令和7年度第1回阿寒地域協議会

ページ番号1017171  更新日 2025年8月27日

印刷大きな文字で印刷

日時・場所

日時 令和7年7月14日(月曜日) 14時00分から15時00分まで
場所 阿寒町行政センター 3階大会議室
 

内容

(1) 開会

(2) 委嘱状交付

(3) 挨拶

(4) 会長・副会長の選出

(5) 議事
 議事録署名委員について
 会長より2名の委員が指名され、承認される。

1.阿寒町地域おこし協力隊の活動について
 地域振興課、阿寒湖アイヌ施策推進室より説明。
 委員から寄せられた質問・意見等はなし。

2.阿寒地区のクマ出没状況について
 市民課より説明。
 委員から寄せられた質問・意見等は以下のとおり。

【委員】
 現在、福島町でヒグマ警報が出ていると思うが、どこが出すものか。

【事務局】
 北海道である。

3.令和7年度釧路市阿寒町敬老会の開催について
 保健福祉課より説明。
 委員から寄せられた質問・意見等はなし。

(6) その他
 阿寒地域に関する意見交換

【委員】
 雌阿寒岳や雄阿寒岳の山道について、以前は山開きに合わせて地元の方々が冬の間に荒れた道を整備していたが、今はそのようなことをしていないのではないかと思う。雌阿寒岳の足寄側は足寄の行政で整備していると聞いたが、白湯山や阿寒湖側はどのような形になっているか。

【事務局】
 白湯山の木道は釧路市が管理しており、木道の整備のうち、小さい修繕は予算の許す範囲で行っているが、根本的に改善しなければならない部分については予算がつかないというところもあり、抜本的な整備はできていない状況である。雄阿寒岳については、頂上の案内標識がぼろぼろで見えなくなっているため釧路市で直せないのかというお話をいただいたことから、調べたものの標識の設置者が環境省や林野庁も含めて誰かわからず、簡単に壊せないという状況になっている。新しいものを設置するにしても林野庁に地代が発生することから、誰が設置するのか協議が進んでいないというところであり、案内標識の部分では簡単には進んでいないのが現状である。倒木や石により登りにくくなっていることや、危険な状態になっているというのは、阿寒湖温泉のパークボランティアの皆さんが点検していただいており、できる範囲で整備していただいている。

【委員】
 美幌方面等は整備されて、案内板が観光客向けのようにきれいになり誰が見ても良い感じに思えるため、少し差があるように見える。

【事務局】
 環境省や林野庁、北海道、釧路市等で構成されている自然散策路連絡会議において、周辺の登山道をレクリエーションとして歩けるようにどうすれば良いか方向性を決める話し合いはしているものの、その協議会自体に大きな予算があって何かができる立て付けにはなっておらず、方向性が決まった際にどこが主体になって実行するのか明確になっていないところもあり、整備がなかなか進んでいないと認識している。

【委員】
 雄阿寒岳の頂上であることを示す看板や、頂上まであと何キロメートルというような看板など、他の山であれば整備して登山者が迷わないようにしていると思う。是非検討していただきたい。

【委員】
 若草町に向かう道路が木で覆いかぶさっているような状況である。義務教育学校の通学路になっており、今年の3月に大雪が降った際は木が倒れたり枝が折れたりしたことがあった。春になって木が痛んでいるように見えている中で、茂ってくるとトンネルにようになり、所々枝がぶら下がっているような状況であり、管理はどこでしているのか。

【事務局】
 まずは一度現地確認した後、樹木の所有者を確認し、お話をさせていただく。また、所有者が釧路市であれば伐採するなどの対応はできるため、一度現地を確認させてほしい。

【委員】
 年々、気温が上がっているような気がしており、先週は中徹別で34℃を記録するような状況である。クールシェルターは昨年に整備したと思うが、今後増やしていく予定があるのか。また、どのくらい利用されているのかお聞きしたい。

【事務局】
 クールシェルターについては、阿寒本町地区は阿寒町公民館、阿寒湖温泉地区は阿寒湖まりむ館に設置している。今後増やしていく計画は今のところないため、既存のクールシェルターを活用していただきたいと考えている。

【委員】
 利用頻度はどうか。

【事務局】
 阿寒町公民館は、平均すると1、2人くらいである。開設しても人が来ない日もある。阿寒湖まりむ館は、昨年度は利用したいと希望した人は1人もいなかった。

【委員】
 クールシェルターを開設している旨の周知はしているのか。

【事務局】
 熱中症警戒アラートが発表された際にクールシェルターとして開放することとしており、防災無線の活用や、それぞれの施設の前に掲出するなどで周知している。

【委員】
 これだけ暑くなると行政関係で逃げ込める施設があっても良いのではと単純に考えてしまう。阿寒町行政センター自体が暑いのではないかと思い、町民にとって拠り所になる施設は環境整備がされても良いのではないかと感じている。私が阿寒町に来て9年目になるが、その中でも気温が年々上がっているのを感じているため、そういったところを柔軟にしていただき、町民にとって癒せる場を開放できる機会を増やしていただけるとより良いのではないかと感じる。

【事務局】
 各家庭や事業所でエアコンをつけるところが多くなってきている中で、公共施設においてもエアコンは必要だろうとのことで、厳しい財政状況もあることから一度に整備ということにはなっていないが、優先順位や様々な検討の中で少しずつ整備していければと考えている。行政センター内も扇風機で対応というのが精いっぱいであったが、今まではスズメバチが入ってくるので窓が開けられなかったところ、職員で網戸を手作りして何カ所か設置して少しずつ対応している状況である。引き続き、暑さ対策については検討していきたいと考えている。

【委員】
 音別町行政センターや本庁舎にエアコンは設置されているのか。

【事務局】
 設置されていない。

【委員】
 学校関係のエアコンの設置状況はどのようになっているか。

【事務局】
 各教室の窓側にスポットクーラーと送風機がついており、スポットクーラーの風が教室内の送風されるようになっている。年度初めにセンター長と学校廻りをした際、各校長先生が設置して非常に良くなったと仰っていた。

【委員】
 来年度から予定されている釧路市の財政の見直しの件について、一つの目標として8億円の削減目標を立てて取り組んでいる中で、住民として気になっているのが住民サービスの低下や、いろいろなお祭りやイベントを実施している団体に対する補助金のカットである。目標の金額が出てきたということは、この辺はカットできるだろうという市として見通しを立てているのだろうな、と思っている。その中に阿寒地区では、どのようなものが削減される可能性があるのか。

【事務局】
 事務事業の見直しは、ここ数年の物価高騰やエネルギー価格の上昇、物価高騰に伴い、人件費も上げていく国の動きもあり、委託料等にも反映されていく部分で歳出を圧迫している状況。令和7年度予算は基金から繰り入れて予算を組んでいる状況であり、このままいけば基金がなくなり、予算が組めなくなることが目の前で起きつつある。我々としては、住民サービスを下げていくことはしたくないと考えていながらも、実施している業務の中から合理化や廃止して差し支えないかを含めて、各課で洗い出し、どのように進めていくかを市役所内部で検討していく。
 令和8、9年度でそれぞれ8億円、計16億円を減らしていかなければ、将来的に予算編成が難しくなっていくというのが現状であるため、それに向けて取り組んでいかなければならない。市民の皆様にご理解、ご協力を頂きながら進めていかなければならない部分が多々あるかと思うため、具体的なお話ができるようになった時点で、皆さんにご説明し、取り組んで行く必要があると考えている。

(7) 閉会
 

このページに関するお問い合わせ

阿寒町行政センター 地域振興課 地域振興係
〒085-0292 北海道釧路市阿寒町中央1丁目4番1号 阿寒町行政センター2階
電話:0154-66-2122 ファクス:0154-66-3959
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。