マンガでまなぶふしんしゃたいさく
なちゅろうだよWEB 第2話 ふしんしゃにきをつけよう
なちゅろうWEB 第2話
ふしんしゃにきをつけよう
釧路市教育委員会
不審者対策の講師、グレイ先生が、大きな紙に筆談で授業をしている。
(グレイ先生は宇宙人なので、日本語を話せないため、筆談で授業をする)
グレイ先生「不審者が来たら、どうするかについて、学びます」
動物小学校の児童たちがグレイ先生の授業を聞きながら、感想を心の中につぶやく。
なちゅろう「グレイ先生のほうが、不審者に見える」
わに子「ついにこのマンガ、宇宙人まで、出てきたわね」
グレイ先生「まず、不審者とは、どういうひとか、見てみましょう」
空中に図が現れる。グレイ先生そっくりな宇宙人。
グレイ先生「これが、誘拐魔のトイレ星人」
さらに次々と宇宙人の画像が浮かぶが、全部、グレイ先生とそっくりな顔。
グレイ先生「これが、どエッチ犯のベンキ星人。これが乱暴犯のゲスイ星人」
グレイ先生「これが、声かけ魔の、コエダメ星人。違いがわかりましたか?」
児童たちはいっせいに「わかりません!」と抗議の声。
グレイ先生「つまり、不審者は、外見では、わからないのです」
児童たち「なるほど」
グレイ星人「私のように、良い人に見えても、安心しない」
児童たち「………」。グレイ先生の姿は、良い人には見えないので、返事に困っている。
グレイ星人「不審者の多くは、つきまとい、声かけしてきます。そういうとき、皆さんなら、どうしますか?」
ライオンくん「かじるかも」
ワニ子さん「食べるわ」
馬くん「蹴るかな」
グレイ先生「でも、不審者が、ものすごく強かったら?」
凶暴そうな大怪獣が町を壊しているイメージが現れ、ライオンくんたちがぎょっと驚く。とても勝てそうもない。
グレイ先生「まず、逃げることが、大切です」
シカくんとキツネさんとネズミくんが「逃げるのは得意です」
グレイ先生「知らない人に、声をかけられても、ついていかない」
グレイ先生「自分が好きなもので誘われても、ついていかない」
グレイ先生「危ないと思ったら、逃げながら叫ぶ」
モデルのなちゅろうが「助けて!」と叫んでいる。
グレイ先生「他の大人たちに助けを求めて、不審者の顔の特徴や、服装や、年齢などを伝える」
なちゅろうが、犬のおまわりさんに、不審者の情報を伝えている。
「警察や市役所の不審者情報のホームページでは、地域に現れた不審者を知らせています。家庭や学校でも、こうした情報を注意して見ると、予防になります」
「警察だけでなく、家庭、学校、お店、児童館などなど、皆が同じ情報を知ることによって、不審者は町に出られなくなります」
グレイ先生「外に出るときは、必ず、不審者に注意して、心の備えをしてください」
なちゅろうが、鎧を着て、盾と槍をもちながら、「備えました」
グレイ先生「そういうことでは、ないのです」
おわり
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