事業の部分で歓楽街の方々と話したが、非接触型の検温を整備したいとなったときにパーティションを買わなければ対象にならないと説明されたとのことだった。制度の運用上、パーティションをあえて整備しなくても非接触型の検温機を導入することも対象にしてもらえないだろうかという話をもらっていたところ。申請したが、対象外となったとのこと。仮に交付金が追加交付された際に、このような制度が延長または創設するのであればそういうこともぜひ検討していただきたい。

【事務局】
都市経営課ではそこまで詳細な要件をいま把握できていないが、そのような要望があったことを担当部署に共有しておく。

(3) 閉会

※本議事要旨の内容は出席委員全員の確認・署名による同意を得ている。

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