令和7年度第2回釧路地域協議会

ページ番号1018769  更新日 2026年3月27日

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日時・場所

日時 令和8年2月20日(金曜日) 15時30分から17時00分まで

場所 釧路市役所防災庁舎5階 災害対策本部室
 

内容

(1) 開会

(2) 議事
1.令和8年度予算について

  • 事務局より説明
  • 委員から寄せられた質問・意見等は次のとおり

【委員】
 二地域居住促進事業について、先日の新聞記事によると釧路市の外国人以外の人口が15万人を切るという状況で、これからどんどん減っていくと思う。定住人口、関係人口、観光などの交流人口も一つとしてあると思うが、これは関係人口を増やすという概念の中に入るものか。

【事務局】
 国土交通省でも二地域居住を推進しており、観光などで一時的に来てくださる方は交流人口、長期にわたって釧路市の応援団のような形で関わってくださる方を関係人口ということで、この二地域居住として二つの拠点を設けて関わっていただく方も関係人口として位置づけしているものとなる。
 現在、民間事業者と共に長期滞在促進に取り組んでいるが、令和8年度予算では長期滞在物件の予約システムの開発を進めたり、地域おこし協力隊を活用して案内を充実させたりそういった取組を進めていきたいというもので、まさに関係人口の増加に取り組む内容となっている。

【委員】
 企業誘致や施設誘致で来る従業員も含まれるか。例えば一時的な滞在や、1年の半分は釧路、もう半分は東京で過ごす場合はどうか。

【事務局】
 完全に住んでいただく場合は移住・定住ということになるかと思う。ケースバイケースで、完全に移住・定住というよりは、長期にわたって二つの拠点を設けて当市に関わっていただく方を狙いとしているもの。

【委員】
 ふるさと納税推進事業は事業費約13億4千万円を予算化しており、寄附額の見込は27億円で事業費のおよそ倍。令和6年度の統計で北海道内の各市町村のふるさと納税寄附額を見ると、1位が白糠町で210億円、2位が別海町で170億円、3位が根室市で140億円。釧路市は18位くらいで19億円。令和8年度予算では約14億円かけて27億円見込んでいるということだが、もっと収入増見込めると思う。例えば道東の3市町で釧路市の10倍以上の寄附額なので、もう少し力を入れることが可能なのではないか。釧路市の場合は鹿肉や富貴紙など特色あるものも様々あり、そういったものを返礼品にして売り込むことができると思うので、どんどん増やして寄附額100億円を目標にすることも可能かと思う。他自治体がふるさと納税にどのくらいの事業費をかけているか分からないが、例えば190億円稼ぐのに事業費が100億円かかるわけではないのでは。
 また、事務事業の見直しについて、実は市民活動センターわっとの指定管理者であるNPO法人くしろ・わっとにも見直しの依頼があった。指定管理の期間が2025年4月から2030年3月までの5年間で、その中で年度ごとに予算を組んでいるが、担当課から来年事業費を削減してほしいと言われている。指定期間が終わる時点で話があってそれから削減するなら分かるが、期間中に言われても受け入れかねるところがあるということはお伝えしておきたい。

【事務局】
 ふるさと納税について、確かに道東の周辺自治体は多くの寄附を集めている中で当市は伸びがよくないとよくご意見をいただく。先ほど例示いただいた鹿肉や富貴紙も返礼品のラインナップには入っているが、問題は提供できる個数に限界があるという点で、そこは改善していきたい部分と聞いている。珍しいものだと全国から注目を浴びるので、ぜひPRしていきたいと考えている。
 事務事業見直しについては、指定管理期間中に事業費の削減などを相談させていただくのはしんどい部分があるということは議論の中でも出てきていた。どういった進め方が適切なのか、今いただいたご意見を関係課に共有させていただく。

【委員】
 北見市も財政状況が厳しく、大変苦労していると聞いている。今回釧路市でもそのような状況ということで、なぜそんなことが起きるのか色々と理由はあると思うが、基本的に産業力が弱いからであると考えている。市がもっと力を入れて伸ばす努力をしてきたのか疑問。白糠町や別海町、根室市は努力してふるさと納税が伸びている。釧路市はなぜこんなに少ないのか、他から呼び込めるような産業力をつける必要があると思っている。高市内閣になってどうなるか分からないが、産業力を高めるような予算編成をお願いしたい。
 事務事業見直しに関しても、不要なお金を使っていたわけではないと思うが、将来性のあるものに対しては見直す幅を減らすなど検討が必要だと思う。必要なものも見直しているのではないか心配。根室市では大きなイベントを実施している一方で、釧路市ではどんどん縮小されている。もっとアピールするようなものなど、そういった見直しを考えてもらいたい。

2.市民意見提出手続(パブリックコメント)の実施状況について

  • 事務局より資料に基づき説明。
  • 委員から質問・意見等なし

3.地域協議会の今後のあり方について

  • 事務局より説明
  • 委員から寄せられた質問・意見等は次のとおり

【委員】
 音別で大雨による冠水被害があったが、実際に自分の目で状況を見て驚いた。地域を代表する市議会議員がいない中で誰が意見を届けるのかということを考えると、旧釧路市は必要ないかもしれないが、音別・阿寒地区など市議会議員がいない地域は何らかの方策が必要になると考える。人口の少ない地域は意見を述べる場面が少ない。地域協議会のような形で残すかどうかは別として、地域の方が意見を言える場所が必要だと思う。

【委員】
 今委員がおっしゃったとおりで、阿寒・音別地区においては会長・副会長のご意見として地域協議会をなくすということにはならないだろうというご意見があったようだ。本題である旧釧路市において必要かどうかについては次回以降に議論する。

【委員】
 まず、児童館はまだ市の運営だと思うが、保育園も法人での運営や民間委託が進んでいる。児童館も民間委託とすることで経費削減になるのではないか。管理人制度の見直しも出ているようだが、室内の清掃・除雪など経費のことを考えたときに、ボランティアを募る形で見直してみてはどうか。障がい者就労に回していただいてもいいと思う。札幌市や他の自治体でも民間委託になっていると聞くので、思い切って見直してみるのもいいのではないか。
 次に起業・事業承継推進事業について、今世の中が起業ブームだと感じていて、表面しか見ていない子どもたちにとって起業というものは場合によっては綺麗な世界に見えがち。本当は厳しい世界であることを知らない。市役所の仕事も分からない人には分からない世界だと思う。働くという意識を高める意味では起業体験も一つのプログラムとしてあるかもしれないが、起業以外にもキャリア教育など根本的な勉強が大切かと思うので、働くことについての教育に対してもっとアプローチがあった方がいいのではないかと感じた。
 次に、釧路短期大学が公立化されるが、今の公立大のような形になるのか、それとも市で運営する形になるのか。願わくは短大としての運営が上手くいって進学先の一つとしていい学校になってくれたらと思う。介護や医療、特に看護師の人材確保として短大の看護学科というあり方もあるのではないか。そこから4年制大学になれば、保健師、社会福祉士や精神保健福祉士などのソーシャルワーカーの育成につながるのではないかと思う。
 最後に地域協議会のあり方について、一市民である私がこういった場でお話しできるのが嬉しい。世代的に政治や市の財政について簡単に語るなと言われがちで、なかなか話せる場がない。市議の方が一生懸命活動されている姿も見てきているがそれ自体貴重なことで、縁遠い方がいるのも事実であり、そういった方々が参加できる場があるという意味では今の段階ではあってもいいのではないかと思っている。

【事務局】
 釧路短期大学の件については、基本的には運営主体が公立大学法人に切り替わる設置者変更という手法になり、令和9年4月からの開校を目指して準備を進めているところ。今幼児教育学科、栄養学科、生活学科の3つの学科があり、まずはそのまま運営する形で開校する見込み。今お話しいただいたように介護人材や看護師などエッセンシャルワーカーと言われる方々がたくさんいらっしゃると思うが、人材育成の新たな分野ができるどうか、今後大学を運営していく中で見定めていく形になるかと思っている。

【委員】
 ふるさと納税に関して、道内他都市の状況からみても釧路市は最初のとっかかりが遅れたこともあって今のような状況なのかなと思っている。先ほど事務局から話があったように、在庫確保の件など様々な問題点がある中で、2月に釧路にゆかりのある人がふるさと納税と企業版ふるさと納税で合わせて5億円寄附をされたという新聞記事を読んだ。そもそもふるさと納税とはその地にゆかりのある人が地域を良くするために寄附するというのが始まりのはず。これを広げていくためには、釧路市のために少しでも応援したいという気持ちがふるさと納税につながってくるところもあるので、返礼品の確保も大切だが、市のPRに力を入れていくと自然と寄附の増加につながっていくと考える。
 また、事務事業の見直しについて、見直し検討中事業の中に令和8年度から見直しを行う可能性もあると記載されている。どういった形で見直しをしていくのか、担当課は課題のある団体や関係機関と打ち合わせすることになると思うが、内容を見る限りこれまで必要とされてきた事業も見受けられるので、こういったものの見直しに関しては相手方としっかり協議しながら進めていくことも大事かと思う。

【委員】
 12月に大雪があったかと思うが、最近天候の変化が激しい。夏になるとまた暑くてエアコンが必要という話が出てきたりするので、今から夏の対応をしておかなければならないのかなと思うが、そのあたりどのように考えているか。
 また、アドベンチャートラベル推進事業について、毎年ずっと同じようなことをやっているように見受けられるが、何か成果は出ているのか。観光の業界は利益を出すのが大変と聞く。観光事業自体について、どのように考えているか。
 最後に義務教育学校整備事業について、大楽毛地区と桜ケ岡地区は1億7千万円から1億9千万円ほどであるのに対し、音別地区は11億円と突出している。これだけ多くなる理由は何か。

【事務局】
 まず夏の対策について、令和8年度予算編成の段階でもその議論があった。その前の令和7年度予算編成のタイミングでも色々対策を考えてきたところではあるが、令和6年度にコミュニティセンターの中でスポット的に涼める場所を整備している経過があり、その頃から比べると令和7年度の夏の利用状況は落ち着いてきていて、引き続き様子を見るという判断となった。また、避難所環境整備事業ではスポットクーラーの整備を予定しており、避難所の暑さ対策も大事ということで国の交付金を活用し、できる対策を順次進めているところである。
 アドベンチャートラベル(AT)および観光事業全体についての考え方ということだが、ATのガイドの養成など人材育成が課題の一つ。ATの場合は、海外の特に富裕層と言われる方々に対して、地域の文化や産業、観光資源といったものを英語で分かりやすく伝える能力が求められるが、そういった人材は全国引く手あまたになっており、人材の定着が大きな課題となっている。担い手をいかに確保するかが大きな課題で、宿泊税などそういった財源を活用しながら進めている状況である。
 義務教育学校の事業費については、資料が手元になく正確な情報ではないが、たしか音別・大楽毛で事業のピークが異なるのだと思われる。

【委員】
 新しく校舎を建てるのか。

【事務局】
 音別はたしか小・中学校いずれかの元の校舎を生かして改築する形だったかと思う。

【委員】
 事務事業見直しで観光事業にかなりメスを入れられる一方で、ATは重視するというブレーキとアクセルのような状態。

【事務局】
 観光事業では人材確保を重点的にやらなければならないということもあり、一見矛盾しているように見えるが決してそういう意味ではない。

【委員】
 事務事業見直しの主な検討項目に関して、女性団体連絡協議会は女性と子どもたちの幸せをコンセプトに活動しており、子どもたちに関わる事業の見直しは気になるところ。例えば子ども110番のお店のステッカーの廃止とあるが、町の安全に関わる部分を削っていいのか。また、心臓健診の対象学年の見直しや特別支援学級の教育展バス借上料の見直しなど、そういったところを見直して子どもに関わる事業費が削られていくのはあまり納得がいかないのが正直な思い。私たちも努力しなければならないと考えているが、子どもに関する事業はなるべく予算をつけていただきたい。
 歳入について、前回自主財源の確保に関してふるさと納税の話をしたところだが、ふるさと納税をする際、1万円を寄附するとしたら1万円に相当するものを出しているところへ寄附するというのが今の若い人たちなのでは。釧路には水産など資源があるので、魅力あるものを作っていただいて頑張っていただきたい。

【委員】
 まなぼっと横の旧図書館を解体したが、跡地は駐車場にするのか。今後は決まっているのか。災害時もそうだが、まなぼっとでちょっとしたイベントがあると混雑して駐車場が足りない。なんとかしてほしいという市民の声がけっこうある。

【事務局】
 駐車場にする予定はないと担当課から聞いている。今のところ解体の予算までとなっており、最後に砂利を敷いて終える。その砂利が下に飛散しないように、また侵入を防ぐために土地を囲うと聞いているが、いただいたご意見は共有させていただく。

【委員】
 北陽高校について、明輝高校と商業高校が統合されて明輝高校の校舎を使うこととなると商業高校の校舎が空き、北陽高校がそこに移転するというような新聞記事を見た。今まちの中にあるのが西部に移転するとなると向こうから通ってきている生徒は近くなるからいいかもしれないが、これから先どうなるのか気になった。

【事務局】
 報道が出たばかりで、こちらも詳細までは把握していなかった。

【委員】
 釧路短期大学は釧路公立大学と経営は別になるのか。それとも釧路公立大と同じ大学として、短期大学部門としての継続になるのか。

【事務局】
 先ほどご説明したとおり設置者変更なので、イメージとしては今の釧路短期大学の経営者が変わる形となる。釧路公立大学を運営している公立大学法人が今の4年制の釧路公立大学と、釧路短期大学を経営していく形。経営者は同じであるが、別の学校と考えていただければと思う。

【委員】
 釧路は今看護師や介護士など様々な人材が不足している状況。そういった人材を育成する場所は残してなんとか続けてほしい。赤字だからとか少子化で子どもが減っているからとかでやめると、人材が枯渇していく。

【事務局】
 先ほどおっしゃっていただいたように、地域にとってエッセンシャルワーカーの方々は必要不可欠で、そういった人材を育成する機能は地域にとって重要である。社会情勢を見極めながら、看護・介護なども含めてどういった高等教育機関にしていくかというのは十分に議論していく必要があるかと考えている。

【事務局】
 事務事業見直しの件について1点補足したい。先ほど議事1において、令和7年12月時点の見直し効果額約4.7億円とご説明したところだが、本日の新聞報道でもあるとおりその後更に見直しが進み、詳細については示していないものの、19日の予算記者発表時点で見直し効果額は約5.4億円となっているのでご報告する。

(3)閉会
 

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