汚水施設の雨天時増水

ページ番号1004647  更新日 2022年11月10日

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大雨時にはトイレが流れにくくなるなどの状況が発生することがあります。これは、汚水管や汚水マスなどの施設を伝わり雨水が汚水管内に浸入し、満水状態になり流れにくくなっているためです。

浸入する雨水を止める対策はこれまでも実施をしてきておりますが、すべての施設に対して浸入を止めるまでに至っていません。しかしながら公共用水域の水質保全を図るため、雨天時における汚水施設の増水について対策の検討を進め、快適な下水道サービスの提供に努めます。

下水道の仕組み

下水道の施設は、家庭などから排出される汚水を流す汚水管やポンプ場、汚水を処理する処理場。そして雨水を流す雨水管があります。
汚水と雨水を別々に処理するため、分流式下水道と呼び、ほとんどの地域で採用しています。また、汚水と雨水を一緒に処理する仕組みもあり、合流式下水道と呼び、当市でも一部の地区でその方法をとっております。

浸入する原因

雨水は、地表面から雨水管を通じ川や海に流す仕組みですが、雨水の一部が、汚水管の隙間などから入ること(浸入水と呼びます)で、汚水管内の水位が上昇し、流れを阻害することになります。また、地下水位が高い当市では、雨が降った後にも継続的に浸入してくるという傾向もあります。各地域で少しずつ浸入する水は、結果として処理場では大量に流入することになっていきます。

イラスト1
浸入水の浸入経路
イラスト3
増水時の管内(模式図)

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上下水道部 下水道建設管理課 管理係
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