くしろのカラマツで素敵なもの作ろう!(平成24年度)

ページ番号1006346  更新日 2022年8月25日

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平成17年の3市町合併(釧路・阿寒・音別)により、釧路市は森林面積10万haを超える全国でも有数の森林都市となりました。釧路市では、豊富な森林資源と都市機能を併せ持つ優位性を生かした森林資源の利活用を推進しています。平成22年には、木材供給サイド(川上)から木材加工・流通・利用サイド(川下)まで、多様な構成員からなる「釧路森林資源活用円卓会議」を立ち上げ、森林資源の利活用対策について検討しています。会議での結果を踏まえ、地元木材であるカラマツの利用拡大を図る取組として「くしろ木づなプロジェクト」を実施しており、本プロジェクトで開発された製品をご紹介します。

写真:くしろ木づなプロジェクト
くしろのカラマツで素敵なもの作ろう!

カラマツ会議机

釧路工業技術センターと釧路建具家具生産協同組合は、カラマツを利用した会議机の天板の商品開発しました。
軽くて運搬が容易な合板タイプ、木の本来の木目を生かした無垢材タイプの2種類が商品開発されました。
大勢の来客がある会議机、展示用の机、打ち合わせテーブルなどにご活用いただけます。

写真:開発商品1
カラマツ会議机(無垢材タイプ)

カラマツ学校机

耐久性が求められる学校用机ですが、船やサーフボードに使われている繊維強化プラスチック(FRP)塗装を施し、きれいな木目を生かしつつ表面を硬くすることに成功しました。釧路建具家具生産協同組合と丸善木材と釧路工業技術センターとの共同で開発され、平成24年7月に釧路市立音別小学校、平成25年には同阿寒小学校に導入します。

写真:開発商品2
カラマツ学校机

カラマツフローリング

札鶴ベニヤ株式会社は、釧路工業技術センターの協力により地元のカラマツを活用したカラマツのフローリングを開発しました。市役所の中でも来客の多い秘書課の床、壁に利用され、釧路におけるカラマツ活用について広くPRしています。

写真:開発商品3
市役所秘書課の整備1
写真:開発商品4
市役所秘書課の整備2

カヌー

輸入された木材やFRPで製作されることが多いカヌーですが、地元のカラマツを利用して釧路工業技術センターとカヌープロマルチ工房の共同開発により製作しました。

一つ一つ節の少ないところを選び、板が細くなって割れないよう、職人が細心の注意を払って完成させた特注品です。

写真:開発商品4
カラマツカヌー

マグネット

しまや染色有限会社は、釧路工業技術センターの協力により、地元のカラマツを利用したマグネットの商品開発を行いました。地元で水揚げされるシシャモをモチーフにしたデザインとなっています。

写真:開発商品5
カラマツマグネット

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このページに関するお問い合わせ

産業振興部 農林課 農林振興係
〒085-8505 北海道釧路市黒金町7丁目5番地 釧路市役所本庁舎4階
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