「香害」をご存じですか

ページ番号1004381  更新日 2023年10月3日

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香り付きの柔軟仕上げ剤、シャンプー、化粧品などを一般の店頭でよく見かけるようになりました。その香りは家庭内だけではなく、様々な場所で漂っており、世の中にはそうした香りを心地よいと感じる人もいれば、その香りによって頭痛や吐き気がするなど、困っている人もいます。

また、その他に、合成化学農薬(除草剤、殺虫剤等)、塗料、自動車の排気ガス等の身の回りにある多くのありふれた化学物質も体調不良の原因となります。

一度に大量の化学物質を体内に取り込んだり、生活の中で微量でも繰り返し、長期間にわたって化学物質に曝され続けたりすると、体内における化学物質の許容量を超えてしまう症状を「化学物質過敏症」といいます。

香りによる体調不良は、誰しも発症する可能性があります。
そもそも香りの感じ方は個人差が大きいので、同じ香りでもある人にとってはよい香りと感じるし、他の人にとっては不快な香りとなることがあります。また、不快感だけでなく、咳・頭痛・喘息・吐き気などの症状を発する例もあるので、一概にこの症状が出たら香害だというものでもありません。

嫌なニオイをまき散らさないために良かれと思ってやっていることが、かえって健康被害を起こす場合もあるということです。

身近にこうした症状で苦しんでいる方がいるかもしれませんので、公共の場や大人より影響の受けやすい児童が集まる場では、香料製品の過度な使用をしないよう気をつけましょう。

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