気を付けて!電気の火災!

ページ番号1003828  更新日 2024年2月20日

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電気製品は大変便利であり、私たちの生活に欠かせないものとなっています。しかし、誤った使用方法や不注意により火災となる場合があります。各ご家庭や職場等で、次の事を確認してみましょう。

コンセント付近を確認!

コンセントプラグとコンセントの間にホコリが溜まると、湿気等でホコリに水分が付着し、プラグ両刃間に通電して出火することがあります。これを「トラッキング現象」と呼び、電気火災の原因として取り上げられることも少なくありません。コンセント付近は清潔に保つよう定期的に清掃し、プラグは奥までしっかり差し込みましょう。

写真:トラッキング現象

写真:コンセントプラグは奥まで差し込む

使用配線の確認!

様々な電気製品が普及し、使用する機器に対してコンセントが不足して、たこ足配線になりがちではないでしょうか。電気の許容量を超えて使用すると、コンセントが過熱し、火災の原因となりますので絶対にやめましょう。

写真:たこ足配線

電源コードの確認!

傷ついたコードを使用したり、束ねた状態やコードの上に家具等の重い荷物が乗った状態にあると、その部分に負荷がかかり断線して出火する可能性があります。傷ついたコードは早めに交換し、コードの上に重いものを載せたり、束ねた状態での使用はやめましょう。

写真:電気コード 家具による踏みつけ

写真:電気コード 束ねたまま使用

その他

使用しない機器は電源を切るだけでなく、プラグをコンセントから抜いておきましょう。また、季節を限定して使用する電気ストーブや扇風機は使用前に必ず点検し、異常に気付いた時は使用を止め専門業者に点検してもらいましょう。

地震等による電気火災

大規模な地震火災の出火原因の半数以上は電気に起因するものです。

地震の揺れにより各電気器具が転倒して安全確認を十分に行うことができずに出火する場合や、地震直後に大規模な停電が発生し、各電気器具が転倒した状態、又は燃えやすいものに触れた状態で復電し、出火する場合等があります。そこで、地震時に一定以上の揺れを感知すると自動的に通電を遮断する【感震ブレーカー】等は、地震による電気火災予防に有効な手段と考えられます。

地震が発生したら、まずは自分の身を守り、揺れがおさまったらストーブ・こんろ等の火気器具とともに、電気器具の安全確認をしましょう。

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