釧路市スポーツ賞受賞者決定について

釧路市スポーツ賞について

　釧路市では、スポーツで優秀な成績を収めた者及びスポーツの普及振興に特に貢献したと認められる個人又は団体に「釧路市スポーツ賞」を、また今後の活躍が特に期待される個人又は団体には「釧路市スポーツ奨励賞」を贈呈し、その功績を讃えてます。

令和5年度釧路市スポーツ賞授賞式

日時：令和5年10月23日（月曜日）16時00分～17時00分

会場：釧路プリンスホテル

 

令和5年度釧路市スポーツ賞（第56回）について

令和5年度釧路市スポーツ賞（第56回）の受賞者が決定いたしました。

釧路市スポーツ賞

栗林　延次様（76歳）剣道

【事績】
　10歳の頃より剣道を始め、60年以上の長きにわたり、剣道の修練に努められました。高校時代には全国高等学校剣道選手権大会に出場し個人戦ベスト8になるなど各種大会で活躍され、現在、教士7段を取得し、生涯剣道を実践し、今もなお現役選手として後進の手本となっております。
　平成9年4月から全釧路剣道連盟の役員を務められ、理事を2年、副会長を8年務め、平成19年4月より会長として10年間務められました。その間に、鶴ケ岱武道館での連盟の稽古会では先頭に立って自らの剣道修練に励むとともに、後進の指導に熱意をもってあたられました。連盟の運営にあたっては、組織拡大を図るとともに、国内トップクラスの選手を招聘し稽古会を開催、中学生強化練成会を定期的に開催、学生の指導育成に力を注がれました。
　また、未経験者を対象とした体験教室の創設など時代の趨勢に即した事業の推進に努められ、時代を担う剣士や指導者の育成に意を注ぎ、全道・全国大会で活躍する選手を育て、特に平成27年の世界選手権大会に日本代表として出場とした選手の輩出という成果につながりました。
　さらには釧路市スポーツ協会の副会長、釧路地方剣道連盟連絡協議会の会長、釧路アイスホッケー連盟の会長、北海道ゴルフ連盟の副会長などの役職を歴任し、幅広く釧路市のスポーツ振興にも寄与されています。

釧路市スポーツ賞

大道　裕昭様（72歳）陸上競技

【事績】
　昭和62年に釧路地方陸上競技協会理事となり、18年間にわたり、釧路市内の競技者の指導や競技の普及強化のために尽力し、釧路市で行われる競技会の大会運営の中心的な役割を果たされ、平成17年からは理事長となり、協会主催で小学生を対象とした「釧路アスリートクラブ」を発足し、競技人口の増加と競技の普及、クラブから全国大会優勝者を輩出するなど、競技者の育成・強化の面でも貢献されました。
　加えて、平成17年に北海道陸上競技協会の理事、令和元年には同協会の副会長に就任し日本代表選考会であるホクレンディスタンスの大会運営に携われました。
　平成17年から釧路湿原マラソンの実行委員長に就任し、出場選手の安全に配慮した大会運営を指揮し、日本代表選手である川内選手を招待選手として招集するなど、釧路市一大イベントの一つである釧路湿原マラソンの関心を高められました。
　また、平成22年には日本陸上競技連盟のS級審判資格を取得し、釧路大会のみならず、北海道開催における各種全道・全国大会等において審判長や総務役員として従事され、北海道における陸上競技の発展に大きな足跡を残されました。
　これらの長きにわたる活動の功績により、本市のスポーツの普及振興に多大なる貢献をされています。

釧路市スポーツ奨励賞

釧路市立景雲中学校アイスホッケー部様　アイスホッケー

【事績】
　令和4年度全国中学校体育大会第43回全国中学校アイスホッケー大会　優勝
　（令和5年1月27日～30日　栃木県　日光市）
　昭和40年に創部されて以来、多くの優秀選手を輩出するとともに、全国中学校大会ではこれまで3度の優勝を果たすなど輝かしい成績を残されています。
　平成18年以降は長らく全国優勝から遠ざかっておりましたが、ここ数年の活躍は目覚ましく、令和元年度全国中学校体育大会第40回全国中学校アイスホッケー大会苫小牧大会においては14年ぶり3度目の全国優勝を成し遂げられました。
　さらに、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策に伴う中止により、3年ぶりの開催となりました、令和4年度第43回大会栃木県日光大会においても2年連続となる4度目の全国優勝を達成し、氷都釧路の名前を全国に改めて知らしめることができました。