2025年7月のどうぶつえん日記
2025年7月28日(月曜日)
あっっっついです。
こんにちは。
常時この気温ではないですがね。
特に釧路市内の皆さま、動物園は市内中心部よりも高温になりますので真夏を味わいに来てください。
すでにHPやSNSでご報告のとおり、「ありがとうココア」を執り行いました。
ココアのためにたくさんの献花をいただきました。
またSNS等でもたくさんのメッセージが寄せられました。
暑い中でしたが、ありがとうございました。
残念ながら参加が叶わなかったお客様にも、当日の様子は動物園のYouTubeにアップ済ですので、どうぞご覧ください。
そして、7月22日にオタリアの赤ちゃんが誕生しました。
(写真は7月24日撮影)
担当によると、朝の見回り時に変わった鳴き声を確認したため、すぐ動物舎内へ行くと赤ちゃんが元気に鳴いていました。(写真右側の赤ちゃん)
お父さんの「トキ」と同じ誕生日になります。
気温が高いため、午後一番に水で床を冷やそうと行ってみたら、低めの声のほかに高めの声が。
もう1頭増えておりました。(写真左側の赤ちゃん)
初めての双子ということで数日間経過を観察しておりましたが、1頭に対して距離感があり、プールに入って陸に上がれなくなっていても母親が助ける行動を見せませんでした。幸い個体に異状は見られませんでしたが、この1頭は人工哺育することとし、バックヤードにて飼育をすることになりましたのでお伝えいたします。
最後に、動物園の夏の風物詩「夜の動物園まつり」が始まります。
7月26日(土曜日)はすでに終了しましたが
8月2日(土曜日)
8月9日(土曜日)
が残っております。
通常は午後4時30分閉園のところ、午後8時30分まで延長します。(入園は午後8時まで)
イベント等の詳細はこちらをご覧ください。
昔の写真から
2005(平成17)年11月10日のアムールトラ、オスの「リング」です。
2003年4月30日にチニリャビンスク動物園で生まれ2004年12月4日に来園しました。
ご存知のとおり、タイガとココアのお父さん。
多摩動物公園、円山動物園、茶臼山動物園へ繁殖のため貸与されておりました。
2020年1月8日に亡くなっております。
おまけ
中の人が動物舎に入って観察を始めると、それまで泳いでいたトキもやってきて一緒にうるると赤ちゃんを見ています。
2025年7月22日(火曜日)
当園のSNSをご覧の方はご存知かもしれませんが、先日、アルパカの毛刈りがおこなわれました。
体重測定も
やりますよ。
毛刈りはプロの方にやっていただきましたが
飼育員2人がツバをかけられる被害に遭い、そのうちの1人になりました。
こんにちは。
ノーモーションでしたので避けられなかったです。
初めてかけられましたがホントにクサイ。
あ、お客様にはツバをかけることはありませんよ。たぶん。
さて、トナカイ
オスのソックスくん。
今年の角はこれ以上大きくならないと思います。
いや十分大きいですけどね。
これから茶色の角の皮がむけてきて、いわゆる角の状態になります。
続きましては、レッサーパンダの
オスのシンゲンくん。
この日は涼しめでしたのでよく動いていました。
そして
メスのアスナロちゃん。
頑張って竹の葉を食べております。
コーアイさんは6月の誕生日にアップしておりますので…。
リムとレラの写真は7月31日の誕生日にSNSへアップ予定です。
最後に、毎日園内のどこかでワンポイントガイドを実施しております。
動物園のXや園内放送などでご案内していますので、お時間がありましたら、どうぞお立ち寄りくださいね。
昔の写真から
1996(平成8)年6月の写真です。
飼育員を親だと思って後ろをついて歩いているのは人工孵化・育雛で育ったカナダガンのひなたちです。
運動のためお散歩していたのだと思います。
現在カナダガンは飼育しておりません。
おまけ
暑い日はね、外に出ないで横になっていたいのですよ。
寝室の方が涼しいし。
2025年7月15日(火曜日)
こんにちは。
釧路へお越しの皆さま方におかれましては、釧路なのに暑い日が多くてすみません。
先日、動物園での最高気温は33.3℃と相成りました。
隣の市、といっても釧路市中心部から100km以上離れておりますが帯広市は36℃超えと聞きましたので、ちょっと経験してみたいような、したくないような。
余談ですけど隣の市は北に北見市、東に根室市がありますが、どちらも100km以上離れております。
…と思ったら、数日前は最高気温が20度以下で「釧路はこれだよね~」なんて余裕の態度でいたら、また今週からは暑くなるらしく。寒暖差が激しいですね…。
こどもどうぶつえんから
朝イチのヤギさん。
外にエサがあるのを知っていても、慌てることなくマイペース。
手前がマルコちゃん、奥はレイちゃんです。
そして
朝イチのメンヨウさん。
こちらはエサに向かって猛ダッシュ。
メンヨウさんたちは毛刈りが終わっていてよかったですね。
非公開ですが今月中にはアルパカの毛刈りも行われる予定ですよ。
ところは変わって
日記がアップされるころには園内の高病原性鳥インフルエンザ対策体制がもう間もなく解除になると思いますので、近くでご覧になることが可能となるオオワシですが、この日は朝からお腹がすいていたのかエサをセットしたらすぐに寄ってきてホッケを持っていきました。
この時の様子は動物園のSNSにアップしますので、お待ち下さいね。
あ、そういえば伝え聞いた話なのですが釧路市動物園のニセSNSアカウントがあるようです。
当園ホームページ内からの各SNSへのリンクが正しいページですので、お気をつけください。
そして
オジロワシ。
最近は2羽で1kg以上のホッケを残さず食べてくれています。
一見するとどこにいるのか分かりにくいですが、ぜひ探してみてくださいね。
昔の写真から
1999(平成11)年6月9日のヒョウです。
以下、間違っていなければですが
オスで「安佐太郎(あさたろう)」と名づけられており、その名のとおり広島市安佐動物公園からやってきました。
猛獣舎で飼育されておりましたが、現在は飼育しておりません。
おまけ
レイちゃん、お鼻が汚れていますよ~
2025年7月8日(火曜日)
暑いです。
ここ釧路なのに。
こんにちは。
暑くて
おそらくミヤマクワガタまでもが日陰の動物舎の中に入ってきましたよ。
さて、今回は展示館前のシマフクロウたち。
みんなメスです。
サル山側から
2019年生まれの「アカネ」です。
オスの「フラト」、メスの「ラライ」の間に誕生しました。
少し食いしん坊さん。
「アクア」もアカネと同じくフラトとラライの間に2020年に生まれています。
中に入るといつも落ち着きをなくすので、気を遣っていても必ず一度はバタバタと飛びます。
1995年、オスの「アカン」、メスの「ピーコ」の間に誕生したのが「ムム」です。
今までにたくさんふ化育雛を成功させています。
現在30歳、元気に過ごしていますよ。
2022年、オスの「ロロ」とメスの「モコ」の間に旭山動物園で誕生しました。
名前がつく前は「左赤」と呼ばれていましたが、今年3月に命名式がおこなわれ「ロコ」と名づけられました。
2010年、オスの「トカチ」と先ほど登場した「ムム」との間に誕生しました。
ロックのケージの前には簡単なものですが夜のロックの様子を記録したボードを掲示しています。
現在、市内で野鳥から鳥インフルエンザが確認されております。
そのため当園の高病原性鳥インフルエンザ発生基準に伴い野鳥侵入対策のため網をかけております。
見えにくくなっておりますので、日記で紹介させていただきました。
他にも近づけないケージなどがありますがご協力をお願いいたします。
話は変わりますが、動物園は釧路市街地よりも気温が高くなります。
園内には自動販売機や売店がありますので、水分補給などの熱中症対策をお願いいたします。
昔の写真から
1985(昭和60)年3月23日のフライングケージです。
当時は手前にみえるコクチョウやツクシガモなども飼育しておりました。
オシドリやマガモなどは現在も飼育しております。
おまけ
この日は雨じゃないのに妙に外へ出たがらず。
待っても待っても出てくれないのでシャッターを開放して別な作業をしてきて戻ってきたらスカイが出ていましたので、やっとシャッターを閉じることができました。(空気の入換のため完全には閉めません)
名残惜しそうに中を見ていましたが、すぐにあきらめてくれました。
2025年7月3日(木曜日)
あれ?
2025年の後半に入っちゃいましたよ。
こんにちは。
あと半年したらお正月ですか…
さて、まずは
チンパンジーのオス「ゆみのすけ」さんです。
生年月日ははっきりしておりませんが1974年以前となっておりますので、ご高齢の域に入っていますね。
「ゆづる」くん、「つむぎ」ちゃん、「ひなた」ちゃんのお父さんです。
そして今年1月18日に生まれたのが
メスの「ひなた」ちゃんです。
日記に載せるのは久しぶりですが少し大きくなったかな?
お母さんの「リリー」がしっかり抱いているのでなかなか顔を見せてくれませんでしたが、ちらっと目があいました。
右に見えるのはメスの「つむぎ」ちゃんです。
お隣の
オランウータンのメス「りな」ちゃん。
地面に生えているクローバーなどを食べていました。
たくさんのクローバーを集めて、うれしそうな感じに見えるのは中の人だけでしょうか?
最近、朝イチは丘の上にいる
ゼニガタアザラシのメス「エリモ」です。
これからゼニガタアザラシは年に一度の換毛の季節に入りますよ。ちなみに毛は短いです。
昔の写真から
1979(昭和54)年11月2日、チャップマンシマウマの親子です。かわいい。
他の年にも親子の写真がありましたので、順調に繁殖していたようです。
現在はグラントシマウマを飼育しております。
おまけ
ウサギがとてもリラックスしておりますので、足の裏が見えます。
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〒085-0204 北海道釧路市阿寒町下仁々志別11番 釧路市動物園
電話:0154-56-2121 ファクス:0154-56-2140
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