釧路湿原国立公園(釧路市エリア)が「ゼロカーボンパーク」に登録されました

ページ番号1008108  更新日 2022年8月25日

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この度、釧路湿原国立公園(釧路市エリア)における湿原及び森林の保全・再生等の取り組みが、令和4年7月14日付で「ゼロカーボンパーク」として環境省により登録されましたことをお知らせいたします。
これにより釧路市は、阿寒摩周国立公園と合わせて全国で初めて複数個所のゼロカーボンパーク登録がなされた都市となりました。
今後も、ゼロカーボンパークをはじめとした脱炭素の取り組みを、地域一体となって推進してまいります。

取組の概要(環境省・民間事業者・市)

1.吸収源としての湿原および森林の保全・再生推進

国立公園で育成された種苗を、市街地における企業敷地において住民や企業と共同で植樹する「都市型森林再生事業」を実施していきます。
自然再生事業の普及啓発の取組であるワンダグリンダプロジェクト等と連携し、釧路湿原の炭素吸収効果等について積極的に発信していきます。

2.リサイクルを通じた脱炭素社会の推進

ペットボトルのボトルtoボトルリサイクルについて、地域全体での取組を推進していきます。
釧路市湿原展望台を中心に、釧路湿原の地下水を活用したマイボトルへの無償給水の推進することにより、プラスチックごみを削減していきます。

3.サステナブルな観光地の推進

自然再生事業の一環として実施されている達古武湖でのヒシの刈り取りについて、一般観光客等の再生事業への参加と合わせ、収益の一部を環境保全に活用するサステナブルなツーリズムの提供を民間と連携して推進していきます。

4.COOL CHOICEを旗印とした取組の普及啓発

「ゼロカーボンパーク普及キャンペーン事業」として地元ガイド団体等と連携した自然観察会等を実施、湿原と脱炭素に係る取組を紹介するパネル展を開催していきます。
釧路市湿原展望台のレストランにおいて生態系維持のために捕獲されたエゾシカを活用したメニューを提供することで食を通じたサステナブルな観光を普及啓発していきます。

ゼロカーボンパークとは?

ゼロカーボンパークは、環境省が提唱する国立公園の脱炭素化を目指すともに、脱プラスチックも含めてサステナブルな観光地づくりを実現していくエリアです。

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このページに関するお問い合わせ

市民環境部 環境保全課 環境管理係
〒085-8505 北海道釧路市黒金町7丁目5番地 釧路市役所本庁舎1階
電話:0154-31-4535 ファクス:0154-23-4651
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