蕗からつくられる手漉き和紙「富貴紙 ふきがみ 」

ページ番号1006810  更新日 2022年8月25日

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写真:富貴紙

音別地域の特産品である蕗(ふき)の皮を原料とした和紙「富貴紙(ふきがみ)」。一枚一枚、職人の手によって漉かれた、蕗の繊維が浮かぶ、落ち着いた風合いの和紙です。

富貴紙製品

写真:ふきがみ製品

写真:ふきがみで作られた扇子

商品名

価格(税込み)

一枚漉き原紙(A3サイズ1枚) 550円
二枚漉き原紙(A3サイズ1枚) 880円
名刺台紙(50枚入) 2,200円
扇子(無地・扇子袋付き) 5,000円
扇子(アイヌ文様入り・扇子袋付き) 6,000円

販売場所

  • コーチャンフォー釧路店
    〒085-0813 釧路市春採7丁目1番24号
    電話 0154-46-7788
  • 株式会社 山一佐藤紙店
    〒085-0015 釧路市北大通8丁目1番地
    電話 0154-22-1311
  • 音別町行政センター 地域振興課 地域振興担当
    〒088-0192 釧路市音別町中園1丁目134番地
    電話 01547-6-2231

富貴紙のできるまで

写真:ふき皮切り

写真:叩解

写真:叩解後

写真:紙すき1

写真:紙すき2

写真:紙すき3

写真:圧搾・脱水

写真:乾燥

写真:圧縮・仕上げ

普及事業

市民の皆さんをはじめとしたたくさんの方々に富貴紙を見て知っていただくために、市内コミュニティセンター等で体験会を開催しています。

写真:ふきがみすき体験会

音別の蕗(ふき)

音別川の清らかな水が流れる音別地域で生産される蕗は、やわらかくしゃきしゃきとした食感と、しぶみの少ないさっぱりとした味わいが広がります。

写真:音別のふき

富貴紙のあゆみ

昭和60年代、音別町の特産品である蕗を食品加工する過程で取り除かれる皮を利活用しようと探る中、成分分析をしたところ、蕗の皮には良質なパルプが含まれており、紙を漉けることが判りました。平成3年より株式会社音別町振興公社によって富貴紙の製造販売が開始され、以降、富貴紙の技術継承・販売普及が行われてきました。しかし、平成18年11月株式会社音別振興公社が解散することとなり、その量産・販売が休止し、地元の音別小・中学校の卒業証書用紙のみの製作が続けられてきました。そして、販売休止から約10年を経た平成28年より本格的な生産を再開し、未来へつなぐ富貴紙の文化伝承・普及振興を推進しています。

写真:卒業証書

このページに関するお問い合わせ

音別町行政センター 地域振興課 地域振興担当
〒088-0192 北海道釧路市音別町中園1丁目134番地 音別町行政センター2階
電話:01547-6-2231 ファクス:01547-6-2434
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。