釧路市文化芸術振興計画(素案)に対する意見募集の結果

ページ番号1003512  更新日 2022年8月25日

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「釧路市文化芸術振興計画(素案)」に対して、市民の皆様からご意見を募集しました結果について、ご意見の概要と市の考え方は下記のとおりです。ご意見をお寄せいただきありがとうございました。
寄せられたご意見について検討した結果、「釧路市文化芸術振興計画(素案)」の修正は行わず原案どおりとして策定することとしました。

意見募集結果

案件名

釧路市文化芸術振興計画(素案)

募集期間

平成29年12月18日(月曜日)~平成30年1月17日(水曜日)

意見の件数(意見提出者数)

1件(1人)

意見の取り扱い

  • 修正(案を修正するもの):0件
  • 既記載(既に案に盛り込んでいるもの):0件
  • 参考(今後の参考とするもの):0件
  • その他(意見として伺ったもの):1件

意見の受け取り

  • 電子メール:0人
  • 郵送:1人
  • ファクシミリ:0人
  • 直接持参:0人

意見の概要と市の考え方

市民等の意見の概要

件数 

意見に対する釧路市の考え方

施策の体系

  • 1 基本方針
    (1)文化芸術の鑑賞又は参加機会の充実
    1. 参加・鑑賞のみではなく率先して主体的に活動を行う人々を対象とした施策の表現が必要。
    2. 「誰かが行っている」文化芸術活動に参加する場や機会の充実というイメージが強い。自発的・主体的に活動を行うため自らの資質向上を図りたいと願う市民に対して恒常的に学習機会を提供し、底辺の拡大を図る方策が必要。
    3. 意欲が高い学習者に高度な芸術作品に触れる鑑賞機会を提供することにより感性が刺激され、一層意欲が高まって新たな文化芸術作品を創造する原動力となる。これが人材育成へとつながるのでは。
  • (6)文化芸術を担う人材の育成
    1. 多様な活動や支援を行う人材とは何か?意味が不明。「活動に対する支援」と「人材育成」を別個に表現する必要があるのでは。
    2. 「指導者の発掘」と「指導者となり得る人材の育成」を並行して行う必要があるのでは。
  •  2 文化芸術活動に関する実態調査結果
    (1)文化芸術活動をしていない理由
    1. 自分にはできなさそう
      初心者でも参加出来る学習プログラムを提供することでハードルを下げることが可能ではないか。(具体的施策に盛り込む必要あり)
    2. どこで何をしているのかわからない
      「何をどこで・いつ・どのような対象者に」などの情報提供が十分にされていないか若しくは提供の方法に工夫が必要なのではないか。(具体的施策に盛り込む必要あり)
    3. 費用がかかりそう
      市若しくは財団などの公的機関が安価な費用で参加出来るプログラムを提供することが求められているのでは。
  • (2)文化芸術活動をする上で困っていること
    1. 費用が掛かる
      前項と重複する内容。具体的にどのような費用負担で困っているのか調査が必要。内容によって軽減が可能な施策があるのでは。
    2. 交通手段が少ない
      コミセン・サンライフ・地区会館や民間施設・事業所等を有効活用して市内方面に会場を分散することで交通弱者への配慮が可能となる場合もあるのでは。
    3. 情報が少ない
      「文化芸術活動をしていない」理由と同様
    4. 指導者不足
      市内のサークル・団体を対象に、活動経験が豊富で初心者を指導できる人材がいるか調査してみてはどうだろうか。人材が発掘できた場合には研修会を開催するなどの育成方法も考えられるのでは。
  • (3)文化芸術活動のために必要と思うことは何か
    1. 専門的な指導者の発掘・育成・確保
      前項と関連づけた取組が必要
  • (4)成人のうち若い世代の意識調査結果
    1. 企業・事業所等の協力を得て30~50代(中堅といわれる人たち)の調査分析が必要且つ重要なのでは。
  • 3 計画の内容
    (1)文化芸術の鑑賞または参加の機会の充実
    施策の方向と具体的施策
    1. 活動・参加のための場と機会の充実
      「学習機会の充実」を加えるべき。
      「学習機会の充実・成果発表機会の充実・参加機会の拡充・ふれる(鑑賞?)機会の充実」などの要素を盛り込んで文言整理が必要。
    2. 主な事業とその内容
      生涯学習フェスティバルのような年1度の事業のみではなく年間を通じて市民を対象とした定期的な学習機会提供事業を入れる必要がある。

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【その他】

  • 本計画につきましては、「釧路市文化芸術振興基本条例」に則り、文化芸術の施策を総合的、計画的に示しており、第5条第2項にある9つの基本方針に沿う形で策定しております。
    また、条例の前文にありますとおり、文化芸術活動を行う市民の自主性を尊重し、誰もが文化芸術を享受できる環境を整える施策となっております。文化芸術は学習として学ぶというより、多種多様な文化芸術に触れることにより、豊かな人間性及び創造性を培うものと考えております。左記のご提言は、本市の文化芸術活動を活性化する大変貴重なものと受け止め、また参考としながら、計画を推進してまいりたいと考えております。
  • 文化芸術活動がより一層活発に行われるよう、特技や専門性を持つ方が、ボランティアとして市民の文化活動を下支えする人材を発掘、育成する事業となっております。当市で発展してきた文化芸術を後世に残していくためにも、専門性を持ちながら活躍の場がない人材を発掘するのと同時に、創造的な活動を行い、将来指導者として活躍が期待される人材を育成することはどちらも取り組んでいくべき課題と認識しております。
    左記のご提言は、大変貴重なものと受け止め、また参考としながら、計画を推進してまいりたいと考えております。
  • 文化芸術は一朝一夕に身に付くものではないことから、確かに敷居が高く感じることもあるかもしれません。そこで、文化芸術活動に触れる入口として、「釧路市芸術祭」や「まなトピア」といった誰もが多種多様な文化芸術と多くの流派の活動を見ていただけるイベントを開催しております。また、活動を行う上で、楽器等購入費用がかかるものもあります。そこで文化芸術団体が活動する際、団体の登録をしていただくことで、社会教育施設の使用料の減免を行っております。
    興味がある文化芸術活動がどこで行われているかをお知らせするために、「釧路市生涯学習ハンドブック」を作成し、多種多様な文化芸術活動団体の活動場所や活動曜日等の情報提供を行っております。また、各社会教育施設においても、ホームページや毎月発行する機関紙において情報提供を行なっている他、ラジオ放送の活用、フェイスブック等SNSでのタイムリーな宣伝を行っております。今後も、市民にわかりやすく、迅速な情報提供に努めてまいります。
  • 文化芸術活動の種類により、コミュニティセンター等様々な会場で活動されている団体は多くあり、「釧路市生涯学習ハンドブック」にて紹介しておりますので、お近くの会場に足を運んでいただければと思います。
    また、文化芸術に携わる裾野を広げるためには、指導者の確保・養成はとても大事な視点です。自身が身につけた技術を伝えることにより、指導力も養われていくと考えております。当市では「釧路市生涯学習人材バンク」制度を設け、自身の特技を活かす場を設けております。今後も多くの市民が登録してもらえるよう、周知に努めてまいります。また、現在市内小中学校において、文化団体の協力の下、講師を派遣し文化芸術活動を直接指導する事業を行っております。児童生徒がレベルの高い文化芸術に触れることはもちろん、指導者の育成にも繋がる事業となっております。
  • 左記のご提言は、大変貴重なものと受け止め、また参考としながら、計画を推進してまいりたいと考えております。
  • 左記のご提言は、大変貴重なものと受け止め、また参考としながら、計画を推進してまいりたいと考えております。
  • 文化芸術は伝統のあるものなど多種多様であり、それぞれが流派や特徴を持っております。そこでは教育のような形ではなく、自身の感性で習うものでありますので、自由に様々な文化芸術に触れ、その中で自身が興味を強く持つものに、いつでもチャレンジ出来ることが必要と考えております。自身の自主性、ライフスタイルにマッチしたものを取捨選択していただけるよう、文化芸術を身近に感じていただけるような情報提供に努めてまいりたいと考えております。
    左記のご提言は、大変貴重なものと受け止め、また参考としながら、計画を推進してまいりたいと考えております。

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生涯学習部 生涯学習課 生涯学習係
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