令和元年度第2回阿寒地域協議会

ページ番号1003062  更新日 2022年8月25日

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日時・場所

日時 令和元年11月21日(木曜日) 13時00分から15時00分
場所 阿寒町行政センター 2階会議室

内容

(1)開会

(2)センター長挨拶

(3)議事
議事録署名委員について
曽我部会長より、八幡委員、山本委員が指名され、承認された。

1.「第2期 釧路市まち・ひと・しごと創生総合戦略」たたき台について
資料に基づき、都市経営課企画担当課長補佐より説明。

委員から寄せられた質問・意見等は、以下のとおり。

【委員】
どんどん搾乳農家が減っている。牛の数は増えるけれども人は減っていっているというのは、どのへんで先の見通しがあるのかなと思っている。それと、アメリカとの関係で畜産だとかに影響は出てこないのか、そういう見通しについて市はどう考えているのか。

【事務局】
農業につきまして、施策の一番最初のところ、27ページの施策の中で、釧路らしさを生み出す農林水産業の成長産業化ということで、その下の細節に生産基盤の強化による農業の振興ということで位置づけておりまして、農業の振興につきましては釧路市としても非常に力を入れてやっていただければなとの位置づけは持っております。そのうえで人口の減少につきましては、やはり経済活性化に重点を置いて、雇用を生み出して、それで若い人に残っていただくと。若い人に残っていただいて、親になる世代ということで子どもを産んでいただくというふうなことがまず一番の重要な観点で、釧路市としてはそう位置づけて総合戦略をやっていきたいという考え方になっております。アメリカの話につきましては、なかなかここで発言することは難しいものかなとは思ってはいますけれども、そのへんも情報収集に努めていきたいとは思っております。

【委員】
農業の関係でもう1点。農業政策っていうのは、国と農協と直になっていて、たまたまいろんなものが道だとか市をまたがって、ただ通過していくだけで、市の政策で農業のものってほとんどないと聞く。農協と市との綱の仕方がきちっとしていてこういうところに現れてきているのかが聞きたい。市は市でただ農業のことを考えているだけで言っているだけなのか、農協との詰めはしているのか、そのへんが聞いてみたい。

【事務局】
市としても、たしかに国の政策としてやっている部分は大きい部分はあるんですけども、市としましてもやっぱり一次産業に力を入れているというところで、水産業であったり農業だったり林業だったり、市としても重要な市の経済産業の位置づけとして…

【委員】
苦しいのはわかった。

【委員】
基本的な考え方の中で、行政の側の立場にたっての基本構想ですから、それはそれなりに読み取っていこうと思ってはいるんですけども、その中に子どもたち、幼稚園や小・中学生、そういう子どもたちの町に対する思いっていうものがこの中に活かされているのかなと思っているんです。もしそういうところがあれば指摘していただきたいし、もしなければそういう部分もくみ取って計画の中に活かせないものかなと思っています。

【事務局】
子どもたちという意味では、基本目標3になりますけど、若い世代が結婚し子どもを生み育てることができるよう、結婚や妊娠を支える環境づくり、子育て世代への経済的自立に向けた支援ですとか、あるいは次代を担う子どもたちが心身ともに健全で健やかな成長ができるよう環境教育の整備、そういうところは釧路市としてやっていこうと。こちらの施策の展開になると、40ページ、ここからが基本目標3の様々な施策やKPI事業がこちらに書いております。子どもたちに対する市の故郷に対する思いというのは、キャリア教育の中でやっていくものなのかなというふうには考えておりまして、取り組みは進めているところではあるんですが、教育の方と商業の方と連携いたしまして、釧路市にはこういういいところがあるんだよと、こういういい企業があるんだよ、というような形で取り組みを進めて、子どもたちにそういう意識を持ってもらい、将来釧路市に残っていただくというような取り組みは行っているところで、実際に今年度から高校生に対しても釧路市のいい企業あるよとか紹介をしたりしておりまして、そういう意味ではそこも重要だと考えております。

【委員】
札幌とか東京で釧路企業の就職説明会等とかはあるんでしょうか。

【事務局】
例えば、成人式の時に戻ってきたときとかに、その場で市の企業さんがやったりとか、お盆とか正月に合わせて、帰省したのを狙って釧路企業説明会を開いたり、そういう取り組みをしております。現在続いているかは確認していませんが、札幌の大学に行ってそういう説明をしたりもしておりました。いまは大学生というよりかは、もう少し若い世代というような形にシフトしてきてはいます。

【委員】
高校生の時は漠然としていて、大学専門学校等に行って初めて自分の内定の部分が具体的になった時に、何回も釧路に帰省するってことができないのであれば、都心部の企業を選択する方が多いのかなという感じがあります。これだけV字に落ちるのに対してそういう施策とかもあるのかなと。ほとんど釧路企業のアピールを受けたことがないまま道外とか札幌に行っちゃって、素晴らしい釧路の企業があったとしても志望はあんまりいないのかなと。

【事務局】
おっしゃるとおりで、いま大学に行ってからじゃ遅くて、その前の高校生のうちから釧路にはこういう企業があるんだよと、学生さんだけじゃなくて、親御さんにもそういう情報を提供して。今年度は直接高校生とk-Biz、釧路市ビジネスサポートセンターというものが釧路市にできまして、そのセンター長さんと釧路の企業についてとか釧路がどうやったら発展するかみたいなことの、座談会でもないですけどそういう場を設けたりしています。

【委員】
釧路に主要高校がありますよね、そういう全体的な部分ではないということ?

【事務局】
そうですね、今年度はたしか江南高校ですとかでやっていると。国の方でも大学だともう遅くて、高校からそういう取り組みをしていったらどうだと基本方針があってですね。

【委員】
残りたいと思う子はいっぱいいると思うんだけど、どうやったら残れるだろうって、単純に公務員くらいしかないのかなって。

【事務局】
そういう情報がやっぱり伝わっていないっていうのが一番大きいのかなと。

【委員】
希望する職種とかが地元になかったりとか、そういうのもあるでしょうしね。いま高校生の卒業時、就職の割合はどれくらいなんでしょう。

【事務局】
54ページにデータ集ということで、図表31と図表32に高等教育機関の卒業先の動向、卒業生の市内残留数をこちらに記載しています。高等教育機関というのは釧路市の公立大学と教育大学と高専と短大の4つのことを指しておりまして、学生が卒業後、地方から来た人も含まれていますので、なかなか市内に残るという数は…

【事務局】
高校で卒業するときに就職なのか進学なのかというと、だいたい3割くらいが就職、7割が進学というイメージでした。前は管内というレベルで2千人卒業生がいて600人が就職している。

【事務局】
高校の時から地元にどういう企業があるのかというのを知ってもらうのも、本も作ったりしていますし、それだけじゃなく見てもらうってことも大事かと思っています。ただそれが目に見えて大きな効果が出てくるかはなかなか難しく、親の方々も特に景気が良くなると本州の方がさらに景気が良くて、それまで求人が来てない大きな会社から来るわけです。そうすると先生もそうですし、親もやっぱり有名な聞いたことある会社の方に行ったらどうって話になってしまって。やはり知らなかったら帰ってきようがないんで、いろんな手立てで知ってもらう活動はこれからも重点的にやっていかなければならないだろうと思っています。

【委員】
それと今始まった話ではないけども、私も釧路の友人何人かから聞くんだけども、いまなかなか求人出しても来てくれないというのもあるけども、もう一つは、いまの子たちは来てくれても長続きしないと。

【事務局】
半年で半分でしたか。北海道労働局でそういうデータがあるんですが、多分それくらい高卒の離職は早いものだと思います。前に高校の先生といろいろ話したことあるんですが、優秀な子ほど早い。要するに怒られたことがないと。でも高校卒業してまず仕事できる人いないわけです。全部教えるんです。それで、できないことがあったりして怒られることあるんですけど、怒られるとこの仕事は自分に合ってないと思って辞めてしまう。だから高校の先生なんかは最初から相当言うそうです。汚い仕事だよ、大変な仕事だよ、頑張れるか、そうでもしないと安易に行くとすぐ辞めてしまうんで、という話はされています。

【委員】
今年夏に消費者協会で釧路製作所に視察に行きました。いろいろ詳しく話してくださって、順調に向上している会社で、大卒も取るけど高卒も、女の人も働いて、すごいアットホームでいい会社だなと思って見てきました。そういう会社ばかりだとね、その中でも事情あるかもわからないけど、釧路製作所は昔からの会社で、いろいろ工夫して従業員とのコミュニケーションつないでいるんだなというのをすごく感じました。努力しているんだなと。

【事務局】
会社の持ってる風土というかそういうのがあるんだと思います。そういうのも広めていくのは簡単にはいかないが、過去にはそういうふうにうまく長続きして育てている会社をどうしてなのかを分析して、それを他の会社にも知らせていくことができないのか、みたいなことやったことはあるんですが、簡単にはいかないところはあります。

【会長】
今後、たたき台なので、具体的な施策の中でいま議論したようなところは当然出てくるでしょうし、僕思うのは15ページに新規の求人状況というのがあって、これを見ると圧倒的に医療・福祉ですとか建設業あたりが募集しても来ないって状況が続いているんですよね。高校卒業して、入りたい業種とかなくていく場合は仕方ないと思うんですけど、施策作る上では明らかにこういった業種に人が足りないってことは、ある程度戦略的にやれば、小さなうちから医療関係のことをお知らせするとか、また建設業で言えば、例えば重機とか扱うオペレーターとかは、一日中重機に乗っているので、ほぼほぼ孤独な仕事なんですよね。高校の先生にも言いますが、あまりコミュニケーション能力が得意じゃなくてもいいと、世の中そういう場所にあてはまる業種あるからというような教育もこれから施策の中で知らしていくと。マッチングがうまくいけば長く働いてくれると思うんです。やみくもにないような業種のことを一生懸命子どもたちに教えるのではなくて、釧路で必要とされている業種のことをしっかり教えるってことが今後の施策の中で必要かなというふうに思っていますので、もう一回グラフ見ながらそういったことたたき台にして作っていただければと思います。

【委員】
私が最初に話をしたのは全然違う思いなんです。この総合戦略は基本的には負の発想ですよね、最初に人口減少という負の発想に基づいてこれがすべて展開している。だからその中にもっと町の良さとかね人の良さとかそういうプラスの部分をもっと取り入れた発想でこれをもう一回見直してみることが必要でないだろうかって思ってさっき発言したんです。だからそのときに大人目線で言うといろんなことがありますけど、幼稚園や小・中学生あたりの子どもたちに聞くと、もっとこの町の良さって出てくるんですよね、こんないいとこあるよ、こんなとこあるよ、とかそういう発想もこの中に活かして考えていく必要が基本的にはあるのかなと思っています。

【会長】
補足させてもらうと、例えばコミュニティスクール、阿寒湖はすでに始まっていて、阿寒はいま準備段階です。先に釧路市内でもやっているところがあって、それぞれのどういう子どもを育てたいって目標を掲げてるんですけど、阿寒湖は一発目に「ふるさとを愛する」って文言が出てきます。阿寒町も多分これから出てくるのはまず「ふるさと」だと思います。合併したことによって、これはいいとも悪いとも言いませんけども、阿寒・阿寒湖っていうこのふるさとっていうものをなくしてはいけないっていう、親たちとか僕らの意志なんですよね、子どもたちにも阿寒湖の、阿寒町のっていうそういうふるさとっていうものを愛してもらって、そこから羽ばたいてまた戻ってもらいたいということで、そのような細かい部分の話であって、釧路市もこういうことだからそういうことは書けないとかじゃなくて、やっぱりこの総合戦略の中にも阿寒湖があったり阿寒があったり音別があったりっていう、そういうのも必要ではないかなというそんな、特に子どもたちね、気がします。

2.「まちづくり基本条例」に基づく取り組みについて
資料に基づき、都市経営課企画担当課長補佐より説明。

委員から寄せられた質問・意見等はなし。

(4)その他

1.前回の地域協議会での質問について
資料に基づき、地域振興課地域振興担当課長補佐より説明。
委員から寄せられた質問・意見等はなし。

2.阿寒地域に関する議題について
まちづくりに係る各団体等からの意見・要望

委員から寄せられた質問・意見等は、以下のとおり。

【委員】
二つあります。一点は、毎年赤い羽根の募金活動で阿寒湖に行くのですが、遊覧船乗り場の広場、一部敷板になっていてかなり腐っている。危ないなと思って。取替とか話出てないのか。経過があるんだったら説明してもらいたいし、なければ検討してもらいたい。もう一点は、農村地帯の道路の舗装について、まだ舗装化されていない市道等を調査してもらい、そういう道路をどうするかのたたき台を作ってほしいのが私の要望です。単費でとは簡単には言えないので、起債や補助を利用できる道路整備の方法を検討してもらいたい。

【事務局】
ちょっとお時間いただいて過去の経過を確認したいと思います。

【事務局】
阿寒湖の遊覧船の乗り場の木板の老朽化の話ですが、こちらにつきましては現在環境省で実施している事業である国立公園満喫プロジェクトによって施設整備の取り組み事項として挙がっているところでありまして、補修工事等の詳細な時期については把握していないのですが、今回いただいたご意見については、再度阿寒観光振興課を通じてお伝えさせていただきたいと思います。

【事務局】
ちょっとお時間いただいて、何点か私の方からご報告させていただきたいと思います。
まず一点目、道の駅の関係ですけども、先の公社の取締役会で、今年上半期の売り上げは去年より若干上回っているということで報告を受けているところであります。エリア全体の来年度からの5年間の指定管理については、引き続き公社にやっていただきたいということで、12月の議会に提案する予定でございます。それから赤いベレー、管設備中心に老朽化していますが、いろんなところからご要望もいただいております、これに対する施設整備については、この一年間庁内関係課と議論していますが、まだ方向性が見えておりません。そういう中で新年度何らかの調査事業を行うのかなということで、いま予算の検討をしているところでございます。それから徹別地区のテレビ、昨年から大変ご迷惑をお掛けしてございます。今年7月から9月にかけてNHKのほうで受信状況の調査を行ったところ、多くの地点で個別のアンテナで直接受信が可能だということがわかっております。ただ一部世帯で電波が弱いところがあるようで、今より詳細な受信調査をするべく、庁内関係課と協議をしているところでございます。それから阿寒幼稚園、今年耐震診断行いまして、耐震化が必要ということになりました。新年度大規模改修、ひとつは耐震化、もうひとつは0~2歳児の保育、認定こども園化ということで、それと施設の長寿命化、この3点で実施設計を行いたいということで、予算要求をしております。それから、阿寒湖でアイヌ施策関係ですけども、アイヌ政策交付金事業ということで、今年5月に新法が施行され、9月に地域計画というのを国に申請して内閣総理大臣の認定を受けております。今年度から令和5年度までの5年間の事業を考えておりますけど、16の事業で約12億円ほど、計画上で金額を載せております。このうち行政センター所管が16のうち7事業で、金額的には3億8千万ほどを予定しております。令和元年度、つい最近スタートしたばかりですが、令和元年度全体では11事業で1億6千万ほどの事業をやります。うち行政センター所管が4事業で3,500万を予定しております。
予算以外でお話をさせていただきたいと思います。一点目、防災かわら版というのが今月から各家庭に配られているかと思います。総務担当の職員が災害対応の関係で情報発信していきたいということで、5回シリーズで毎月こういうのを各家庭にお届けすることで頑張っておりますので、見ていただきたいと思っております。二点目は、交通安全指導員の関係、大変心苦しいんですけども、新年度から釧路市と同じボランティアとして対応していただく方向で検討を進めております。音別さんも釧路市に倣う方向で阿寒よりも先に方向性を出されてしまい、その中で阿寒だけが特別というのもなかなか言えなかったという状況です。釧路市はボランティアですけど一人当たり平均で2千円程度の活動交付金なるものを支給しております。基本的には釧路市の枠組みの中でどうやっていくかってことをこれから考えていかなきゃいけないということで、今本町地区で10人、阿寒湖温泉地区で5人交通安全指導員の方がいます。この支援制度に移ってもやっていただけるかどうか今意向を確認しています。もうやらないよということであれば、私どもも新たな対策を考えなければいけない状況でございます。以上でございます。

【委員】
幼稚園の耐震化の改修について、内部改修はないか。日赤奉仕団で災害訓練のときにお釜を使ったりするんですけど、そのときに阿寒湖と違って調理台が狭いんです。職員室にダンボールを敷いて刻んだりするんですけど、そういうのは改修の見込みないですよね。

【事務局】
今回の整備の主旨からするとちょっと難しい部分もあるのかなと思いますが、向こう30年本当に使うということであれば、やはり直すところは直さなきゃだめなんじゃないかということで、予算ですから結果はわからないですけど、ぜひ言っていただいて、意見を出していただきたいと思います。

【委員】
テレビについては、今見えている状況より悪くならないようにしていただければいいかなと思います。
肝心の交通安全指導員の話、了解とるのはいつなのか、というのは釧路市、音別と同様の対応をすると町内会にお願いすることになる。私は町内会の会長やっているので、役員会を開いて協議しなければならない。その15名の意向はいつわかるのか。

【事務局】
昨日までにそれぞれが会長のところに意向を出すようにとなっていると聞いています。ですからまもなく状況は市民課長の方で押さえると思います。

【委員】
結果的にオッケーしてくれればいいが、今の15名で間に合っているのか。足りないのではないかと思うけども。

【事務局】
不足分がどの程度なのかということを考える前に、そもそも今やっている業務が全部必要なのかどうか、そこからもう一回再整理が必要だと思っています。早急にそこは整理して必要であれば相談しに行きたいと思います。

【会長】
赤いベレーの件で、何かしらの方向性出すと言っていたのが、今のお話だと今はないと、これから一年かけるような話してましたけど、例えば考え方として、民間のお金と市のお金と合わせた形の中で新たに建てるとかっていう方法はとれるのかどうか。今の進捗状況だけ見ると、かなり大規模改修というか、給水施設とか部分部分はやるけども全体的なことについてはまだ話がいってないということだったので、市のお金だけでできないんであれば民間のお金を入れて作るっていうことはできないのか、検討しないのか、という意見があった。制度上どうなのかの問題もあるし、どうかわからないですけど。そういった前例があるのかどうかも。

【事務局】
全く可能性がないかとはそんなことないと思います。お互いにお金負担しながら施設整備するのはいくらでも方法としてはあり得る話ですから。

【会長】
例えば振興公社のようにね、市もいくらか民間もいくらかで何か建てるとかっていうね、3セクの部分で。それを振興公社に貸すとなるとややこしくはなるかもしれないけど。

【事務局】
どうできるのかというあたりで、市長も含めてずっと迷ってきていて、けれどさっきも言ったように管設備がそもそも持たないと思われる中で、遅くとも来年には方向性を見出さないと、いつ管がいってしまうかわからないですから、なかなか厳しいのもありつつも、だけど阿寒のためにどうできるのか、いろいろ知恵出して考えていかなきゃいけないなと思っています。手法としては一般論としてはあり得る話だと思います。

【会長】
いろんな方に言われるが、やっぱりあそこお湯もいいし、施設としては大変いいと。もっと良くできないのかと。民間の出資募るようなファンド作るなりなんなりと多く声を聞くものですから、手法としてそういったことは多分議論の中には入っていないと思うけども、そういった手法も考えながら、あそこを良くしていくことを要望します。

【委員】
国道の花壇について、阿寒町入口の花壇の草刈りが年に1回行われるくらいで枯草が目立っている。商工会女性部の関係で、阿寒の花壇が長い距離植えられていて綺麗だと声かけていただいている中で、とてももったいない。一番いいのはあそこに全部お花を植えるのが、もっと長くなって見栄えが出ると思うが、やはり高齢者になってきているし、人口自体もだんだんと減ってきているので難しいと思います。草刈りが大変なら完全に草が生えないように潰すなりなんなりできないのか。

【事務局】
開発建設部の担当となっておりまして、うちの花壇の植栽のときに、毎年打ち合わせ会議みたいなのも開催した中で、一度撤去するって話も以前あったことはあったんですが、開発さんの予算の絡みとかもあって結局できないような状態で、おっしゃるとおり、草刈り年1回とか多くても2回くらいしかやってない部分がありますので、市と開発の協議の場の中でも、委員さんからご意見が出てると強く訴えた中で、整備していただくような形で行っていきたいと考えております。

【委員】
わざわざ花壇のために草刈りをしなさいじゃなく、国道をやるときに維持の中でちょっと延ばしていただければ、今よりはちょっと見栄えはよくなる気もします。

【委員】
その話の続き、あと1年したら花壇辞めるっていう話を聞いている。もう1年位はできるけどもそのあとは難しいのではと市街連町の会長さん方が話している、という話を又聞きに私に言ってくる人がいる。耳に入っていますよね。

【事務局】
全く、私の耳には。

【委員】
植えた後の草取りも、出てくる人は高齢者ばかりで若い人たちは出てこない。とてもじゃないけどやってられないとの声なんです。それぞれが一定の協力してくれれば続くだろうと思うけど、今の話聞いていたら再来年は花は植えられないのではないか、という意見を聞いています。

【会長】
少し議論も必要だと思うんです。若い人方から言わせれば、日曜の何時とかって言われても、子供の部活があるとか買い物があるとかでできない。だったらここだけ自分の分といって好きなようにやらせてくれだとか、いろんな意見有るんです。あとよくあるパターンが、その時間に行ったのに作業が終わっているとか。早いんだ。だからサボった感じがあるから行きたくないっていう。いろんな若い人の言い分もあるんですよね。もう少し町内会は町内会で、やり方なり考えるのも必要かなと思うんですよね。多分一生懸命やっている会長さん方とか年配の人方は自分たちだけでやっているから、やってられないって話になるんですよね。それはやり方の工夫も必要かなっていう、僕自身もそう思います。

【委員】
正式にあがってこれば私は私なりに言うけども、正式にまだきてないから議題に上げられない。本当頭の痛い話なんです、わが町にとって。昭和54~5年から始めたのかな、当初開発から植えないでくれってまで言われて、ここ花植える場所でないと、木を植える場所だから花はだめだって言われても、何言ってんだって植え続けて、後から認知されたスタイルなんだけども、ここまできたらね、もうずっと続けなかったらならないような気はする。

【事務局】
注意して聞いていきたいと思います。

【会長】
それをいいって言ってくれている声をなんとか届けたいですね。そういう声聞く人は、僕も言われるから気が付くけど、一般に一生懸命やってくれている人って多分聞かないですよね。それが広報がいいのか何がいいのかこういった観光客の意見だとかなんか伝えられたらいい。そういう声が入ってこないとただただ一所懸命草取りだけやって、なんで俺ばっかりって思ってしまう。

【事務局】
時間をいただいて考えていきたいと思います。

【委員】
阿寒湖の観光について、家族連れで阿寒湖に遊びに行きたいなっていうような人たちが増えてくれない。阿寒湖に遊びに来るお客さんのこと考えたら、阿寒湖に行ったらこんなことで遊べるとか、阿寒湖に行ったら楽しいよねっていうような、もっと阿寒湖を魅力ある地域になんとかなってもらえないかなっていうのが、いろんな制限があるでしょうけども、もう少しお金かけないででも、来たら阿寒湖でこうやって楽しく遊べたとか、なんとかならないかなって。

【会長】
冬はわかさぎ釣ったりとか、スノーモービルに乗ったりだとかね。

【委員】
手軽な遊びで冬観光客多いんですよね。湖の上で遊んで、その時は家族連れでにぎわっているっていうのは感じます。

【委員】
私元気会とかでサポートやっていますが、来ているお年寄りが、お出かけパスポートのバスで往復200円でご近所さんと阿寒湖に行ってお風呂入ってボッケを散策して帰ってきたと話していました。

【会長】
世界とか日本には情報発信一生懸命やろうとしているけど、身近なところの発信がないと。

【委員】
釧路の方なんかに聞いたら阿寒湖しばらく行ってないわとか、そういうようなこと言われるので。

【事務局】
地元への情報発信考えなきゃならない。

【委員】
子どもさん連れだから、エコミュージアムでも見るだけでなく子どもたちが遊べる施設があるだとか、それが楽しみで行くとか。公共の施設でないとやはり(金銭面で)安心して遊べない。ひとりいくらとかだと家族4人が払う金額っていうのが大きいんですよね。だから公共の施設で楽しめるものがないか、そういうのができればなっていうのが理想です。

【会長】
みんな言うのが中標津にある道立ゆめの森公園とか、ああいうのがあるとね。

【委員】
防災無線について、以前も音量の低さとか話題にしたが、先日の台風19号や、非常災害の状況を見ていて、聞こえなければ問い合わせてくれではもう間に合わない状況に思う。だから、スピーカーの数を増やすとか、何か手立てを講じてもらっていろんな情報がすぐ流れるようにするのが必要ではないかと感じている。

【委員】
現実にはスピーカーを増やすのはおそらく無理だと思う。そうでなくて、町内会等で連絡網だけきちっと作り上げて、何かあった時その連絡網でみんなで連絡し合うとか確認し合うとか、そういう組織づくりが大事じゃないかと思う。

【委員】
例えば火事のサイレンが鳴ったらどこかなとみんなが見るように、緊急時はチャイム音を変えるとか。

【委員】
今回の19号から15号からそのあとの大雨から、あれだけ気象庁で命を守ってくださいとテレビで流していて、被害に遭う人が結構いる。個人の受け止め方だと思う。私は阿寒は恵まれていると思う。今釧路沖の大きな地震起きて津波が来たとしても、ここまで来ない。雌阿寒岳も少々の爆発だったら阿寒湖に影響ない。逆に動いてない雄阿寒岳が動いたら怖い。雄阿寒が動いたらこの町いってしまう。何が緊急で何が緊急でないないかっていうのをどうやって流すのか、流し方は難しい。俺は死んでもいいから動かないという人も多い。

【会長】
いずれにしても、防災に対する意識とか、今全国の自治体やっていることとかそれも含めて、防災の関係の無線とお知らせの無線と、あり方が違うような気もするので。

【事務局】
担当も意識はいろいろと持ってくれています。実は情報発信も相当な数あるんです。どれが本当に優れているのか、そこの見極め自体がもうすでに難しかったり、というようなことでそういったことも調べていますし、釧路市の考え方も整理しています。もう少し時間をいただけたらと思います。

(5)次回の開催時期について(事務局より)

(6)閉会

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