第3回市民ワークショップの開催について

　釧路市では、鉄道高架後の釧路駅周辺の土地利用計画を示す「釧路駅周辺の再整備方針」の検討を進めております。
　この方針は、単に駅周辺の交通結節点機能を向上させることや、民間等が活用する土地を生み出すことだけでなく、それらが連携し、都心部に賑わいを生み出すための、人々の「回遊性」や「滞在性」を高めることも視野に検討を進めております。

　令和4年度には「釧路駅周辺の再整備方針案」を作成したほか、その方針案をベースとして「公共空間の再整備イメージ(鳥瞰図)」を作成し、空間デザインの一例をお示ししました。

• 第2回釧路都心部まちづくりフォーラムで公開した鳥瞰図について

　令和5年度には、釧路駅周辺に関する市民の皆様の考え方やご意見を把握し、その方向性を共有することを目的に「市民ワークショップ」を全3回開催し、議論の内容や方向性について、「釧路駅周辺の再整備方針」の検討や、今後作成するVR映像に反映します。

 

第3回市民ワークショップの開催状況

タイトル　居心地がよく、人々が集う空間デザインを考えるワークショップ

下記の日時に、学生や転勤者など総勢11名の皆さんにお集まりいただき、第3回市民ワークショップを開催いたしました。
本ホームページでは、その様子をご紹介いたします。

開催日時、会場等

開催日時	会場	参加者の属性
令和5年11月15日（水曜日）19時から	釧路市防災庁舎　4階会議室	学生、民間プレイヤー、転勤者、観光業に携わる方
令和5年11月16日（木曜日）10時から	釧路市防災庁舎　5階会議室A	観光業に携わる方

第2回市民ワークショップの振り返り

ここでは、第2回市民ワークショップの振り返りとして、各グループから出されたシーンやエリアごとの過ごし方と、それらを踏まえた「過ごし方プラン」を共有しました。（以下の記載は、過ごし方プランの一例です。）

グループディスカッション1

前回の各グループからのアイディアをもとに作成した「釧路駅周辺の将来のイメージスケッチ」に追加したいアイディアや過ごし方があるかなどを話し合っていただきました。

グループディスカッション2

事務局で未来の釧路駅周辺を訪れる架空の人物を複数人設定し、各グループには、この架空の人物になったつもりで「その人の未来の1日のプラン」を作成していただきました。

グループディスカッション3

グループディスカッション2で考えた「未来の1日のプラン」にある過ごし方のうち、釧路駅周辺が再整備される前でも「パイロットイベント」として実践できるものはないか、各グループに考えていただきました。

全体共有

グループごとに考えた、グループディスカッション2の「未来の1日のプラン」とグループディスカッション3の「パイロットイベント」を発表していただき、参加者全員で共有しました。
ここに記載した写真はその一部です。

なお、全3回の市民ワークショップの成果は、内容を整理して別途ご報告する予定です。