通信指令員からのお願い
119番通報する方のほとんどは1分1秒を争う緊迫したケースです。しかし、相談や問い合わせなど、緊急を要しない通報やいたずら電話があることも事実です。
119番通報にて、実際にあった問い合わせ等の例をご紹介いたします。
少しでも早く現場へ向かうため、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
うそやいたずらでの119番通報は犯罪です!
うそやいたずらで119番通報し消防車・救急車が出動すると他の出動に影響があり、消防車・救急車が必要な方への対応が遅れます。
不必要な119番通報を繰り返すことも他の119番通報受付の妨げとなります。
これらの行為は消防法違反や偽計業務妨害罪、威力業務妨害罪などの犯罪となる可能性がありますので絶対にやめましょう!!
虚偽の通報(消防法第44条) ・・・三十万円以下の罰金又は拘留
偽計業務妨害罪(刑法第233条)・・・三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金
威力業務妨害罪(刑法第234条)・・・三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金
どこで火事があったのか知りたいのですが?
119番は緊急回線ですので、緊急通報以外の119番の利用はおやめください。
火事等のお問い合わせについては、次のページをご覧ください。
今日の休日・夜間救急病院はどこですか?
119番を利用した休日・夜間救急病院(当番病院)についての問い合わせが頻繁にありますが、119番は緊急回線ですので、緊急通報以外の119番の利用はおやめください。
休日・夜間救急病院については、次のページをご覧ください。
近くまで来たら救急車のサイレンを消してください。
救急車の要請が多発する中、「サイレンを鳴らさないで来てください、赤色灯を付けないで静かに来てください。」と119番通報時に多く耳にしますが、消防車や救急車は緊急車両であり、市民の方々のSOSを受け人命や財産を守るために急いで向かいます。
緊急車両は、道路交通法等に定められているため、サイレンを鳴らし、赤色の警光灯を灯さなければなりません。
救急車を利用する際は、上記をご理解の上で要請して下さい。
いいから早く来て!
場所を特定するため、通信指令員が質問を続けると「いいから早く来て!」と焦り興奮してしまう方がいます。
一刻も早く来てほしいという気持ちはわかりますが、場所を特定できないと消防車・救急車を向かわせることができません。
消防車・救急車を向かわせる場所の特定ができれば、通信指令員は予告指令を出し、隊員はすぐに出動できる準備をします。
必要最低限の情報を聞き取った時点で出動指令をかけますので、電話を切る前に隊員は現場へ向かっていることがほとんどです。
より早く現場へ向かうため、通信指令員の質問には落ち着いて答えてください。
救急車の予約をしたいのですが。
「病院に行きたいから○○時に来てほしい」、「介護タクシーが来ないから○○時に来てください」などの通報がありますが、救急車の予約はできません!
もしあなたが急病で苦しくて助けてほしい時に、近くの救急車が予約している人の所に行き、遠い所から救急車が来たら困りませんか?
救急車は、急病人や怪我、事故等に備えて待機しています。
モラルのある救急車の要請をお願いたします。
関連情報
このページに関するお問い合わせ
消防本部 通信指令課 第1・2・3通信担当
〒085-0022 北海道釧路市南浜町4番8号 消防本部庁舎4階
電話:0154-22-2150 ファクス:0154-23-0429
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。