2008年10月のどうぶつえん日記

ページ番号1002006  更新日 2022年10月6日

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文中の内容、リンク箇所など、掲載当時のままですので、現在に内容がそぐわないことや、リンク切れしている場合があります。ご了承下さい。

2008年10月28日(火曜日)

24日には雨が降りました。
降る雨を見ながらヒグマの担当者が、ボソッと一言。

「これがもうちょっとすると、雪になるんだよなぁ・・・」

そりゃあもう、笑えなかったHP管理人です。(本当に笑えん)

26日も雨が降りましてね・・・。とっても冷たい雨でした。

トップページにも記載しましたが、現在、アフリカゾウのナナの展示を中止しております。
左前足の爪の治療の継続のためなのです。毎日、水洗いし、化膿止めの処置をしています。
何卒、ご了承下さい。

前回、園内の落ち葉の話を書きましたが、私の休み明けには、ミズナラ(どんぐりの木)の落ち葉だけではなく松の葉があちこちを覆っていました。
針葉樹ですので細い落ち葉ですが、園内を秋色に染めています。(写真撮り忘れました)

そして11月3日には、大型遊具が今季の運転を終了するんですよねぇ。
(ただでさえ静かな)園内が静かになりますが、動物をじっくり観察するにはもってこいです。
あ、書き忘れていたことが。
そういえば、もう野生のオオハクチョウが飛来していたんですよ。
10月17日に。
昨年よりも3日遅かったですね。

もっともその日のうちに飛び立ってしまったとのことですので、休憩していったんですね。果たしてどこまで南に飛んでいったんでしょう?

さて今まで内緒にしていたわけではないのですが、

写真:ニホンザル


上の写真は6月18日に撮影した生後20日目のニホンザルです。

このニホンザルは、5月29日に生まれましたが、6月1日に仮死状態で親に抱かれていたので、分離し、人工保育で育てています。

担当者曰く、最初はミルクを自力で飲もうとはしなかったので、注射筒を使って口の中にミルクを入れるところから始まったそうで、自力でミルクを飲むまでには1週間ほどかかったそうです。

写真:今日のニホンザル


こちらの写真は今日撮影した人工保育のニホンザル、生後151日目です。
今では1日に350gの野菜や果物を食べ、ミルクは50ccを2回与えています。

名前は「福(ふく)」といいます。
由来は日付(29日)と、福をもたらすようにとの担当者の思いが込められています。
興奮すると、うんちやおしっこをしてしまうので、専用の上着を着ています。
また担当者から離れようとせず、甘えん坊さんです。

もしかしたら、今後公開することがあるかもしれません。
もしかしたら、ね。

最後に。

タイガ・ココアのページを更新しましたので、お時間があればそちらもご覧下さい。

2008年10月20日(月曜日)

明日、HPを更新したり溜まっているデスクワークを一気にやっつけようと思ったら、明日は園内で電気工事が入るそうで。

つまり、電気が使えないんです!
(園長に頼まれた仕事、間に合わないかも!電気使えないんだから、仕方がない仕方がない!)

電気が使えない状態では、なによりもこの日記が更新できないので、今日、ね。

電気に頼りっぱなしの生活ですからねぇ。
文明のありがたさと脆さを感じてしまいますね。
ちなみに電気工事の次の日は水道工事が待ち受けているようですが。

さて、園内を歩いていると、空からガサガサ音が。

ちょっと前まで、歩いているお客様、係員問わず、これでもかといわんばかりに人間めがけて、ドングリが降り注ぎましたが、今は枯れ葉が園内に降り注いでいます。

不意にガサガサ音がすると、何か逃げたか?と思ってしまうのは、悲しい習性でしょうか・・・。

写真:園内のハクトウワシのケージ前からレストハウスの様子


写真のように、園内の葉は色づいて舞っています。
上はハクトウワシ舎の前からレストハウスを向いたところ、下の写真は、皆さまご存知、サル山です。

写真:サル山と紅葉


もっとも園内清掃の方が一斉に片付けてくれますので、落ち葉はそんなに多くはないです。
回収場所では、それはもう山のようになっていますけどね。

で、個人的に園内で一番の紅葉の見どころはというと・・・

写真:レッサーパンダのコウアイと紅葉


レッサーパンダ舎にある紅葉(もみじ)と、コウアイでしょうか。
紅い葉に、コウアイがよく似合います。

レッサーパンダは、英名では、RED PANDA(レッド パンダ)と呼ばれることもありますので、紅い葉、紅いパンダ・・・名前にもあっているかな?

タイミングがよければ、赤々としたもみじの木の上に、コウアイがいますので、見るもよし、写真を撮るのもよし、です。

ちなみにコウアイが木の上にいる時、ゴウくんはというと

写真:下で寝そべっているゴウ君


いつものところで、寝そべっていました。(一番下)

LAST LEAF(最後の一葉)には、まだまだ程遠いですから、こういう秋の満喫の仕方もよろしいかと思います。
(「LAST LEAF」は、O・ヘンリーでしたね)

日中は陽が差せば暖かいですが、それ以外は肌寒く感じることもありますので、暖かめの服装でご来園下さい。

タイガ・ココアのページを更新しましたので、お時間があればそちらもご覧下さい。

11月3日は秋の遊園地まつりがあります。

コイン式を除くすべての遊具を無料でご利用いただけます。

また翌日の11月4日より、今季の大型遊具の営業は終了させていただきますとともに、西門を閉鎖いたしますので、正門からのご入園となります。

また11月4日以降、正門前の駐車場をご利用できますが、満車の際には、西門駐車場をご利用の上、正門からご入園くださいますよう、よろしくお願いいたします。

最後に、トップページの最近のヒトコマを入れ替えました。

今年2月生まれのオタリア「冬花」を大きいプールに移動したためです。

2008年10月15日(水曜日)

10月14日から冬時間(4月9日まで開園時間が短くなりました)となりました。

とうとう冬時間です。
これから陽がとても短くなるのです。
いや、すでに短いのです。
真冬なんて、正午でも太陽の角度が・・・。
冬のことを考えると、気が重たいですねぇ、まったく。

しかも単純に作業時間も減るわけですから、てんやわんやです。ほんと。

そんなわけで今回は・・・写真を撮っていないんですよね。
というわけで、今回はこれだけってことで、ご勘弁下さい。

タイガ・ココアのページを更新しましたので、お時間があればそちらもご覧下さい。

ニュースのほうにも書きましたが、釧路市動物園の鳥インフルエンザ対策として、ハクチョウ池で飼育される鳥は、しばらくの間、野生のオオハクチョウなどと接触できないように飼育しますので、来春までご覧いただけません。

ご覧いただけなくなる飼育動物は、オオハクチョウ、シジュウカラガン、ハクガン、ヒシクイとなります。

皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

2008年10月9日(木曜日)

もう雪虫が飛んでいる動物園のHP管理人です。

7日に、アムールトラのタイガとココアの撮影をしていたら、担当者の動きが止まって・・・何かなと思ったら、「雪虫」が飛んでいました。

手袋にうまく止まってくれましたので・・・

写真:雪虫


「雪虫」は正式な名前があると思いますが、釧路の皆さんでしたら「雪虫」で通じますよね?
しかし、もう雪虫の季節かと皆で話をしていました。
俗説だと思いますが、「雪虫」を見ると2週間後には雪がちらほら、と聞いた事がありますがさて、どうなることでしょう。
例年どおりですと、今月中下旬から野生のオオハクチョウが飛来してくる頃ですし。

同じ日。

ホッキョクグマの代番(担当者が休みで代わりに担当)だったんですが、ツヨシとクルミを寝室に入れて、運動場を掃除していると、ゴキブリのようなものがプールに。
北海道には基本的にゴキブリはいません(一部例外アリ)のでなにかと思ったら、ゲンゴロウがいました。

写真:ゲンゴロウ


ちなみに一番盛り上がった話は、ゲンゴロウは飛べるのか?でした。
獣医さんいわく、飛べるということで。
私も飛ぶのかなとは思いましたが、見たことがないですし。ええ。

9月下旬に、動物が保護されてきました。

写真:エゾモモンガ


エゾモモンガです。(保護されて2日目の様子)
最初はミルクを飲ませていましたが、今では固形物も少し食べだしたそうで。

10月3日のエゾモモンガ。

写真:10月3日のエゾモモンガ


目もすっかりひらいてます。
20cmぐらいなら飛ぶそうです。
まぁ飛ぶというより、落ちる感じでしょうけど。飛ぶための訓練ですね。
(私はまだ見てないので)

これはおまけ。

写真:顔を登るエゾモモンガ


運動と日光浴を兼ねて、ちょっとお外へ。どこでも登ろうとします。
ちなみに爪は痛いそうで・・・。
(携帯電話で撮影したので、写りは悪いです)
こちらは公開しておりませんので、ご了承下さい。

クマタカのページを更新しましたので、お時間がありましたら、そちらもご覧下さい。

(人の手で育っているクマタカは公開しておりません)

最後に、毎度でしつこいですが、体育の日の翌日(今年は10月13日)から来年4月9日までは開園 午前10時 閉園 午後3時30分となりますので、お間違えのありませんようお願いいたします。

また11月3日には秋の遊園地まつりを予定しており、次の日より4月9日まで西門を閉鎖いたしますので、入園は正門からのみとなります。

2008年10月3日(金曜日)

今回は、早々に日記の原稿をいただいたので、ちょっと気楽なHP管理人です。

しかし最近の気温は気楽なものではありません。
防寒着を着ながら仕事している話は前にも書きましたけど、今日の最低気温は、ゾウ舎裏の温度計でマイナス2度でしたよ。
朝晩は冷え込んできています。日中は陽がさせば、暖かいんですけどね。
明日からは、朝も少し暖かいようです。

報道等でご存知の方も多いと思いますし、10月1日付けでニュース、タイガとココアのページを更新しておりますが、アムールトラの「タイガ・ココア」の一般公開につきましては、3月完成予定の動物舎ができあがるまで、一時休止する判断に至りました。

今後も皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

HP管理人の勝手な話ですが、実際には動物舎が完成しても、タイガ・ココアには新しい環境に慣れてもらうまでは少し時間がかかると思います。

写真:9月25日、生後124日目のタイガとココア


写真は9月25日、生後124日目のタイガ(手前)とココア(奥)です。
前日に一般公開があったので、使いそびれそうになった写真ですが、せっかくなのでココで。
最新の写真はタイガとココアのページでご覧下さい。

公開の一時休止を抜きにしても、アムールトラの映像は鋭意制作しています。
おかげで私のノートパソコンのハードディスク残量が、もう・・・。

最近では、エサを食べているところ、非公開施設で運動しているところの映像はあるのですが・・・逆に言うと、それしかなかったりもするんです。
ただの飼育係が制作しておりますので、内容をうまくまとめるのが大変でして。とっても。
それでも公開できないぶん、さらに映像やHPで色々お伝えしてまいりたいと思っています。

今回はレッサー担当者から早々に原稿をいただきましたので、さっそく。

ストレス解消

最近、レッサーパンダの毛変わりが終わりまして、きれいな毛並みになったんです。

写真:コーアイ
(10月1日のコウアイの写真)

が、どうも気になるんですよ、しっぽが。

メスのコウアイなんですが、しっぽの毛がだんだん少なくなるんですよ。
去年もそうでした。

写真:昨年のコウアイの尻尾


毛変わりのあとはフサフサのしっぽだったのが徐々に細くなるんですよね。
何かの病気かと疑い検査しましたが、異常なし!

ではなぜ?

若い獣医いわく、「ストレスでないか?」と。

要は、ストレスを感じ、必要以上に毛づくろいをした結果、毛が抜けたり、切れたりしてるのではないかということなのです。

コウアイは臆病な性格なので2年前に釧路に来た時はなかなか落ち着かなく、一日中走り回り、やせてしまったこともありました。

環境の変化、オスとの同居、運動場の狭さなどがストレスに感じたのか?
これまでもコウアイには随分と気を配ってきたんですがねえ。

ストレスを解消するにはどうしたら?
自分ならお酒飲んで好きなロックでも聴けば解消できるんですがね、レッサーパンダの解消法は難しいですよ。

とりあえず自分が出来ることをやってみようかと
・・・お金をかけずに!

まず、せまい運動場を有効に使わせるねらいで、丸太を組み合わせて高さを生むことで行動範囲が広がると考え、勝手なネーミングゥー!「木の回廊」を作りました。

これは園内工事で伐採した木や、剪定した枝が出た時に上司が切ってくれたり運んでくれたりと協力して頂き出来たコラボ作品。
(上司とはこの日記に度々登場するあの上司で、厳しいばかりではないのです。)
やはり樹上生活者のレッサーパンダです。
よく利用してくれていますし、これからも増やしていくつもりです。

次に、活動時間を増やすねらいで、エサを運動場のあちらこちらに置き、探させることで退屈な時間を探索・採食行動に充てるようにしています。
朝の開園時と午後のパクパクタイムの後にやってみています。
鼻をくんくんさせて探す姿も可愛いですよ。見に来てください。

これで少しストレス解消になれば良いのですが、これからはコウアイのしっぽがバロメーターになりそうです。

最後にHP管理人から。

前回も同じことを書いていますが、10月14日から4月9日まで開園時間が10時から午後3時30分となりますので、お間違えのありませんよう。(入園は午後3時までです)

今回は金曜日の夜に更新していますので、実際に公開されるのは月曜日でしょうか。

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